第二新卒が転職エージェントを利用する際に知っておくべきメリットとおすすめの会社をまとめました

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2023年05月09日

第二新卒の転職活動

第二新卒が転職エージェントの活用するメリットとおすすめしたい会社についてまとめました。

第二新卒は一定の経験と社会人マナーを備えており、まだ若いため転職しやすい傾向にあります。しかし、新卒のときほど全職種・全業種への選択肢があるわけではありません。

そこで、転職成功の可能性をさらに高めるために転職エージェントの利用するメリットと、利用された第二新卒の転職事情を中心にご紹介します。キーワードは「長期視点で考え選択肢を持つ」です。おすすめしたい転職エージェント会社についてもまとめました。

筆者は現役の転職エージェントでありながら、自身も2回の就職活動、2回の転職活動を経験し、約20社の転職エージェントを利用して行ったユーザー経験があります。自身の転職活動経験と、現場の転職エージェントとしての確かな経験と実績を元にご紹介しております。ご参考になれば幸いです。

第二新卒が転職エージェントを利用するメリット│企業情報が得られ専門家の添削・面接対策が受けられる

第二新卒での転職エージェントのメリット

就業経験がない、もしくは短い方が転職エージェントを利用するメリットは4つあります。

① 面接に向けてのトレーニングができる

就業経験がない・短い場合だと、どうしてもイメージ先行で書類作成や面接準備をしてしまい、応募先企業が求めるものと離れた「思い込み」に近い内容で選考に進んでしまいがちです。

そこで、多くの転職支援をしている専門家の知見・視点からアドバイスを受け、面接に向けての準備が大きく改善することで、よりご自身が希望する仕事を見つけられる可能性が高まります

② 的を絞ることができ、正確な情報を得られる

「自分にはどの業界業種・会社・仕事が合っているのだろう」という疑問にご自身で回答を見つけるのは難しいです。インターネット上には就職サイト・転職サイト・各社の採用HP・口コミサイト情報など、有象無象の情報が大量に存在しているからです。

しかし、転職エージェントと面談・相談をすることで就職・転職活動が飛躍的に動きやすくなります。面談では、エージェントがご自身の強みや志向性を整理してくれます。そして、ご自身と近しい経歴や志向性の方の成功事例なども加味しながら、整理・選別された企業情報を提案してくれます。

③ 心理的なサポートを得られる

仕事探しは基本的に孤独です。選考でお見送りが続くと「人格を否定された」と感じる方も多くいらっしゃいますので、心理的な負荷も重くなります。

そのような場面で、転職エージェントに悩み相談をしたりアドバイスを受けたりすることで、「他の多くの方も同じように苦労している。その中で道を見つけている」という事実を知り、活力を得ることができます。

④30代以降を見据えたキャリアパスの道筋を把握することができる

一定期間の就業経験がある方は、所属会社や取引先、知人・友人の会社のリアルな情報を得ることで30代以降のキャリアの漠然としたイメージが持てるはずです。

その上で、さらに客観的かつ広い観点から30代以降のキャリアの構築の仕方を相談できる点は、転職先やその後の生き方を計画する上で大きなメリットになります。

ここがポイント

第二新卒が転職エージェントを利用して得られる4つのメリット

  • ・面接のトレーニングができる
  • ・的を絞ることができ、正確な情報を得られる
  • ・心理的なサポートを得られる
  • ・30代以降を見据えたキャリアパスを把握することができる

第二新卒の人材紹介会社の選び方│大手と特化型の利用

第二新卒におすすめの人材紹介会社

第二新卒者であれば、大手転職エージェント1~2社と専門(業種特化型)の転職エージェント会社1~2社の利用をお勧めします

理由は、大手転職エージェント会社は、20代・30代の方の転職支援を得意としており、その年齢層の方々に合致した求人を多数保有しているためです。

小規模や専門エージェント会社は、求人の全体数は少ないものの、ジャンルを特化して集めているので、ニッチな求人や掘り出し物の良い求人があることがあります。また、転職エージェントのサポートが献身的という声もあるので、1,2社はおさえておくとよいでしょう。

おすすめの転職エージェント会社5社

第二新卒の転職サポートに強いおすすめの転職エージェント会社として大手2社、特化型3社をピックアップしました。求人数、サポート力、得意としている職種など特徴がありますので、条件に合うところを探してみてください。

