【Spring転職エージェント/教室長/男性の口コミ】教育業界以外も見たいと言っているのに、紹介は教育業界のみと決めてかかっているエージェントに対し先行きが不安になった
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2019年09月06日
投稿者情報
- 転職回数:1回
- 2014年3月~2014年4月
- 総合平均
-
5点
/
- 求人満足
-
3
- 書類添削
-
5
- サポート
-
3
書類に空欄があると、「それだけでマイナス評価する企業もある」と指導してもらいました。教育業界経験ですが、他の職種を希望したので「転職理由をいかに深く答えなくてはいけないか」「ネガティブな理由では不利になる」等をアドバイスしていただけで役に立ちました。
この口コミを読んだ管理人の総評
評価の合計が15点中11点と、満足度が高めの口コミです。転職活動中のことを詳細に書いています。
求人は質の悪い案件が含まれていたり、利用者の希望に応えてくれなかったりと、あまりよくありませんでした。転職しやすいものを紹介する傾向があったとのことで、その場合は自分の意志を強く主張しなければいけませんね。
書類添削では、理由付きで不備を指摘してくれています。評価は満点で、その後の転職活動にも役立っています。面接対策でも「面接担当者の名前や役職、雰囲気、訊かれる内容など、可能な限りの情報をメールで伝えてくれていました」とあります。
サポート面では、かなり迅速な対応を取ってもらいました。その他にも、転職活動のコツや、その後も役立ちそうな知識を教えています。このようなことがあり利用者は、初めての転職活動で不安でしたが、面接を楽しみにできるほど前向きな気持ちになれました。
利用者の希望を尊重しない転職エージェントでしたが、知識や経験が豊富なようでした。エージェントに対して不安な気持ちを抱く瞬間があっても、利用できる部分を利用するように心がけましょう。
前職の仕事内容・転職理由・選んだ決め手
前職と勤務歴 | 教育業界に1年 |
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転職回数 | 1回目 |
<仕事内容>:学習塾及び予備校を展開する会社で教室長業務
<転職理由>:新進企業ゆえの社内制度の未熟さを不満に感じていました。残業代や有給休暇といった制度がない、完全週休二日制と謳っていながら実際には土曜日の出社が頻繁に求められたりなどです。自分の自由な時間も保証されずあんまりだと思い、転職を決意しました。
<叶えたかった事>:私は教育業の経験が長かったのですが、次は教育業以外の仕事に携わりたいと思っていました。アデコのスタッフの方にも、できれば教育関係以外の会社を紹介してほしいとお願いしました。
<アデコを選んだ決め手>- WEB上に広告が頻繁に出ていたこと。
- 転職支援が無料で受けられたこと。
- 申し込んだ際の転職エージェントからの折り返しの早さや、対応の良さ。
面談した感想とアドバイス
担当者名・年代 | 神田千秋さん・40代の男性 |
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印象 | 私の職務経歴書の不備を理由付きではっきりと指摘してくれたので、その点も信頼が置けました。 しかし、紹介会社の選択においては、私の希望よりも転職エージェント自身の考えを強く押し付けてくる印象であり、利用者に寄り添う姿勢に欠ける方なのかなと思いました。 |
<面談の流れ>:電話で日程を打ち合わせて、スムーズに面談まで繋がりました。
面談ではまず、転職エージェントから「自分は教育業界を主に担当しているので、お力になれると思う」といった自己紹介がありました。私の履歴書や職務経歴書などは事前にメールでやりとりし、修正も済んでいたので、そのまま教育業界における転職市場の説明や実際の求人案件の紹介に進みました。
案件の紹介は6~8件ほどありましたが、一見して条件が悪いもの(週休が一日しかない、東京への転勤が必要、給与が極端に低いなど)はその場で応募を見送りました。
その後の紹介で、書類審査に応募するのは4~5件ほどになりました。また、私は教育業界以外の会社も見てみたいと思っていたので、それについても追加で紹介案件を探してくれるようお願いしましたが、おそらく転職エージェントのほうは紹介する気はなかったと思います。
面談の中で、私の知らなかったこと(年俸を12分割して支給する会社では「ボーナス」はないが、その分税金を引かれる回数が少ないから却って得をするのだ、という話など)を色々と教えてくれたので、その点は大変ためになりました。
