ナースではたらこの山田さんに質問!看護師の転職理由の本音は?
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2016年10月13日
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2016年10月13日
「ナースではたらこ」転職エージェントの山田さんに、看護師さんが転職するホントのところを聞いてみました。看護士さんの転職サポートは一般職とは異なるようで、普段どんなところに気を付けているのか、ポイントを聞いてみました!
ナースではたらこの登録の流れについては、こちらでまとめています。
→ 転職エージェントの山田さんに「ナースではたらこ」登録後の流れを聞いてみた
ナースではたらこ・山田さん
一般職の転職の場合は「この会社で働きたい」とか「もっと大きな会社で働きたい」といった要望が多いんですね。
ところが看護師さんの場合はそういった要望は少ないんです。
中には「心臓の事を勉強したい」「忙しい急性期の現場で活躍したい」
という考えが決まっている方もいらっしゃるんですけど、どちらかと言うと少数ですね。
一般職の方に比べて、看護師さんは転職のイメージが湧きにくいのかもしれませんね。
専門業種でなかなか他の職場の事は見えてこないですし、
夜勤もあって他の業種の友達と相談をされる機会も少ないのかもしれません。
「どうやったら転職できるのか」といった事情に明るくない方が、他の職業に比べて多いような気がします。
そういった看護師さんの一面をサポートするために、
転職エージェント(キャリアアドバイザー)が「面接の仕方」や「履歴書・職務経歴書の書き方」などの基本的な所からお話させて頂いてます。
ナースではたらこ・山田さん
やりたい事が決まっていて転職を希望される方は3割、
ライフスタイルを変えたいという理由の方が7割くらいです。
特に若い看護師さんは3年くらいで辞められる方が多いんですが、
辞める時に理由を考えている方はあまりいらっしゃらないんですよ。
『今の病院で3年頑張って奨学金も返し終わったので、新しい病院でやりたいんですけど。』といった風に漠然と考えている方が多いんですね。
3年の勤務経験しかないので、「特に何をやりたいのか」といった事は決められないのだと思います。
例えば、普通の大学病院さんであれば、最初の半年間は研修だけです。
それから半年間夜勤をやって、ようやくその病棟の一通りのことが自分でできるかな、といった流れなんですね。
二年目はプリセプター(先輩看護職員)になって後輩がついて、
三年目でようやく病棟のリーダーになっていくんです。
専門色の強い業種なのでなかなか他の職場が見えて来ないんでしょうね。
ナースではたらこ・山田さん
書類を出す前段階で、登録者さんの持っている不安と希望をじっくり聞いておくようにしています。
例えば、すごく忙しい病院に勤務されている方が疲れ切ってしまって、ゆっくりとした病院に転職したいというケースがあります。
この場合、単純にゆっくりしたペースの病院を紹介すればいいだけではないんです。
今まで忙しいリズムで仕事をされていた方が、30分を2時間に感じるようなゆっくりしたペースの職場に行ってしまうと物凄くギャップがあるんですね。
そういうギャップで辞めてしまう方もいるので、その人が本当に求めているペースの病院を見つけられるように気をつけています。
もちろん応募者の方が面接をされる時や病院を見学される時には、
『仕事のペースをよく見るようにしてくださいね。』とアドバイスするようにしていますね。
あとは電話でお話させて頂く時に、その人の考え方や人柄を理解して、合う求人を紹介できるようにしています。
これは、今までの実績を参考にしながら
「こういう人柄ならこの病院で長く続けられる」というのを判断していきます。
看護師の転職は売り手市場になっていますので、逆に安易に転職をされる方がいらっしゃるのも事実です。
ただ、転職エージェントとしては、できれば長く働いて頂ける「その人に合った病院」を紹介したいので、
看護師さんの気持ちになって転職先を紹介するように心がけています。
転職エージェント・山田さん
「ナースではたらこ」では、看護師さんとお話をさせて頂く転職エージェント(キャリアアドバイザー)と、
病院担当をしているリクルートアドバイザー(RA)に分かれ転職エージェントとRAとの間で担当している病院の情報共有をしています。
看護師さんの要望に応えられるように、各病院内の情報充実には特に力をいれています。リクルートアドバイザーが全国を飛び回ってやっている次第です。
とは言え、全国に何百何千と病院さんがありますので、RAが抱えきれる情報の限界ももちろんあります。
RAが担当している病院さん以外の部分については、転職エージェントが直接病院へお問い合わせをして、
病院内の環境をお聞きして共有していく形を取っています。
病院への問い合わせの仕方は、新規の病院さんと既存の病院さんによってやり方が分かれます。
既存の病院さんの場合では、日ごろから連携が取れているので、「今の求人の状況はどうですか?」と募集内容の詳細をお聞きすることになります。
また、すごくいいキャリアを持った看護師さんがいらっしゃった場合には、病院さんに直接その方のプロフィールをご紹介して、
看護師さんの希望に合った条件で採用して頂けるように交渉する場合もあります。
転職エージェント・山田さん
「ナースではたらこ」には逆指名制度というのがありまして、
例えば「あそこの病院に興味がある」といった形でご要望を頂いたら、電話をかけて情報を聞いたりすることもやっています。
弊社のサイト上で、既存で取引している病院以外の情報も載っていますので、
そこのボタンをクリックして頂ければ弊社の担当の者が病院さんにご連絡をして交渉をしていきます。
登録者さんが直接病院さんに問い合わせるよりも、色々と詳細な情報もお調べすることができます。
転職エージェント・山田さん
何度も病院さんを訪問させて頂いているので、だいたいの雰囲気は理解していますし、社内でも共有をしています。
病院さんにお伺いする時に見ているのは、「看護師さんが挨拶をしてくれるかどうか」という点ですね。
病院に入ったときに忙しそうにしている看護師さんは、素通りして行ってしまうことがあります。
そこで職場に余裕があるかというのが見えてきます。
挨拶をされないのが一人だけなら看護師さん個人の性格があるのかもしれないですけど、それが何人もだとやっぱり病院の雰囲気だと思います。
でも、忙しい病院さんでもちゃんと挨拶をしてくれる所もあるんですね。そういう点から病院の教育体制や接客ができているかどうかが見えてきます。
あとは看護師長さんの接し方も非常に大事です。
看護師さんが選ぶ一つの基準にもなったりしますね。
看護師長さんはその病院の看護師さんの顔なので、さっぱりしている人なのか、優しい人なのか、気分屋の人なのか、
看護師長さんがどういう性格なのかによって病院の雰囲気が変わってきますね。
やっぱり看護師さんの働く現場を知っておられるのは看護師長さんなので、病院で働く人を選ぶ時には看護師長さんのご判断が大事になってきます。
看護師長さんと接する機会は、結構多いですね。
転職エージェント・山田さん
はい。病院に連絡をして、応募の前に見学させて頂くこともあります。
病院の雰囲気を見て、それから受けるか受けないかを判断して頂く場合です。
ほとんどは面接の時に一緒に見学もさせてもらうことが多いですが、
清潔さとか、病院の雰囲気などを実際に感じることは大事だと思います。
看護師さんは転職活動に慣れていない方が多いですが、意図が伝わるまでしっかりと話を聞いたり、求職者の希望する病院を調べてくれる逆指名制度があったりと求職者目線のサポートだなと感じました。
最後に転職エージェントの山田さんに、今まで転職サポートをしてきた看護師の人数や、内定通過率など、転職サポートの気になるところを聞いてみました。
→ ナースではたらこの山田さんのサポート力は?担当人数や内定率を聞いてみた
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