面談当日の流れや質問内容を現役転職エージェント7人に回答してもらいました

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2019年09月06日

転職エージェントの面談の流れ

転職斡旋会社に登録すると、転職エージェントとの面談があります。実際に利用した体験者の意見を聞くと、初めて面談するときは「どんなことを聞かれるのかな?とあれこれ考えて不安、緊張した」いう意見が多かったです。

そこで、各社の転職エージェントの方に当日の面談の流れについて回答してもらいました。基本的な面談の流れは同じですが、転職エージェントさんによっては独特の質問もあるのでチェックしてみてください。

転職エージェントの面談は5つのステップですすみます

転職エージェント面談の一般的な流れ
転職エージェント面談の一般的な流れ(クリックで拡大)

転職エージェントの面談は、「自己紹介ー>職務経歴ー>転職理由ー>希望条件ー>求人紹介」の5つの流れですすみます。基本的な面談の流れは、どの転職サービスでも同じで、電話面談や出張面談でも同じ流れで進みます。

Step.1 お互いの自己紹介と転職市場について

転職エージェントの面談では、まずお互いの挨拶から始まります。多くの場合、面談時に話をする人があなたの担当者になります。

自己紹介の後は、転職市場の動向の説明を受けるこが多いです。勤めている業界の動向が聞けるのは、転職エージェントに登録するメリットの一つです。

転職エージェントは、どんな会社が求人をだし、採用したかということを日々把握している転職のプロです。自分が目指している業界の突っ込んだ転職話を聞いてみるのもいいと思います。

転職エージェント今澤さんの回答(20代第二新卒/ハタラクティブ)

ハタラクティブの転職エージェント今澤さん

ハタラクティブでは、質問をしてもらい、話しやすい雰囲気づくりをしています。まずはお互いのことを知ることから始めていて、趣味などのプライベートの話もしています

⇒ ハタラクティブの評判・口コミはこちら


転職エージェント大久保さんの回答(20代第二新卒/アイデムスマートエージェント)

アイデムスマートエージェントの転職エージェント大久保さん

まずは雑談のような感じで色々な話を聞いてみて、そこから何かヒントを探していきます。今まで生きてきた中で興味をもったことを聞いて、そこからこういう仕事はどう?この経験はいかせるんじゃないか?という形ですすめています

こういう会社では、こういうスキルに身について、将来的にはこうなるよ、という流れを伝えることで、ビジョンがみえて動機付けになっていきます。

⇒ アイデムスマートエージェントの評判・口コミはこちら


Step.2 これまでどんな仕事をしたか、職務経歴を話す

面談では、一通りの自己紹介が終わると、次に今までの仕事内容を聞かれます。

会社で何をやってきたのか話せる準備をしておきましょう。自身では大したことがないと思っていた業務も自己アピールになるものがあります。

また、前職で培ってきた技術や知識・ノウハウを全く違う分野で応用できる場合があります。詳しく話せばそれだけ転職のチャンスが見つかりやすくなります。


転職エージェント河辺さんの回答(技術系製造業/メイテックネクスト)

メイテックネクストの転職エージェント河辺さん

職務経験をお聞きして、それまでは考えていらっしゃらなかったキャリアをこちらから提案しています。

多くの方は自分をプレゼンテーションするってことが仕事ではないので、そこをフォローするのが転職エージェントの仕事だと思っています。 経歴からアピールできるポイントを引き出してあげるのは転職エージェントとしての重要な役割の一つではないかと思いますね。

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転職エージェント大谷さんの回答(アパレル/スタッフブリッジ)

スタッフブリッジの転職エージェント大谷さん

スタッフブリッジの面談では、まず転職エージェントが雇い主の立場で志望動機などを聞きます。面談の1日、2日前までに書類を仕上げて、志望動機を考えてもらい、面談では模擬面接をすることを伝えています。

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Step.3 転職理由を話す。嘘はつかず正直に

面談の流れで最も気にしている方が多いのが「転職理由」の説明です。人間関係などネガティブな転職理由の場合、正直に話すかどうか迷うと思いますが、転職理由は正直に話した方がいいです。