<面談前後の気持ち>:転職サービスの利用が初めてだったので、緊張というより、これから何が始まるのか分からないという感じでした。しかし、転職エージェントが求人市場の動向や、転職活動のコツなどを教えてくれたので、面談が終わる頃には前向きな気持ちで各企業との面接を楽しみに待てるようになりました。 とはいえ、私は教育業界以外も見てみたいと言っているのに、最初から紹介は教育業界のみと決めてかかっている転職エージェントの姿勢には、やや先行き不安なものも覚えました。
<アドバイス>:転職エージェントとの面談は、何かを審査される場ではないので、緊張せずお客様気分で臨めばいいと思います。 しかし、希望があるなら強めに伝えておかないと、転職エージェントによっては利用者の希望を無視する形で紹介を進めてしまうこともあるのだというのが私の教訓です。
紹介求人数と応募状況
紹介求人数 | 8社 | 応募数 | 5社 |
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教育業界全体がブラック体質なので仕方ありませんが、待遇は低い企業が多かったです。基本給は高く見えても、ボーナスが無いとか。休みが週休一日しかないとか。そういった企業は私の中では応募対象にならないので、応募企業を絞り込むのにはそれだけ難航しました。ブラック企業の案件が多かったと言って差し支えないかもしれません。
また、紹介されたのは、関西では誰もが知るような有名企業ばかりで、中堅どころの企業はありませんでした。曲がりなりにも求人ビジネスに詳しくなった今では、転職エージェントを利用できる予算のある所となればそれなりの大企業に限られることはわかりますが、当時はそうしたことも分からず、ただ漠然と「大企業ばかりでバランスが悪いなあ」と思っていました。
履歴書・面接対策
書類通過数 | 4社 | 企業面接数 | 3社 |
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<履歴書・職務経歴書添削>私は当初、履歴書・職務経歴書の資格欄(英検など)の取得年月を空欄にしていたのですが、転職エージェントから「欄は全て埋めた方がよい」とのアドバイスをもらいました。「本来埋まっているべき欄を空白にしていると、それだけでマイナスの評価をする企業もある」との理由でした。
これには一理あると思い、各資格の取得年月を頑張って調べて空欄を埋めました。このアドバイスはその後の転職活動でも踏襲しており、アデコの転職エージェントに感謝している部分です。
<面接対策>面接担当者の名前や役職、雰囲気、訊かれる内容など、可能な限りの情報をメールで伝えてくれていました。「教育業界内での転職理由をかなり深い部分まで聞かれる」、「ネガティブな転職理由だと選考を通過しない」など、具体的な内容のアドバイスが多かったので、面接にあたり大変役に立ちました。
転職エージェントの対応
サポートの速さ | 凄く速かった |
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転職を無理にすすめられたかどうか | No |
<サポートの速さ>電話・メールの対応はいずれも素早く、この点についてだけなら間違いなく5点満点をつけられます。
<知識とキャリア相談>転職エージェントは教育業界を専門に担当しているとのことで、業界知識は豊富なようでした。しかし、業界専門の担当だからこそなのか、「教育業界でずっとやってきた人なので、次の転職も教育業界なら決まりやすい」「他の業界への転職は正直難しいだろうから紹介しない」など、私自身の希望に反した紹介の仕方を終始ゴリ押しされることには、正直辟易しました。
教育業界から抜け出したいからこそ転職活動をしているのに、勧められる先がまた教育業界では意味がありません。転職エージェント自身の専門性や、クライアントである企業がどういう応募者を求めているかという点にばかり目が行って、肝心の利用者の希望を汲み取ることができないのでは、良いキャリア相談とは言えないと思います。
利用した人材紹介会社の評判
登録した数 | 転職紹介会社3社/求人サイト2社 |
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良かった会社 | リクナビ |
悪かった会社 | ランスタッド |
また利用したい? | No |
当時は初めての転職だったので、何より転職市場の趨勢を教えてもらえたことは大きかったと思います。
<良かった会社>