ランキング1位 1位 LHH転職エージェント(アデコ)(大手)


<特徴> 全国に支店があり掘り出しものの求人もあるのでチェックしておきたい会社。企業と求職者のサポートを1人のエージェントさんが行っているので、企業情報が詳細かつダイレクトに伝わります。

求人満足度 評価点数4点 口コミ/評判 評価点数5点
公開求人数 16,617件 非公開求人 約66,000件

ランキング2位 2位 リクルートエージェント(大手)


<特徴> 転職支援会社の国内最大手です。求人数が圧倒的に多く、いろんな求人みたい人におすすめ。

求人満足度 評価点数5点 口コミ/評判 評価点数4点
公開求人数 29,611件 非公開求人 131,251件

ランキング3位3位 アイデムスマートエージェント(特化型)


<特徴> 40年の広告業から幅広い企業と繋がりがあり、他社がもっていない中小企業の求人をたくさんもっています。2社目のサポートとしておさえておきたい会社です。

求人満足度 評価点数4点 口コミ/評判 評価点数4点
公開求人数 1,919件 非公開求人 約2,100件

ランキング4位4位 ハタラクティブ(特化型)


<特徴> 20代に特化したサポートをしていて、首都圏で働きたい若手層の求人を豊富にそろえています。

求人満足度 評価点数4点 口コミ/評判 評価点数4点
公開求人数 なし 非公開求人 約1,000件

ランキング5位5位 アクシスコンサルティング(特化型)


<特徴> コンサルタントに強い転職支援をしています。異業種転職でコンサルタントを目指したい方におすすめです。

求人満足度 評価点数3点 口コミ/評判 評価点数4点
公開求人数 1,153件 非公開求人 約3,900件

※求人数は2016年12月調査時点のものです。

転職エージェントとの付き合い方│アドバイスをしっかり受け止める

第二新卒の転職エージェントとの付き合い方

第二新卒者が転職エージェントを利用する方法については、転職エージェントのアドバイスをしっかり受け止めることが大前提になります。

もちろん、転職エージェントによってはサービスの品質にばらつきがあるので全てを信じろというわけではありません。ただ、少なくとも第二新卒の方よりは社会人経験も豊富の場合が多く、転職市場についての情報は広く・多く保有しているため、最大限信用して利用すべきです。

また、第二新卒者の現在までの職務経歴を前提に選考をされるので、新卒のときのように全業種・全職種に可能性があるわけではありません

その上で転職エージェントとの対話や主体的でフラットな転職活動を展開し、ご自身の適性を見出していくために利用してください。転職エージェントは答えをくれませんが、良き対話の相手になりますし、そのプロセスを通じて自ずと答えは見つかるでしょう。

転職エージェントを活用した転職成功事例

第二新卒の転職成功事例

第二新卒の方が転職エージェントを利用してどのように転職に成功しているのか、筆者が担当した方の事例をご紹介します。

当時25歳男性、保険代理店の営業を1年半で退職した第二新卒の方の事例

  • ●ステータス:大学卒業後は公認会計士の資格取得を目指してフリーターとして2回挑戦するも合格できず、とりあえず入社した保険代理店での営業。ただ、保険という商材も、営業という職種もやりたいことではなく、やはり学生時代から目指していた公認会計士の勉強を活かせる経理・財務の仕事を希望して退職。

  • ●転職先への条件:業種問わず、経理職を希望。

  • ●転職活動のサポート内容:2つの方向性で活動。
    ①公認会計士資格は取得できなかったものの、簿記2級はお持ちであったため、未経験経理職
    ②社内異動で経理を狙える可能性がある企業での営業職

  • 社会人経験の短さと、小規模保険代理店での在籍でしかなかったということから、経理も営業も選考が進まず1か月が経過。活動の中で、厳しいながらもご本人としては経理の道で探したいと方向を絞り、未経験経理職のみで転職活動を一本化。

    業種や会社規模間を問わず、まずは経理経験を積むためということで探すも面接落ちが続く中、ある東証二部上場企業が退職者の欠員補充で「若手でガッツのある体育会系人材の経理が欲しい」というオーダーがあり、高校時代に国体に出場していたご本人にぴったりの募集ということで応募。

