コロナで変わる仕事選びの傾向│「やりたいことを仕事に」する時代へ

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2021年07月07日

コロナ禍以降、求職者が重視する希望条件が変わってきています。

2021年4月にリクルートが発表した調査で、「やりたいことを仕事にできる」を重視する人が56.3%と、2019年調査時より10%以上増加しました。

また、年代によって仕事に求める価値観が異なることも明らかに!

リクルート、マイナビ、エン・ジャパンの調査結果からみていきましょう。

リクルートの調査│転職意識に変化、やりたい仕事を仕事に

株式会社リクルートは2021年4月にコロナ禍での転職活動者動向としてアンケート調査を行いました。

「企業に応募する際に重視する点」として一番多く選ばれたのが「やりたいことを仕事にできる」(56.3%)の項目で、このアンケートで唯一選択率が50%を超えました。

転職軸変化コラム_リクルート調査グラフ

引用:
株式会社リクルート コロナ禍での転職活動者動向

リアコミではコロナ禍の前後で求職者の意識に変化があったか確かめるため、
リクルートが2017年と2019年に行った意識動向調査を独自に比較。

その結果、2019年時点では「仕事内容を重視する」は第4位(44.1%)であるのに対して、2021年は第1位(56.3%)まで増加しました。

転職軸変化コラム_リクルート調査グラフ2

    引用:
株式会社リクルートジョブズリサーチセンター求職者の動向・意識調査2019
株式会社リクルートジョブズリサーチセンター求職者の動向・意識調査2017
※2021年に調査項目が変わったため以下のように旧項目を当てはめて比較しました
※仕事内容:やりたいことを仕事にできる
※評価・昇給制度:将来的に年収が上がる見込みがある
※給与:給与水準が高い
※勤務時間数:プライベートの時間を十分に確保できる
※残業支払い:残業があっても、その分の給与をもらえる

また、2019年調査までは企業選びで重視するTOP5にも入っていなかった「評価・昇給制度」の項目も、2位(49.3%)まで浮上しており、長い目で見てメリットのある会社を選ぶ人が増えました。

