Spring転職エージェントの現役転職エージェント(管理職・IT関連部門担当)に質問!
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2021年08月25日
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※本記事の情報は2012年2月に取材を実施した当時の内容になっています。求人数や拠点住所などは公式サイトより最新の情報をご確認ください。
転職エージェントで管理部門担当をしている福田さんとIT・インターネット部門担当の山口さんに、登録してからのサポートの流れと面談で重視して聞いていること、現在の求職者の転職理由を聞いてみました。
部署により年齢層から転職理由、面談も違っているようです。
spring転職エージェント・福田さん
「私が所属する主に管理部門系や営業職を担当するチームでは、
求職者に専任の担当者を設けておりません。(現在は専任のコンサルタントが付くようになっています)
条件にピッタリと思える候補者には、複数の転職エージェントが
個々の視点から求人をご紹介することで、転職成功に至る可能性を
広げるためです。
面談そのものは、個々のキャリアアドバイザー(転職エージェント)の判断に
まかされており、ご紹介したい求人の具体的な情報を提示しながら
進めていきます。
ただ、まったく専任担当者を設けないわけではありません。
ご紹介した求人企業への書類推薦を進めるうえで、
求職者から希望があった際は、専任のキャリアアドバイザーがついて、
レジュメ作成のアドバイスや面接対策、入社時の条件交渉など
様々な転職サポートを行います。」
spring転職エージェント・山口さん
「私が所属するIT・インターネット業界を担当する部署では、
キャリアアドバイザーがほぼ専任担当制(現在は専任のコンサルタントが付くようになっています)です。
スカウトした方だけでなく、Webサイトからエントリーいただいた方にも
基本的には専任担当者がつきます。」
spring転職エージェント・福田さん
「方法は個々のキャリアアドバイザーで違います。
電話でアプローチをするケースもありますし、
まずはメールでというケースもありますね。
私はまず電話で求人をご案内して、
そこから面談になるケースもあります。」
spring転職エージェント・山口さん
「個々のキャリアアドバイザーは自分のルールを持っていますので
それぞれアプローチの方法は異なります。
私の場合、ファーストコンタクトは、現職の方にはメールが中心ですが
離職中の方にはすぐに電話をします。
コンタクトする際の内容としては
『●●様のご経験から、この求人が合うと思いますが、
ご興味はございますか?』
『まずはお会いして打ち合わせをしませんか?』
の2つのケースがあります。
基本的にまずは面談をするケースが多いですね。
ただし、中にはお会いできない距離にいる方もいらっしゃいますし、
お会いできる日程が、かなり先になってしまう方もいらっしゃいます。
その場合は、電話やメールでコンタクトをとりながら、
サポートを開始させていただく場合もあります。」
spring転職エージェント・山口さん
「転職相談では、これまでのキャリア、転職理由、転職先への希望...
と細かく伺いますので時間がかかります。
相談をされる方の中には、他社のサービスを利用した経験があり
相談自体に飽きている方もいらっしゃいますので、
面談に来られた方には、まず『求人のお話を先にしましょうか?
それとも転職相談を先にしましょうか?』と希望を伺っています。
全体的には『求人の話をしてほしい』と言う方が多いですね。」
spring転職エージェント・福田さん
「管理部門系の場合、マネジメント経験や
実務経験レベルの高い求人が中心で、
面談でお会いする方の年代も、
自然と30代半ばから40代前半の方が
多くなります。
求人数自体が営業職と比べると限られますので、
少ないチャンスを無駄にしないために
『自分の魅力を求人先にうまく伝えてほしい』という
ご要望をいただく事があります。
その場合は、聞き役に徹して、
面談に来た方の経験や人格的な魅力を整理して
企業側に伝えられるよう心がけています。
一通りお話を伺ったうえで、求人企業からも評価が高いと思われる
ご経験・実績については、より深く掘り下げてお話を伺って、
『ここを書類推薦や面接時のアピールポイントにしましょう』
と双方で話し合いながら決めていきます。
私から企業に推薦した内容とご本人が面接の際に
アピールしたポイントがずれていると
事前に得ていた情報と異なることから誤解が生じ、
結果『残念ながら...』といったことになりかねませんので、
ここは重要なポイントです。」
spring転職エージェント・山口さん
「私の場合、面談が終了するまでに転職の「テーマ決め」を
必ずしてもらっています。
これは、フワッとしたイメージで転職を考えている方は、
受け応えが右に寄ったり左に寄ったりしますので、
最初に「この転職で何を実現したいのか?」というテーマを決めないと、
結果的に転職がうまくいかないことが多いためです。
ただ、
『企業との面接ではネガティブなことを言わない』
といった鉄則があるためか、面談に来られた方は、
最初は転職の理由としてネガティブなことは、なかなか語りたがりません。
『これはあなたと私との間だけでの話なので、
企業への推薦文には書きません』
とあらかじめお断りして、初めて本当の転職理由を語ってくれる
場合が多いですね。
ここで出てきた本当の転職理由をもとに、
ご本人が実現したい事にしっかりと優先順位を付けてもらって、
面接に望んでいただきます。」
spring転職エージェント・福田さん
「管理部門は、ここ数年は業績悪化から会社都合などで、
すでに離職されている方が多かったですね。
最近はより高いステージに行きたい、
より良いところがあれば転職したい
という現職者の方が増えている傾向があります。
活動された方は、内定もらえる方は複数もらい、
逆に1年以上のお付き合いでなかなか決まらない方もいます。
私の場合お会いするのは30代半ばから40代前半の方が多いので、
自ら辞める方は少なく、会社都合で転職活動をされている方が
多いですね。2011年は震災の影響でオフィスが移転になって、
勤務できないからと退職を考えている方もいました。
経営的な業務をされている方ですと
社の業績に一番近いポジションにいるので、
危機感を持たれて早期退職を希望する方もいますね。」
spring転職エージェント・山口さん
「2011年は登録された方は現職の方が多くなり
離職中の方が少なくなりました。8割以上が現職ですね。
リーマン・ショック後は離職されている方がほとんどだったので、
転職のテーマ決めといってもまずは就職が最優先でしたが、
今は現職中の方が中心なので、転職のテーマ決めに
時間をかける面談が多くなりました。
転職理由としては、『客先ではなく自社で働きたい』という方が多い
ですね。昔は、情報技術(IT)産業の場合、コンピューターを売って
運用するために客先にシステムエンジニアが常駐するケースが
多かったのですが、世の中は変わってきて、
クラウドコンピューティングの普及などで、
昔よりはシステムエンジニアも自社で働く機会が増えてきています。」
→ 最後に福田さん・山口さんの勤務年数やサポートの実績、
転職が決まっている年齢層や転職に成功した事例について聞いてみました
転職のリアコミでは、人材紹介会社を利用した方からいただいた口コミの一部を掲載しています。