    面接もかなりタフな質問(終電まで毎日仕事があるが耐えられるか?等)が続くが、そこをクリアし、未経験から東証二部上場企業の経理職に就職。

最初からご本人の希望は経理とありつつも、しかしながら最初はそこ一本に絞らずに営業職の面接も受けたことで、経理を目指したいという気持ちがより強くなり、結果として希望を実現した転職活動です。やはり、食わず嫌いをせずに選択肢をまずは広く持って活動をすることが重要と言えます。

ここがポイント
  • ・転職エージェントのアドバイスをしっかり受け止める
  • ・転職成功には選択肢を幅広く持って活動することが重要

第二新卒の転職事情│選択肢に制限あり

新卒の次に有利なのが第二新卒層です。第二新卒者が30代や40代と比較して有利不利な点をご紹介します。

一般的には社会人経験3年未満といわれますが、実態はもう少し幅広く企業側は見ており、社会人5年程度とする企業もあれば、29歳まで広げてくださる企業もあります。

この層の方は、一定の実務経験があり、ビジネスマナーが身についているので育成コストが低いです。新しい環境への適応力も高いため、30代・40代の方に比べて転職は非常に有利になります。

不利な面を挙げるのであれば、どの会社・業種・職種に在籍していたかという「色」がついているため、選択肢に一定の制限があります。例えば、総合商社の営業の方がメガバンクの法人営業に移るということは、特殊な場合を除いて可能性はほぼゼロです。

20代の異業種転職について│条件を絞りすぎなければほぼ100%可能

20代なら異業種転職しやすい

第二新卒で異業種に転職できる可能性は、諸条件を含めて20代全体で約60%とお考えください。感覚として「会社規模や待遇等で条件を絞りすぎなければ、ほぼ100%異業種転職は可能」ですが、ただ実際は個々人で様々な企業条件があるため、60%ほどに落ち着くというのが現実的な実感値です。

年齢

20代前半の第二新卒人材であれば、異業種への転職は比較的容易です。所属会社の社格や学歴、転職回数にもよりますが、目安として26・27歳くらいまでであれば、まだ新しい分野に異動しても教育等で変化ができる柔軟な若手層とみられる傾向が強くあります。

業種

その産業が成長し、雇用吸収力が高い分野への転職もしやすくなります。ネット業界、医療・介護業界等は積極的に人材を求めています。一方、雇用流動性が高い=離転職が多い、不動産業界、生命保険、通信、飲食サービスという業界へも転職はしやすいです。

資格

特定の専門資格(公認会計士、弁護士、医師、簿記1級等)をお持ちの方の転職であれば、業種・職種問わずに可能性は高くなります。

職種

営業、ITエンジニア(独学で学んだだけでもOK)、経理・財務、人事、店舗系職種等、幅広く可能性があるので、まずは制限を加えずに選択肢を探す方が良いです。

難しい職種

20代の方がよく希望される管理部門系の職種です。総務・広報・人事・経理等の職種で、営業系の方を筆頭に(特に女性)「ノルマがなく、人に喜ばれる仕事だから」という理由で希望されるケースが多くあります。

ただ、会社の組織図や人員構成を考えていただくとわかりやすいのですが、管理部門系の組織における人数シェアは非常に小さく、また利益貢献をメインでする部門ではないので、複数人数を募集することは稀です。

また、基本的には外部調達(外部からの採用)より、内部調達(社内異動)で人材を補える部門でもあるので、難易度が高い職種になります。ただ、数は少ないながら「外部の風を取り入れたい」ということで未経験募集をするケースもあるので、その際は迷わずスピード感をもって応募されることをお勧めします

ここがポイント
  • ・第二新卒を社会人3年未満としない企業も多い
  • ・職歴があるため、選択肢に制限がある

第二新卒者が転職で希望していること

第二新卒者の希望

第二新卒層の方の転職で希望することは、「憧れ重視」「待遇重視」「プライベート重視」の3タイプに分類されます。それぞれのタイプごとに、どのような形で転職・就職活動が進むのかお伝えします。

憧れ重視型

「グローバルな環境で働いて市場価値を上げたい」「データサイエンティストとしてイノベーティブな商品・サービスを世に送り出したい」などの考えをお持ちのタイプです。

第二新卒となると、類似の経験(例:海外営業経験、業種は違ってもデータサイエンティストや分析業務経験)がないとほぼ100%NGになります。(新卒の場合であれば就職できる可能性はあります)