この調査は20代から50代までと、幅広い年齢を対象に調査が行われていますが、
ここからは若者の意識の違いについて見ていきましょう。

マイナビ新卒の調査│安定している会社への希望が過去最高に

まずは若者の意識について調査したマイナビ新卒の調査から見ていきます。

マイナビが2022年卒を対象に行った調査によると、企業選択のポイントとして「安定している会社」が42.8%と最も多くなりました。

さらに、この結果は調査を開始した2001年卒以降最も高い割合
コロナによる不安感から、少しでも安定した会社を選びたいという思いがうかがえますね。

転職軸変化コラム_マイナビ調査グラフ

引用:
株式会社マイナビ 「マイナビ2022年卒大学生就職意識調査」

それでは、ミドル~シニア世代は仕事についてどのように考えているのでしょうか。

エン・ミドルの調査結果から見ていきましょう。

エン・ミドルの調査│年齢が上がるほど仕事内容への希望が高まる

エン・ミドルは2021年3月5日~4月29日にかけて、30代から50代の転職希望者に向けて「転職軸」についてアンケートを実施しました。

50代は仕事選びの軸に「経験・能力の活かせる仕事」(71%)、「希望する仕事に就ける」(42%)と仕事内容を最も重視

30代・40代は「給与・待遇アップ」が1位でしたが、年齢が上がるごとに年収と仕事内容の希望度合いの差が縮まってくることが分かりました。

※エン・ミドルは調査詳細が不明のため、発表されたグラフをもとに目測でパーセンテージを計測しています。微妙な数値のずれがあることをご承知おきください。

転職軸変化コラム_エン・ミドル調査グラフ1

引用:
エン・ミドル 「転職軸」について アンケート集計結果

また、エン・ミドルはコロナの影響が出始めた2020年7月にも「ミドルの転職理由」として類似のアンケートを行っています。

リアコミではこの2020年7月と2021年3月のデータを比べて、コロナによる意識の変化がないか調査しました。

※2020年調査では複数回答可であったものの、2021年調査は上位3つまで選択と条件が変更

転職軸変化コラム_エン・ミドル調査グラフ2

参考:
エン・ミドル 「ミドルの転職理由」アンケート集計結果

調査方法が違うため2021年は全体的に数値が下がっているなか、50代の「経験・能力の活かせる仕事」だけが2020年を上回る結果に。

さらに、シニア世代ほど仕事選びに「やりたいこと」を重視する傾向は、リクルートの調査でも見られます。

転職軸変化コラム_リクルート調査グラフ3

やはりキャリアを重ねてみて、やりたい仕事と思えるかどうかが一番大切だと気づく方も多いのかもしれませんね。

ここまでリクルート、マイナビ、エン・ジャパンの調査を見てみて、いかがだったでしょうか?

仕事選びの軸は年齢によって様々ですが、
ここからはリアコミの口コミから「20代で転職した人」の転職理由と希望条件を一部ご紹介します。

リアコミの口コミ│20代は安定して働ける環境を希望する声が多い

20代で転職・就職する人はどのような理由で転職し、どんな希望条件をもって転職活動をしているのかみてみましょう!

  • 20代女性満足度高い

    20代後半/女性/Re就活

    堅苦しいルールに沿った仕事に苦痛を感じて、転職したいと思いました。
    転職先では、自分のアイデアを活かしつつ自然体で取り組める仕事を希望しました。

    口コミ詳細を見る

  • 20代女性満足度高い

    20代後半/女性/就職SHOP

    残業帰りも多く、みんなが上司の機嫌を伺う職場にストレスを感じていました。
    過度な残業がなく、プライベートな時間が持てる職場に転職して満足しています。

    口コミ詳細を見る

  • 20代女性満足度高い

    20代後半/女性/就職SHOP

    アルバイトの掛け持ち生活を辞めるために正社員になりたいと思いました。
    未経験でもなれる正社員の仕事、特に負担の少なそうな事務が希望でした。

    口コミ詳細を見る

前職の不満から、より満足度の高い・無理のない職場への転職を希望する方は少なくありません。

しかし、中には就職についてあまり考えていなかったという人も。

  • 20代男性満足度高い

    20代前半/男性/ハタラクティブ

    フリーターを抜け出したくて就職活動を始めました。
    正直就職をちゃんと考えていませんでしたが、しっかり話を聞いて説明をしてくれたので仕事や会社のイメージが湧きました。

    口コミ詳細を見る

マイナビの調査と同じで、20代の人は転職条件に就業形態や勤務時間など、安定して働きやすい環境を希望する人が多いようです。

その他にもリアコミには20代で転職した人の体験談が掲載されています。

もっと転職体験談が知りたい!という人はこちらからご確認ください!
20代転職成功体験談が気になる方はこちら

まとめ│やりたい仕事を見つけるにはエージェントへの相談がおすすめ

リクルートやマイナビ、エン・ジャパンの調査から、

・コロナ禍を経て「やりたいことを仕事にできる」ことを重視する人が増加
・シニアほど仕事内容に重視した仕事選びをしているケースが多い
・若者は安定感や給与を重視した仕事選びをしていること多い

ということが分かりました。

これから仕事選びをする方は、年収や企業規模だけに囚われず
「やりたいことを仕事にできる」ことも一つの基準にしてみてはいかがでしょうか?

「どんな仕事を選んだらいいか分からない!」
「希望の職場が見つからない!」
という方は転職エージェントへの相談がオススメ。

エージェントに相談すると、自分の希望が明確になって、キャリアプランについて考えが深まることでしょう。

より詳しい内容が見たい方は、キャリア相談に関して解説した記事もあわせてご確認ください。
業界に精通している転職エージェントは、自分の市場価値を客観的に評価してくれる

また、リアコミでは20代向けの人材紹介会社をまとめて紹介しています。
20代・既卒向けの人材紹介会社まとめ

登録したからといって無理に転職を勧められることはありません。

転職や就職に悩んでいる人は、ぜひ一度キャリア相談を受けて見ることをオススメします。


転職のリアコミでは、人材紹介会社を利用した方からいただいた口コミの一部を掲載しています。