2023年8月の転職情報│コロナ後の転職でも「賃金交渉」と「スキルアップ」は年収アップに有効!
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2023年08月03日
『転職市場』と一口に言っても、その時の景気や企業の状況によって求人数や求人倍率は変化します。
厚生労働省や人材紹介会社など様々な機関・企業が転職市場を調査をしていますが、それらの情報を一つ一つ見ていくのは骨が折れますよね。
この記事では、転職の環境が今どうなっているのか気になる方のために、最新情報をリアコミの観点から分かりやすくまとめました。
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【最新!】8月の転職情報│コロナ後の転職でも「賃金交渉」と「スキルアップ」は年収アップに有効!
パーソルキャリアが行った【コロナ禍における転職と賃金に関する調査】によると、コロナ禍には会社への不満で転職した人が多かったため全体の賃金増加率はコロナ前と比べてやや低下したものの、「賃金交渉の実施」と「スキルや経験を生かした前向きな理由での転職」において賃金が上昇しやすい状況に変化は見られませんでした。
また、エン転職が【ビジネスマナーについて】調査したところ、コロナ禍に社会人となった若年層からは「会食・宴席や社外訪問の機会がなかったため、マナーがわからない」といった不安の声が挙がる一方、ビジネスマナーにおいて重要だと思うポイントには「言葉遣い・挨拶・報連相」といった基本的な項目が多く挙げられ、コロナ禍を経てもビジネスマナーの基本は変わらないことがわかりました。
一方、dodaが6月に実施した調査からは12業種のうち9業種で求人倍率が上昇。とくにエネルギー、レジャーの分野での増加率が大きいことがわかります。
今後の業界動向や自分の市場価値を知るには、転職市場を知り尽くしたプロのアドバイスが重要。人材紹介会社のエージェントと二人三脚で理想の働き方を目指しましょう。
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■パーソルキャリア│コロナ禍における転職と賃金に関する調査
パーソルキャリアが2023年6月に発表した【コロナ禍における転職と賃金に関する調査】では、コロナ禍中の転職で賃金が増加した人の割合は全体の37.2%で、コロナ禍前に比べると6.7%低下したことがわかりました。
転職理由別に賃金増加率を見ると、賃金の増加しやすい「より良い環境を求めて」転職した人より「会社への不満」を理由とした転職者がコロナ前に比べて増えたことが、「転職時賃金の増加者」が減少した一因と見られています。
また、転職時の賃金増加に影響している要因には 「①賃金交渉の有無」「②汎用スキルの高さ」「③業務経験の豊富さ」が挙げられており、"コロナ禍中にオンライン講座などでスキルアップを行った"人の割合はコロナ禍前より増加。「賃金交渉の実施」と併せて転職の際の賃金増加率にも比例していることがわかりました。今後賃金アップの転職を狙う人は「賃金交渉」とそれに欠かせない「スキル」「経験」を磨くことが重要であるといえそうです。
■エン転職|「ビジネスマナー」について
2023年3月~4月にエン転職が実施した【ビジネスマナーについての調査】では、98%の人が「仕事を円滑に進める上でビジネスマナーは必要だと思う」と回答。
一方、コロナ禍の最中に社会人になった若年層からは、「会食・宴席の機会がなかったため、マナーがわからない」「社外訪問するも、どうふるまえばいいか自信がない」という回答が相次ぎ、アフターコロナとなった今、習わなかったマナー習得に戸惑う社会人が増えていることがわかりました。
また「コロナを通して新たにできたマナー」としてマスクの着脱、オンラインMTGのマナーなどが挙げられた反面、「重要だと思うビジネスマナー」については「言葉遣い(敬語)」「挨拶」「報告・連絡・相談」の3つが上位にランクイン。
【ビジネスマナーの中でも、あなたが「重要」だと思うものはどれですか?】
働き方に変化はあってもビジネスマナーとして重要なことはコロナ禍前と大きく変わらないという結果が見えてきました。
■doda【転職求人倍率レポート(2023年6月)】
dodaが6月に実施した調査では業種別求人倍率は、12業種のうち9業種で上昇しており、全体で前月より2.26倍増加していることがわかりました。
業種のなかでも最も増加率が大きかったのは「エネルギー」、次いで「レジャー」。職種別では「専門職(コンサル・金融)」(前月比107.3%)、「事務・アシスタント」(前月比106.7%)の求人が大きく増加しているという結果となっています。
コロナの流行が落ち着き始めた年初あたりから各分野の求人は増加傾向が続いています。とくにエネルギーやレジャーなどの分野で「いつかは転職を...」と考えていた人は、「今」転職に踏み出すと、選択肢が豊富と言えるでしょう。
リアコミ注目トピック
今回の調査ではコロナ禍を経たこれからの転職で、求職者が取るべき行動が見えてきました。
ただ、採用企業からみて自分にどんなスキルや経験が足りないのか、興味のある分野の業界動向はどうなっていくのかなどは容易には見えにくいもの。
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