転職エージェントは「面接官」ではなく求職者の味方です。転職理由の原因となっていることを、次の職場では解決できるように作戦を立てるのが転職エージェントの仕事です。

企業面接の時に話す「企業向けの転職理由」は転職エージェントが一緒に考えてくれるので大丈夫です。


転職エージェント今澤さんの回答(20代第二新卒/ハタラクティブ)

ハタラクティブの転職エージェント今澤さん

面談で話を聞くときに、ご本人が退職の原因だと思っていることが実際とは違うことが結構あります。長時間労働がイヤなのでうはなく対人関係が原因であったり、単調性な仕事よりも、組織そのものの不満があったり、などなど根本的な転職の原因を把握するようして、会社選びで間違えないように気を付けています

⇒ ハタラクティブの評判・口コミはこちら


転職エージェント河辺さんの回答(製造業/メイテックネクスト)

メイテックネクストの転職エージェント河辺さん

転職する際はネガティブな転職理由は言ってはいけない空気がありますが、我々は「面接官」ではないので、正直な転職理由を教えていただければと伝えています

⇒ メイテックネクストの評判・口コミはこちら


Step.4 求人の希望条件と優先順位を決める

面談の流れの中で、迷いやすいのが「勤務先に求める希望条件」です。面談する前に、希望条件を考えておくとスムーズにすすみます。職務環境や給与年収だけでなく、職位、通勤時間、残業時間、年間休日、福利厚生、企業風土など具体的に考えておきましょう。

全ての条件を満たす企業は少ないので、優先順位を決めることが大切です。妥協できるラインがどこなのか決めておきましょう
=> 面談の準備についての詳しい記事はこちら


転職エージェント高橋さんの回答(IT・製造/ヒューマンリソシア)

ヒューマンリソシアの転職エージェント高橋さん

転職者の希望条件で気を付けていることは、その方が優先する『仕事を選ぶときのポイント』です。 希望をすべて満たすような案件はなかなかありませんので。 何を一番重視され、その理由は何なのかを必ず聞いています

⇒ ヒューマンリソシアの評判・口コミはこちら


転職エージェント大門さんの回答(薬剤師/メディプラ薬剤師転職)

メディプラ薬剤師転職の転職エージェント大門さん

優先順位を決めることが大事です。やりたいことがあるならその内容を、今の状況を改善したいというなら何を条件に求めるのか、逆にどの条件は妥協できるのか。このあたりをきちんと詰めた方がいいです。通勤は30分以内がいいが、興味のある仕事内容だったら1時間までは妥協できる、みたいに。

⇒ メディプラ薬剤師転職の評判・口コミはこちら


Step.5 求人を紹介してもらう

面談の終盤に、それまでの話を参考にして求人を紹介してもらいます。経歴や希望条件、転職理由など様々な点を考えながら求人を選ぶので、ピッタリの求人を見つけるのは容易ありませんが、転職エージェントが上手にまとめて紹介してくれます。

求人の紹介数は転職エージェントによって異なり、条件を広くみて30社以上の紹介してくれる会社もありますし、狙いすました数件の求人を紹介される会社もあります。

もし紹介された求人が違うなと感じたら、別の転職エージェントを利用するのも手でしょう。求人は紹介会社によって異なります。

まとめ:面談後は転職活動開始

面談は始めの自己紹介から求人紹介までの流れが、だいたい1時間前後で終わります。多くの人材紹介会社では、面談は1回きりで、その後はメールと電話による転職サポートになります。登録から内定までの一連の流れはこちら=> 人材紹介会社の登録から内定までの流れと気を付けるポイント

面談してみて合わないなと感じたら別の会社を選ぶのも検討してみましょう。複数の転職会社に登録して相性の良いエージェントを探すのは賢い転職のすすめ方です。

転職エージェント進地さんの回答(大手総合/リクルートエージェント)

リクルートエージェントの転職エージェント進地さん

エージェントの中には、始めに面談をさせていただいた時に、「本気でやりますか?」と確認する者もおります。

本気で転職しようと考えている方には、私たちエージェントも気合をいれてご紹介させていただきます。

そういう方とは面談で、とことん話し合います。何となく活動したところで、身が入りません。そんな状況で面接を受けても時間の無駄です。 下手な小細工などせずに、本気でぶつかれば、きっとうまく転職できます

⇒ リクルートエージェントの評判・口コミはこちら



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