転職エージェントとの面談までに準備しておきたい11項目をまとめました

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2017年07月20日

転職エージェントの面談で準備しておくこと

転職エージェントの会社に登録すると、まず最初に個別面談が行われます。面談に敷居を感じる方がいますが、転職エージェントは求職者の味方なので不安にならなくても大丈夫です。

面談は、転職理由や希望条件、求人紹介をしてもらう流れで、30分から1時間とそれほど長くありません。そこで、転職エージェントと良い面談時間を過ごすために準備しておくべき内容をまとめました。

転職エージェント面談するまでに準備すること (この記事の目次)

1.面談までに調べておくこと・準備しておくこと

パソナキャリア面談場所への行き方
(パソナキャリア大手町支社)

1-1.面談会場までの行き方や乗継ぎを調べる

転職エージェントとの面談は、エージェントが普段働いている会社にある面談室で行われます。⇒各社の面談室写真はこちらでまとめています

転職サポートに登録した後、コンサルタントから電話かメールで最寄りの面談会場の場所を教えてくれるので、確認しておきましょう。馴染みのない場所は、事前に行き方を調べておきましょう。

ほとんどの人材紹介会社は、Googleマップに登録されているので、携帯電話でも探すことができます。スマホの方ならナビアプリを使えるように準備しておくのもいいでしょう。できるだけスムーズに行けるように、電車の乗り継ぎや移動時間を調べておくと面談の日に遅刻せずに済みます。

1-2.連絡先を登録。不慮の事態も慌てずに

面談会場に行く途中で迷ってしまった時、急な用事で行けなくなった時、いざという時のために転職エージェントまたは人材斡旋会社の電話番号を携帯電話に登録して準備しておきましょう。

最近は、LINEでやりとりする転職エージェントもいるので、利用している会社のやり方に合わせて連絡手段を確保しておくと、万一の時にもスムーズに連絡がとれます。

面談当日はトラブルに備えて「紹介会社の電話番号、住所、転職エージェントの電話番号かメールアドレスを書いたメモ」を持っておきましょう。携帯の電池が切れることがあるので紙でも持っておくのが無難です。

1-3.指定された持ち物を準備

転職斡旋会社によって、面談で指定される持ち物は異なります。面談に行く前にメールを確認して指定の持ち物を準備しましょう。経歴書など時間がかかるものがあるので、面談の前日までには準備をして、忘れ物がないようにしましょう。

2.面談当日に持っていくもの

面談には筆記用具を準備していく
(ナースではたらこの面談室)

2-1.筆記用具は、ペン1本とメモ帳があればOK!

転職エージェントとの面談では、書類を書くことがあります。面談前後で経歴書や、利用アンケートを書く場合もあります。いろんな情報を教えてもらえるので、メモができる紙とボールペンはあった方がよいでしょう。

転職エージェントに頼めば事務用のボールペンを貸してくれると思いますが、社会人のマナーとして準備しておきましょう。

2-2.厚手A4サイズ封筒が入るサイズのカバンを準備!

面談当日は、求人票や、経歴書の書き方、市場の動向などの書類、人材紹介会社のパンフレットをもらうことがあります。こちらも社会人のマナーとしてカバンを持って行きましょう。厚手のA4サイズ封筒が入るくらいの大きさの鞄を準備しておましょう。

企業面接ではないので、持っていなければビジネスカバンじゃなくても大丈夫。リュックサックでもエコバッグでも買い物袋でも何でもいいです。資料が入る大きさで自分が持ち運びやすいカバンを準備して行きましょう。

2-3.面談会場までの交通費支給がある場合は印鑑を準備

一部の紹介会社は面談会場への交通費を支給してくれます。その際は印鑑がないと交通費がもらえませんので用意しておきましょう。

また、web登録では簡易で済ませて面談の時に本登録の用紙を記入する場合もあります。この時に印鑑が必要なことがあります。どちらの場合も実印はいりません。シャチハタは敬遠されがちなので、認印を持って行きましょう