その憧れにこだわって転職活動を進めるのか、転職エージェントから市場状況や現実感のアドバイスを受けて修正を図るかになります。いずれにしても未経験の仕事に転職するのはよほどのこと(超優秀な学歴、社格)がない限り難しいので、ステップを刻む必要があります。

グローバルな環境で働きたいのであれば、(20代前半限定ですが)海外大学に留学して帰国して仕事探しをする、データサイエンティストを目指すのであれば社会人大学院で学ぶ、独学で1年・2年勉強して現在の実務の中で実践してみる、など、時には大胆な、時には地道な具体的取り組みが必要です。 そのため、まずは「今の環境を大幅に変えたり、何かを捨てたりしてまで、その憧れを実現したいのか?」を深く問うことが必要です。

待遇重視型

「年収を上げたい」「大手企業に行きたい」「退職金のある企業に行きたい」等を希望するタイプですが、こういった希望は比較的叶えやすいです。これらを実現するには、基本的にはこれまでの経験を踏襲する形がベストで、営業経験を活かしてステップアップするようなイメージです。

ただ「年収を上げただけで幸せなのか」「大手企業にいったらそれで良いのか」という問いは必ずしてください。裏付けがしっかりある希望や、芯のある希望であれば良いですが、理想やイメージ優先の希望の場合、採用する企業側には無関係な個人的な希望としかみなされません。

打算的でも「3年後に起業プランがあるので一定の年収を確保したい」「中小企業で圧倒的な成果を出し新規事業を創る中で大手企業とも協業してきて自分の力を大手企業の中で活かしてみたいと思った」という動機があれば良いです。強い想いや周囲が納得する現実感が根本にあるのであれば希望は叶えられます。

プライベート重視型

「全国転勤を避けたい」「定時で帰りたい」「営業じゃなくて事務職で細く長く働きたい」といった希望を持つタイプです。

こちらも現実感を伴った選択ができれば、希望が叶う可能性が高くなります。つまり、年収の希望や企業規模、雇用形態のこだわりをいったん横において、一番優先したいことを実現するという戦略をとることができれば、実現可能性は高まります

ただ、このタイプの方で難しいのは、公益財団法人や学校法人等の公務員的な仕事を希望する方々です。 実際に募集がある場合は超人気求人となりますが、公務員系の募集は、税金を使って雇用をする形になるので、有期雇用であったり、年収が低かったり、という制限があるケースが多いです。

また最後に「イメージ先行で選んでいないか」という問いは必ずしてください。学校法人に入れば「世の中に役に立つ仕事ができそうでいいな」と思っているだけでは通りません。真剣に考えて「自分は何ができて何に貢献できるのか」をご自身に問いかけてください。

その上で、具体的な動機として「現職(銀行、コンサルティング会社等)で学校法人を複数担当する中で経営課題が見えており、そこを解決する方法をMBA取得や文科省・学校関係者との定期的なワークショップ主催を通じて見出したので、そこを現場で活かしたい」といった程度の裏付けがあるのであれば、その道を進むことをお勧めします。

まとめ

第二新卒の転職活動の実態についてご紹介をさせていただきました。

冒頭、キーワードは「長期視点で考え選択肢を持つ」と述べましたが、20代である第二新卒は、将来的にいかようにでもなれる可能性を秘めた年代です。

だからこそ、現時点では希望や条件にこだわらず、一旦はフラットな目線で自分自身と労働市場・転職市場と向き合う姿勢が最も理想的です。その中で、ご自身が進みたい方向性が定まるのであれば30代・40代で選択肢が最大化する方法を選び、まだ進みたい方向が明確でない場合は30代・40代での選択可能性を確保できるであろう方法を探す、という形になります。

その際には、やはりお1人で考えたり、ネット情報や知人情報を集めたりするだけでは偏りがあるため、第三者的な情報・意見をもらえる転職エージェントを複数社利用してみることをお勧めします。

ここがポイント
  • ・憧れ重視型は、「今の環境を大幅に変えたり、何かを捨てたりしてまで、その憧れを実現したいのか?」を深く問うことが必要
  • ・待遇重視型は「年収を上げただけで幸せなのか」「大手企業にいったらそれで良いのか」を問うことが必要
  • ・プライベート重視型は、一番優先したいことを実現する戦略を取れれば、実現可能性は高まる。「イメージ先行で選んでいないか」の問いも必要
  • ・第二新卒の転職活動では、フラットな目線で自分自身と労働市場・転職市場と向き合う姿勢が理想的

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