IT業界についてパソナキャリアの転職エージェントに取材!年収が上がりやすく、1000万円を超えるケースも
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2019年09月06日
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2019年09月06日
パソナキャリアが注力しているIT系企業の転職サポートをリサーチしてきました!他社との差別化を打ち出した採用企業とのパイプを深める戦略は興味深かったです。
IT業界の最近の動向や人手不足で年収も高額になっている転職現場の様子、企業が必要としている人材について詳しく聞いてみました。
この記事の目次
パソナキャリアでIT業界を担当する転職エージェント、山本さんにお話をうかがいました。
山本 phpが書ける方は歓迎されています。
趣味でもいいので、iphoneアプリを作っている方、ソーシャルアプリ、iphoneアプリ、androidアプリの実務経験が半年、もしくは趣味でアプリをリリースしているといいですね。
実際に転職が成功した事例で、普段は違う仕事をしている方が趣味でandroidアプリを作ってリリースした経験がありました。アプリはほとんど売れていませんでしたが評価されて内定がでた方がいます。
普段は経理のシステムを作っていて、週末だけ趣味でiphoneアプリ作っている方で転職が決まった事例もあります。
phpを勉強されると武器になると思います。
ただ、その分競争率が高くなっていて、ハローワークの職業訓練校でphpの講座を受けようと思ったら20倍だったという話も聞きますね。
岐阜県はネット系に強い県を目指していて、未就業の人にphpを教えてエンジニアを育てる事業を企画しましたが、応募が殺到でした。
php以外で企業が求めるスキルとしては、Perl、Ruby、Pythonなどがあります。
山本 IT業界はピラミッド社会になっていて、今は6段階位の構造になっています。会社の段階によって求められるスキルが変わってきます。
4段目から6段目の会社に勤める場合は、スキルが必須です。
1段目と2段目の会社は、お客様から要望を受けたプロジェクトをドキュメントとしておこすことが仕事で、実際に作る事はないので話すことができれば問題ありません。マネージメントのお仕事になります。
3段階目が過渡期で、話せる事も必要だし技術も必要になります。
求められるスキルが変わってくるので、技術面の高さをスキルとしてアピールをしても、2段階より上の会社には、なかなか入れません。
ピラミッド構造は飛び級がきかないので、新卒の時にどの位置の会社に入ったかによって上がる限界が決まっています。
山本 1段目で設計をする会社は、野村証券、NTTデータ、電通国際情報サービスなどですね。2段階目が大手メーカー系、商社系、3段階目が中堅と言われる会社ですね。ここは、1部上場企業がほとんどです。
1段階目、2段階目の企業の方が、事業者側の社内SEよりも高額です。
ただ、1段階目・2段階目の企業は、その分仕事内容が激務なので、年収下がってでも事業会社を希望する方もいますね。
山本 他の職種や業界のニーズが1とすると、IT業界は1000や10000に近いくらい劇的な差があります。
猫の手もかりたいくらいです(笑)
実際にソーシャルアプリの会社に採用が決まった方の転職成功事例があります。ソーシャルゲームが趣味の方で、職業訓練校でWEBシステムを作る勉強をしていたのですが、実務経験がないにもかかわらず見習い採用となりました。
採用した企業は、ソーシャルアプリの中ではメジャーなタイトルを持っている会社です。
山本 パソナキャリアは、会社規模でいうと中堅クラスの企業に強いです。大手企業より中規模の企業・子会社のいいところをアピールしています。また、採用する企業の役員に直接伺っているので情報収集力が強いです。
これが大手企業だと役員などの経営陣に合う機会はなかなかもてません。例えば、サイバーエージェントのCTOは、普段はサイバーエージェントアメリカにもいる方なので簡単には会えません。ソニーやヤフーのような大手企業も日程調整が難しいです。
ただ、中堅規模の企業は役員とお会いする事ができます。そのため、大手企業に比べて情報の量・質ともに十分備わっています。
お付き合いの長い企業だと、最終面接の面接官をされるような方にも会えます。転職サポートをしたときの転職成功率も大きく変わってきますね。
パソナキャリアからの紹介者が全員内定という事例もあります。
山本 大手企業の子会社でソーシャルアプリをつくるところでは、サイバーエージェントの子会社のサイバーX(※2014年に事業譲渡されました)などです。
山本 ネット系は特殊で、親会社と子会社で仕事内容がバッティングしてるんです。
普通の大手のメーカーの会社ですと、子会社は親会社のために何かをしているところがほとんどですが、ネット系の会社は親会社・子会社の関係がバラバラです。親と子というより提携して一緒にやっている感じですね。
例えば、ソーシャルアプリの会社で、アプリを制作するエンジニアは、アプリを企画したいわけではなく、制作がしたいんです。販売も別会社ですね。
子会社の方が仕事の自由度は高く色んな経歴の方がいますね。ある企業は日本でトップ5に入るマイクロソフトのエンジニアを抱えていました。そういう方がソーシャル企業で働いているのは驚きました。
マイクロソフトが認定している技術者と一緒に働いて技術を学べるのは、勉強になりますし、メリットが大きいと思います。
一方、親会社(大手)は制度面がしっかりとしていますが、遊びはないですね。
山本 ネット系の企業は、大手と中小で年収はあまり変わらないですね。
大手を比較すると、年収はDeNAよりGREEの方が高い傾向にあります。サイバーエージェントはDeNAやGREEより低いですね。
