地方移住の満足度80%も仕事探しに課題 -知人・友人からの仕事紹介が成功のポイント-
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2021年10月27日
コロナの感染拡大により、リモートワークの拡充や人ごみに対する不安感の高まりから、地方への移住を考える人が増えています。
リアコミでは実際に地方移住したことのある人を対象にアンケートを実施し、移住して良かったか?仕事探しは大変だったか?などの体験談を調査しました。
【アンケート概要】
- 調査目的:地方移住の理由や移住時期、転職方法などの調査
- 調査期間:2021年10月5日~10月19日
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 調査人数:232人(男性91人/女性141人)
アンケート結果では地方移住して良かったと回答した人が80%と多くの人が移住に満足しているものの、仕事探しが大変だったと回答した人が42%おり、仕事探しの難しさを感じさせる結果となりました。
ここでは地方移住した人の声を交えて、地方移住の満足度やおすすめ転職方法についてご紹介します!
地方移住に満足も仕事探しに難航
地方移住を経験した人に対して、「移住して良かったか」を質問したところ、
良かったと回答した人は全体の80%と、多くの人は移住に満足していることが分かりました。
移住して良かったとする人の多くは、
自然が豊かで人混みが少ないことなどの住環境をはじめ、子供をのびのびと育てられるなど「住みやすさ」について満足しているようです。
また近年はリモートやフリーランスの働き方ができることもあり、地方で生活費を下げられたことをメリットととらえる人もいました。
一方で仕事探しが大変だったと回答した人は全体の42%と半数近く、
大変でなかった人の方が多い結果となったものの、仕事探しが地方移住のネックになっている状況が伺えます。
仕事探しが大変だった人と大変でなかった人の声をそれぞれピックアップしました。
仕事探しが大変だった人の声
賃金の差にショックを受けました...。
同じ仕事内容でも400円くらい時給が違ったので稼いでも稼いでもお金にならないことが悲しかったです。
仕事を続けながら地方で仕事探しを行ってきましたが職種がほぼ選べず、スーパーやコンビニのパートやアルバイトしかありませんでした。
車を持っていなかったので、仕事が限られてしまい大変でした。
仕事探しが大変ではなかった人の声
知人の紹介で仕事につけたので大変ではありませんでした。
専門の資格を持っているため、働き先は選ばなければすぐに決まりました。
特にこれがいいといった業種や業界のこだわりがなかったので仕事は比較的選びやすかったです。
仕事探しが大変だったとする人からは、求人数の少なさや都会との勤務条件の違いによって仕事探しに苦労したという声が多く集まりました。
反対に仕事探しに困らなかった人は資格があったり、こだわりがなくすぐに仕事が見つかった人や、知人などから紹介された会社に入りスムーズに転職したという声が寄せられています。
仕事探しのポイント│非公開求人も要チェック!
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移住者の変化│移住数と満足度は増加傾向
地方移住者数や満足度、仕事探しの難易度の遷移を見るため、いつ地方移住を行ったかについても調査を行いました。
移住者は2015年以降やや増加傾向にあり、リアコミのアンケートに回答した232人の中では2020年が最も移住者の多い年となっています。
また移住して良かったかという質問に対し、
移住者数が増加するにつれて良かったとする人が増えるも、良くなかったとする人はおおむね一定程度に留まることが分かりました。
ただし、例外的に2014年のみ良くなかったが良かったを上回る結果となっています。
移住者の変化│仕事探しは近年難しさを増す
仕事探しは大変だったか、という質問の回答を移住年別に見ていくと、
2018年ごろから「大変だった」と回答する人が増加傾向にあり、年々仕事探しが難しくなってきているようです。
特に2019年以降は仕事探しが大変だったとする人が「大変でなかった」と回答する人の数を上回る状況が続いています。
なお、移住満足度の低かった2014年は仕事探しが大変だったと回答した人が、大変ではなかったと回答した人を大きく上回る結果となりました。
求人が多くない地方で転職活動を行うにはどのような方法が良いのでしょうか?
次の項目ではアンケートで利用率が高かった転職活動の方法、転職活動のポイントについてご紹介します。
仕事探しの方法│利用率は求人サイトが最多
リアコミが行ったアンケートで、転職活動方法として最も利用者が多かったのは求人サイト(30.71%)で、次いで多かったのはハローワーク(24.93%)となりました。
求人サイトは特にほかの転職手段と併用して利用されるケースが多く、利用率が高くなっています。
仕事探しの方法│知人・友人からの紹介が成功のポイント?
今回行ったアンケート結果から、転職活動が大変でなかった人と大変だった人の活動方法を比較したところ、
大変でなかった人は知人・友人からの紹介を受けている割合が高く、求人サイトの利用割合が低いことが分かりました。
反対に、大変だったと回答した人は
求人サイトの利用割合が高く、知人・友人からの紹介の割合が低くなっており、真逆の結果となっています。
各転職活動方法ごとに成功率を比較しても、知人・友人からの紹介が86.57%と格段に転職成功率が高いことが分かります。
転職成功率(全体)
転職方法 | 成功率 |
---|---|
ハローワーク | 48.42% |
求人サイト | 57.26% |
人材紹介会社 | 50.00% |
知人・友人からの紹介 | 86.57% |
自己応募 | 63.33% |
地方での仕事探しではその土地に住んでいる人からの紹介を受けるのが最も有効な手段のようです。
まとめ│土地勘のない地方への転職では相談役が重要
今回のアンケート調査では地方に移住した人の80%が移住に満足していることが分かりました。
仕事探しについては58%の人が大変でなかったと回答するも、2019年以降近年転職が大変だったとする人が大変でなかったとした人を上回る状況が続いています。
なお転職が大変でなかったとする人の多くは知人・友人から仕事の紹介を受けており、
知人・友人からの紹介での転職成功率が86.57%と高いことから、
なれない土地での仕事探しでは土地に詳しい人からの紹介を受けることが近道なのかもしれません。
もし移住先に知人がいない場合は、その代替として人材紹介会社の利用をお勧めします。
地方に拠点のある会社のエージェントは、その土地の求人の相場観や職場環境などにも詳しく、仕事を探すうえで役立つ情報を保有しています。
さらにエージェントは転職のプロであるため、地方の状況だけでなく選考対策や面接日程の調整などのサポートも受けられるため転職活動の大きな助けになってくれるでしょう。
実際に地方移住した人の口コミ
-
20代後半/女性/民間医局
求人の量は多く、条件も悪くありませんでした。担当エージェントの方が積極的に求人を探し、小まめに連絡をくれたのが良かったです。名古屋からの転職で東京の土地勘がなく、相場も分からなかった私に様々なことを教えてくれました。
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30代後半/女性/ナースではたらこ
年収は変わらずプライベートを充実させられる職場へ転職成功!育児をしながらの転職活動でしたが連絡の時間などに配慮してくれ、地方の少ない求人の中でも一番希望に合った職場を紹介してもらえました。仕事が楽しく、キャリアアップもできる職場で満足しています。
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人材紹介会社に登録したからと言って必ずしも転職する必要はないので、ぜひ有効な情報収集先・相談先として人材紹介会社の利用を検討してみてください。