2024年9月の転職情報｜新入社員2か月で3割が「会社辞めたい」?

『転職市場』と一口に言っても、その時の景気や企業の状況によって求人数や求人倍率は変化します。

厚生労働省や人材紹介会社など様々な機関・企業が転職市場を調査をしていますが、それらの情報を一つ一つ見ていくのは骨が折れますよね。

この記事では、転職の環境が今どうなっているのか気になる方のために、最新情報をリアコミの観点から分かりやすくまとめました。

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【最新！】9月の転職情報│新入社員2か月で3割が「会社辞めたい」?

■入社2カ月時点で3人に1人「会社を辞めたい」「新入社員の意識調査（2024）」｜マイナビ転職

株式会社マイナビが運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』が、2024年に新卒入社した男女（新入社員）800名を対象に行った「新入社員の意識調査（2024）」の結果を発表。

入社2カ月時点で、約3人に1人は「会社を辞めたい」と感じた経験があり、「今の会社で仕事を続けた場合、5年後に「年収が上がっている」と考える人の割合は半数以下」となるなど、新入社員の将来への不安が浮き彫りとなる結果となりました。

会社を辞めなかった理由1位は「もう一度就職活動をしたくないから」

入社2カ月時点で「会社を辞めたいと思ったことがある」新入社員は全体の3割ほど。一方、そのうち転職活動をしている人は3.4％と少なく、一定数の新入社員が不満を持ちながらも勤務を続けている様子がうかがえます。

今の会社を辞めなかった理由として最も多いものは「もう一度就職活動をしたくないから」（30.7％）で、就職活動の過酷さが垣間見える結果に。

次いで多い回答には以下が挙げられ、少なからず職場の人間関係が離職をとどまる理由になっていることがわかりました。

「辞めると言いづらいから」（24.7％）
「上司や先輩、同僚に恵まれているから」（18.7％）

勤続5年後に「年収が上がっている」と考える割合は半数以下

直近の月収について聞いたところ、全体の平均は「22.2万円」。「今の会社に勤め続けたら5年後に年収が上がっている」と回答した人は42.6％に留まり、給与の見通しはシビアです。

勤続意向年数を尋ねると「10年以内に退職予定」とした人は約半数の54.9%。
うち「3年以内に退職」が最も多い（25.9％）結果となっています。

リアコミ編集長大森

最近では、1社に長く勤めるよりも複数社で経験を重ねるほうがよりよいキャリアプランを描ける、と考える人が多いようです。

若年層の早期離職、人材不足を考慮して企業の採用も変化してきています。

最新の転職市場は転職エージェントに聞くのが一番！二人三脚で転職を進めていきましょう！