リクナビ・・・掲載社数が豊富であり、この時の転職も結局リクナビで決まったためです。
<良くなかった会社>
ランスタッド・・・当初の担当についた転職エージェントの態度が本当に最悪でした......。
転職活動を振り返る
求人チェック | 暇な時間に |
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経歴書作成 | 私の場合、フリーランスで仕事をしていた頃から使っている履歴書と職務経歴書があったので、転職エージェントのアドバイスを受けながらそれに手直しするだけでした。 |
面接対策 | 面接も元々得意なので、時間をかけて対策する必要は感じませんでした。 |
<苦労した点>面接へのモチベーションを維持すること。せっかく一次選考が通った会社でも、待遇・条件などを見ている内に「やっぱりあまり条件がよくないなあ......」と思って面接をサボりたくなることは多々ありました。ナビを利用して自力で応募した会社の場合、実際に面接をドタキャンすることもありました。
<解決方法>転職エージェントを利用した応募の場合、そうそうキャンセルするわけにもいきませんし、条件が良くないのではないかと転職エージェントに問い合わせれば「そうですね、でもこの点は良いですよ」などと後押しをしてくれるので、再びモチベーションを上げて面接に向かうことができました。
<求人チェックのアドバイス>暇な時間にリクナビやマイナビで検索・応募を繰り返しつつ、アデコなどの転職エージェントからの連絡も随時受けていました。
<経歴書・面接対策のアドバイス>あまり参考にならないかもしれませんが、書類にせよ面接にせよ、自分の中でしっかりパターン化されたものを持っておくことが大事かと思います。別の会社を受けるたびに一から用意していたのでは、効率も悪くなりますので、ある程度の部分は共通にしておいて、志望動機など僅かな部分を会社によって変更するという方針がよいかと思います。
転職満足度
転職有無 | 他社のサービスを利用して転職に成功 |
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<転職活動前後の気持ち>自分にとって本当に良い会社に巡り合うことは、きわめて難しいということ。だからこそ、満足できる会社に一度入れたなら、なんとしてもその環境にかじりつかねばならないと思いました。
<現在の仕事の満足度>一度目の転職(アデコを利用していた時の)は結局失敗し、入社した会社は早々に辞めてしまいました。しかし、その後、一度目の転職活動の教訓を生かして二度目の転職に臨んだところ、今度こそ自分に合った良い会社に巡り合うことができ、現在もそこで働き続けています。私の得意分野を活かして仕事に取り組めており、大変満足しています。
私は若くして教育業界では卓越した実績を誇っており、もし今後も教育業界に転職するのであれば、私の経験と能力に相応しいポジションや待遇を保証してくれるところでなければ働く価値がないと考えていました。
ところが、一度目の転職で入った会社は、給与などの待遇はそこそこだったものの、結局は未経験の新人と同じような業務をさせられ、私にとって得るものは何もありませんでした。
結局、会社を選ぶ上で何より大事なのは、待遇や条件よりも、自分の能力を高く買ってくれるかどうか、自分を一人前のプロフェッショナルとして評価してくれるかどうかなのだと思い知りました。
そこで、二度目の転職では、応募や面接の時点から「この会社は私の実力を低く見積もっていないか」という点を注視し、少しでも舐めた態度を取ってくる会社は一切相手にしないように心掛けました。
<前職に戻りたいですか?>全くありません。一社目、二社目ともに最悪の環境であったと思っているので、そこを抜け出して今の会社に巡り合えたことは本当に幸運だったと思います。
<転職を考えている方へアドバイス>私の場合は、アデコを含め三社の転職エージェントを利用し、結果どれも空振りになってしまいました。私が転職に成功したのは、リクナビネクストで自分が探して応募した企業でした。
とはいえ、転職エージェントがリクナビネクストと比較して悪いということはないと思います。自力で応募する場合、落ちても誰も慰めてくれませんが、転職エージェント利用であれば落選時には励ましてくれたり、次の会社に向けての対策を一緒に考えてくれたりします。また企業の情報は大変役に立ちました。
人に支えられながら転職活動を乗り切りたいという方、企業情報が欲しい方には、転職エージェントの利用は向いていると思います。
貴重な口コミありがとうございました。