ただ、エンジニアの働きやすさではサイバーエージェントの方に軍配が上がります。自分で何かを作りたい時にテストする環境を会社が用意してくれたり、学ぶ機会あったりします。
また、半年に1回技術のコンテストがあるので、そこで発表して賞を取れば、アメリカ留学に行けたりします。
グーグルのようにエンジニアが働きやすい環境を作っています。
GREEは、職場環境より年収に重きを置いているようです。
山本 IT業界の営業の方なのですが、40代で大手のメーカーを20年務めて辞める方がいました。
パソナキャリアの転職サポートで紹介させていただいたのが1社、ご自身で自己応募されたのが1社で、弊社ご紹介企業様からは年収850万のオファーが出て、他社様からは1400万でした。
ただ、自己応募された会社は外資系で激務な内容で、もし半年の間に成果がでなかったら700万になってしまいます。
一方、弊社の紹介した会社様は年収850万が翌年1000万になる可能性がある事を伝えました。いろいろ話し合って、その方は弊社がご紹介した企業へ入社しました。
その後は、入社2年で役員に昇格し年収は1500〜2000万くらいになりました。紹介した人が勤務先で昇格しているのをみるのは嬉しいですね。紹介した企業様からも『いい人を紹介してくれた!』と言われます。
山本 IT業界全体で大きく分けると、3通りのタイプの方がいらっしゃいます。
1つ目は、自分でサービスを作り出したい方ですね。達成感が得られるのが、醍醐味です。
2つ目は、IT業界はピラミッド構造なので、転職をしてより上に上がりたい方です。年収を上げたい方、役職を上げたい方ですね。
3つ目は、業務環境を改善したい方です。事業者側で社内SEをやりたいという希望をだされます。開発会社で働かれていた方に多いです。
山本 30代前半までの方が多いですね。30代後半以降の方は業界に合わないようです。業界のスピードが速すぎたりですとか、上を上と思わない社風(雰囲気)とかですね。
エンジニアの第一線の方が20代という業界ですので35歳オーバーだと価値観が違うみたいですね。
山本 現職の割合が高いですね。
山本 IT関連は応募数が少ないですね。内定が割と早くにでて決まるケースが多いです。
例えば、1人が20社に応募すると、18社くらいに書類選考を通過 します。
でも、1ヶ月で18社面接に行く事は不可能なので、希望条件とスキルをみながら絞ってやっていきますね。
山本 IT業界を担当して3年目になります。前職では流通業界を担当していました。
山本 月にだいたい30名の方にお会いしています。
その中で転職活動をされる方、されない方がおりますが、内定がでる方は4,5名くらいです。他業界に比べると内定率は高く、平均すると15%位の方が内定まで進んでいます。内定が出たら転職される方が多いですね
山本 気を付けてるのは、本人の希望と求められるスキルの調整です。IT業界のピラミッド構造は飛び級が難しく、上と下で求められるスキルが違います。
4段目や5段目の会社に勤められている方で、3段目に上がれるスキルをもっている場合、転職するだけで年収が上がるケースがあります。
ただ、自分が3段階目くらいにいると思って、2段階目、1段階目の企業を目指してしまう方がいます。転職はなかなか難しいので、3段階目まで上がって技術を伸ばしましょうと伝えています。
山本 一番印象に残っているのは、高校を中退して実家の牧場運営されていた方の転職サポートです。
その方は、牧場運営後に地方のコールセンターでオペレーターとして勤務し、それからオペレーションのシステムに興味を持って、1年間システムの勉強をされました。
perlに強くなり、26歳で製作会社に転職して年収が800万になりました。さらに、趣味でperlを書いていたのが出版社の目にとまり、技術系の書籍を出版され、現在は、ある会社の技術部長をやられています。
日本でトップ20に入るくらいperlに強い人です。3年のキャリアでトップ20ですからね。夢がある業界ですね。
IT業界は、他の業界に比べてかなり企業の動きが活発で人材不足が続いていました。PHPなど言語の習得や、アプリ開発経験は転職活動時の大きなアピールになりますね。
パソナキャリアでは、大手企業よりも中堅クラスの企業、子会社の企業の求人開拓に力をいれ最終面接の審査をするような採用の核となる人とのパイプを作ることで、企業の詳細な情報を集めて転職サポートの質を高めていました。
スキルアップを目指していきたい方や、裁量のある仕事をしてみたい方は、パソナキャリアの転職サポートは価値があると思います。
採用企業の情報力が高いので、転職前に企業情報をしっかり把握したい方にもおすすめです。
IT業界に関しては、最低でも5年後のことを考えてほしいです。
例えば、ソーシャルアプリの仕事だと24歳、25歳で転職をした場合に、5年後に30歳になってもソーシャルアプリを作っているのか? 5年後のソーシャルアプリはどうなっているのか?というところを考えてみることは必要だと思います。
ソーシャルアプリは一度作れば、それを運用していくだけなので、技術的なスキルアップが起きにくくなります。5年間ソーシャルアプリしか作っていないとソーシャルしかできなくなってしまいます。
逆に、受託開発の様な形で5年間お客様のシステムを作っていくと、5年で10サイトくらい作る事になります。10社分を新規で作ると経験値が全然違ってきます。
選択肢を長くもってキープできる形がいいと思います。phpをやりながら、裏でJAVAを独学するような心構えが必要です。
住所:パソナグループ本部ビル7階 ※2017年5月8日に人材紹介事業部は移転しました。建物名称は「日本ビルヂング」
〒100-8228 東京都千代田区大手町2-6-2
※投稿日:2013年3月26日 更新日:2017年5月9日
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