3.面談を有効活用するためにやっておくべきこと

転職エージェントの面談室には何もない
(type転職エージェントの面談室)

3-1.転職理由を答えられるように準備

転職エージェントの面談では、必ず「転職理由」を聞かれます。「なぜ今の会社を辞めるのか」「どうして次の会社に行きたいのか」転職理由を前もって準備しておくと、スムーズにすすみます。

転職理由はポジティブに・・と装飾する必要はありません。辞めた理由を正直に話すだけでいいです。ネガティブな内容が企業側に伝わることはありませんので構えないで大丈夫です。それよりも現状の問題を一緒に解決した方が有効な転職になります

口下手な方は、初対面で言葉に詰まってしまうこともあるので、メモ書きを用意しておくと良いでしょう。メモは自分が読めればいいので、走り書きで構いません。

3-2.希望条件と優先順位を決める!

キャリアコンサルタントから求人紹介を受ける前に、必ず聞かれるのが「希望条件」です。給与年収、会社規模、労働時間、福利厚生、残業、有給、ボーナス、職位...などなど、自分が転職をする時に「こうなったらいいな」と思う希望を転職エージェントに伝えます。

可能なら希望条件は出来るだけ細かいところまで考えておくといいですね。具体的な金額や労働時間、勤務形態まで希望がある方は考えておきましょう。

大切なのが、希望条件に優先順位をつけることです。希望条件の全てを満たす求人はなかなかなく、優先順位をつけて準備しておくと、転職エージェントから優先順位が高い条件で求人を紹介してくれるので、より希望に近い求人を紹介してもらいやすくなります

3-3.自己PRは出来るだけたくさん準備する

面談では、自己紹介や職務経歴のヒアリング中に、自己アピールできそうな経歴についても聞かれます。業務の中で達成した成果や工夫した点など自己PRにつながりそうなことを思い出して準備しておきましょう。

自己アピールのネタはたくさんある程いいです。自分が気づいていないだけで、意外とアピールできることはあるものなので、できるだけ考えておいて、面談時に転職エージェントにみてもらうと良いでしょう。

3-4.履歴書・職務経歴書があるとよりスムーズに

和やかでスムーズな転職エージェントの面談風景
(メイテックネクストの面談室)

履歴書と職務経歴書を用意していかなくても問題ない会社もありますが、用意しておけば、転職エージェントがいちからヒアリングしなくてよいので面談時間を有効活用できます。

また、過去の経歴について話していくときに、口頭のみで説明するより職務経歴書を読んでもらいながら説明した方が細かいところまで理解してもらえます。

面談で大切なのは、自分の自己アピールポイントを転職エージェントに見つけてもらうことです。自分では当たり前だと思っていたスキルが、実は転職に有利だったという場合がよくあります。そういう「自分では気がつかない長所」を転職エージェントに見つけてもらうのに、職務経歴書は大変役にたちます

職務経歴書が不要であっても持参して行くべきだと思います。職務経歴書を作ったことがない方は、メモ書きでもいいので簡単に経歴をまとめてみましょう。

3-5.転職活動で分からない事は質問!

特に初めて転職をする方の場合、仕事の辞め方や転職時期の生活の送り方など分からない事がたくさんあると思います。どんどん転職エージェントに質問しましょう。転職エージェントが分かりやすく説明して不安を解消してくれます。

質問内容によっては、資料を準備することもあるので、面談日までに転職エージェントにメール(LINE)か電話で質問しておくのもよいと思います。

まとめ:面談は転職エージェントに質問する絶好のチャンス

転職エージェントは、キャリアコンサルタントとも言われ、日々求職者のサポートをしている転職のプロです。面談に必須の持ち物はそれほどありませんが、折角、転職のプロと話ができるので、業界、キャリア、職場環境など気になることを質問してみるといいと思います。

面談は限られた時間なので、事前に準備をして、転職エージェントをフル活用しましょう!面談の参考になれば幸いです。


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