2023年2月の転職情報│人材不足が深刻に？基本給アップする企業が増加

『転職市場』と一口に言っても、その時の景気や企業の状況によって求人数や求人倍率は常に変化するものです。

転職市場について、厚生労働省や各人材紹介会社など様々な機関・企業が調査をしていますが、それらを一つ一つ見ていくのは骨が折れますよね。

この記事では、今の転職市場がどうなっているのか気になる方のために、最新の転職市場についてリアコミの知識を踏まえて分かりやすくまとめました。

最新情報を手軽に入手したい！という方は是非この記事をチェックしてみてください！

【最新！】2月の転職ニュース│人材不足が深刻に？基本給アップする企業が増加

odaの転職求人倍率は前月比＋0.11ptの2.23倍となりました。

求人数は2020年9月から27か月連続過去最高を更新中。
来月も求人数の増加・求職者減の影響で求人倍率が上昇する見込みです。

求人増が続く中、企業は依然として人材不足にあります。

パーソルホールディングスの調査では、従業員年齢構成が
「高齢者が多い」「若手が少ない」とした回答が多く、
また、
マイナビからは「採用確保のため基本給を上げた」企業が50％という調査結果が報告されています。

人材不足の状況のなか、求人条件が良くなったり、シニア・女性の活躍を推進したり進んでいます。

ライバルに差をつけ、優良企業へ転職するなら人材紹介会社の利用がおすすめ。

面接対策や推薦状などのサポートを受け、満足のいく転職を目指しましょう。

【注目の転職ニュース】厳選3トピックを紹介！

忙しい方でもすぐ分かるように
記事ごとにこれだけ読めばわかるワンポイントをまとめました！

詳細は各記事リンクより本文をご確認ください。

■doda│転職求人倍率レポート

dodaの転職求人倍率は前月比＋0.11ptの2.23倍となりました。

求人数は今月も過去最高値を更新。
特に求人増加が大きかったコンサルティングの分野では、事業継承需要を受けM&A関連企業の求人が増加しています。

来月も求人数増・求職者減が見込まれ、転職求人倍率が上昇する見込みです。

■パーソルホールディングス│データから見る企業実態調査

企業実態調査より、女性活躍推進の取り組みができていると回答した企業は合計で58.0％と発表されました。

また従業員の年齢構成については「高年齢層が多い」がトップで32.5％、
次いで「若手層が少ない」が31.4％と、従業員の高年齢化が見える結果となりました。

■マイナビ│人材ニーズ調査

採用目標達成のため、基本給を上げた企業の割合が正社員・非正規ともに50％を超えました。
特に正社員（新卒）とパート・アルバイトは約60％の企業が基本給をアップしたと回答しています。
また、労働人口の減少を見据えてシニア世代の採用への期待も高まるなど、企業の人手不足解消の動きは今後も続いていくでしょう。