2023年12月の転職情報│求人倍率は2.4倍！転職者は引く手あまた？

『転職市場』と一口に言っても、その時の景気や企業の状況によって求人数や求人倍率は変化します。

厚生労働省や人材紹介会社など様々な機関・企業が転職市場を調査をしていますが、それらの情報を一つ一つ見ていくのは骨が折れますよね。

この記事では、転職の環境が今どうなっているのか気になる方のために、最新情報をリアコミの観点から分かりやすくまとめました。

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【最新！】12月の転職情報│求人倍率は2.4倍！転職者は引く手あまた？

人材事業大手のdodaが2023年11月に発表した「転職求人倍率レポート（2023年10月）」では、12業種中10業種で求人数の前月比が増加。「メディア」「金融」などの業界で特に増加しています。

一方で2020年8月頃から転職希望者数に大きな変化はないため求人倍率は高く、転職者にとっては活動しやすい状況が続いています。

とはいえ選択肢が豊富な好機でも、「転職後のビジョンが明確にできていない」「自分のスキルに自信がない」というような場合、躊躇してしまう人も多いのが現状でしょう。

しかしリアコミで集まった転職体験者の中には、"希望のイメージがはっきりしていない段階でも人材紹介会社に相談していく中で方向性が定まった"という方が多くいます。

転職エージェントは人材を活かすプロのコンサルタントです。まずは自分自身でも気づいていない希望条件や強みを洗い出し、あなたが今いる職場より最適な職場があれば提案してくれます。

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■doda｜【求人倍率は2.4倍！IT・DXの領域では中途採用も活発に】転職求人倍率レポート（2023年10月）

dodaの調査によると、2023年10月の求人倍率は前月に比べて+0.03ptの2.42倍になっています。増加率が最も大きかった業界は「メディア」で前月比110.3％。次いで「金融」が前月比104.6％となっています。

調査では2020年8月ごろから転職希望者数が大きく変わらない一方で求人数は増え続けており、転職希望者にとっては活動しやすい状況が続いています。

求人数の増加率が特に大きい「金融」業界では、銀行や生命保険などの企業でITやアナリストなど専門職の求人が増加。

これまで新卒採用をメインで行っていた企業の中でも、DX化などを背景にした専門スキルを持つ人材へのニーズが高まっており、また組織の活性化を図る狙いから、中途採用に力を入れる動きがあります。

毎年1月入社を目指して転職活動を始める人もいるため、10月頃までは転職希望者の動きは活発になっています。一方で11月以降から年末年始にかけては小売り・流通業での求人数が増加する半面、転職希望者が減るため求人倍率は依然高い数値を保つ見込みとなっています。