2023年4月の転職情報│多くの企業が採用枠を拡大！IT業界、ミドル向けも好調

『転職市場』と一口に言っても、その時の景気や企業の状況によって求人数や求人倍率は変化します。

厚生労働省や人材紹介会社など様々な機関・企業が転職市場を調査をしていますが、それらの情報を一つ一つ見ていくのは骨が折れますよね。

この記事では、転職の環境が今どうなっているのか気になる方のために、最新情報をリアコミの観点から分かりやすくまとめました。

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【最新！】4月の転職情報│多くの企業が採用枠を拡大！IT業界、ミドル向けも好調

typeが2019年12月の求人数と2023年2月の求人数を比較調査した結果、IT分野の求人数はコロナ前よりも多い1.4倍に増加したと発表。

応募者も1.2倍となり企業・求職者ともにIT分野に注目していることがわかります。

一方、業種別の転職求人倍率を調査したdodaによると、前月比では調査したすべての業種で求人数が増加。

前年同月比で求人増加率が最も大きかった業種は「コンサルティング」（前年同月比155％）、次いで「レジャー・外食」（前年同月比151％）と発表しています。

またミドルの転職が人材コンサルタントを対象に「2023年のミドル人材の求人動向」について調査した結果、約7割のコンサルタントが「求人数が増加する」と予測。

「増える」予測は昨年の調査より若干減少したものの、IT業界などでミドル層への需要も引き続き高い状態をキープしていることがわかりました。

業種・年齢にピッタリの転職活動を進めるためには、情報と経験を持った人材紹介会社を利用するのが効果的。エージェントと二人三脚で理想の転職を目指しましょう。

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■type│中途採用マーケット動向データ｜2023年3月版

新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年12月と比較して、 求人数は2020年6月を底に回復し続け2023年2月1.1倍、 応募数は20代~30代が0.9倍、全体で0.8倍の結果に。

とくにIT分野の求人数は増加傾向にあり、2023年2月の求人数は2019年12月と比較して1.4倍、 20代~30代の応募者が1.4倍、全体での応募者は1.2倍の結果に。

IT人材の需要は伸び続けており、応募者もコロナ前に比べて活発に転職活動していることが伺えます。

■doda│転職求人倍率レポート（2023年2月）

業種別の転職求人倍率を調査したdodaによると、求人数は前月比で12業種すべてで増加していると発表しています。

前年同月比で求人増加率が最も大きかったのは「コンサルティング」（前年同月比155.2％）、次いで多かった業種は「レジャー・外食」（前年同月比151.6％）。

前月比で見ると「エネルギー」（前月比109.8％）、「金融」（前月比105.8％）業の求人増加率が最も大きくなっています。

コロナ渦では採用を縮小していた多くの業種で採用枠を拡大していることがわかります。
ここ3年間ほど求人が少なく転職に踏み切れずにいた人も、今年はどの業種でも選択肢を広げて転職に臨むことができそうです。

■ミドルの転職│2023年の転職市場予測「ミドル人材の求人動向」について

ミドルの転職が人材コンサルタントを対象に「2023年のミドル人材の求人動向」について調査した結果、求人数について「増加する」と予測したコンサルタントは77%。昨年の調査（80％）から3ポイントと若干減少する結果となりました。

ミドル人材の求人が「増加する」と予測した理由では、「若手人材不足による採用人材の年齢幅拡大」が47％と最も多く、「減少する」と予測した理由では、「景気回復の兆しが見えないため」が最多に。

ミドルの求人が増加すると予測される業種上位3つはIT・インターネット業、メーカー、建設・不動産業。以前は難しいとされたミドル以上の転職も今後は新しい展開を見せそうです。