2023年10月の転職情報│Z世代の価値観は上世代にはわからない?!世代による働き方の違いとは

『転職市場』と一口に言っても、その時の景気や企業の状況によって求人数や求人倍率は変化します。

厚生労働省や人材紹介会社など様々な機関・企業が転職市場を調査をしていますが、それらの情報を一つ一つ見ていくのは骨が折れますよね。

この記事では、転職の環境が今どうなっているのか気になる方のために、最新情報をリアコミの観点から分かりやすくまとめました。

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【最新！】10月の転職情報│Z世代の価値観は上世代にはわからない?!世代による働き方の違いとは

10月に入ると4月に入社・転職をした人もようやく半年が終了。若手からベテラン層まで一丸となって期末へ向けた後半戦の業務が一層加速していく時期となります。

そんななか各社は"仕事における世代間の違い"について調査結果を発表。パーソルホールディングスは15歳～69歳までの世代を対象にした調査【「はたらく」を考える全国就業者データベース「はたらく定点調査」】の結果を公表しました。

調査によると意外にも「起業したい」を考える人の割合に世代間の差はあまりなかったものの、「ハラスメントと感じる項目」で多様な個を尊重するZ世代の特徴が浮き彫りに。

• ・【人間関係に悩まされず前向きに仕事をしたい】
• ・【仕事もプライベートも諦めない】

という20代のリアルな"お仕事観"が見えてきます。理想の転職を目指すには自分の状況・希望に合ったエージェント選びと転職市場を知り尽くしたプロのアドバイスが重要。エージェントと二人三脚で理想の働き方を目指しましょう。

【注目の転職ニュース】厳選トピックを紹介！

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■パーソルホールディングス｜Z世代の就労意識

パーソルホールディングス株式会社が、Z世代(概ね1990年代終盤～2010年代序盤までに生まれた世代)から"ベビーブーマー"と呼ばれる現在58歳～69歳の世代を対象に、 働き方に関わる生活全般について意識調査を行いました。

調査の結果「いずれ転職したい」と考える人の割合が5割を超えていたのはZ世代(58.4％)とY世代(55.3％)（※現在の27歳～41歳）のみ。

しかし「起業したい」と考える人の割合はどの世代も25％前後にとどまっており、生まれた時点でインターネットが利用可能であったことなどから上世代とは価値観が違うといわれるZ世代であっても、他世代と同様「起業」が身近な選択肢となってはいないことがわかりました。
一方、ハラスメントに対する意識については

• ・「有給休暇を別日にするようお願いされた」
• ・「勝手にビールを注文された」
• ・「プレゼントを渡す際のお金を徴収された」

といった個人の権利や多様性の尊重に関する項目で、Ｚ世代が最も高い割合を示した点が特徴的です。

Ｚ世代は多数派の意見を押し付けるようないわゆる同調圧力をハラスメントと感じやすい傾向がみられました。

多様な個を尊重する社会に変化する中で、Z世代は一歩先を歩いていると言えるかもしれません。

リアコミ注目トピック

今回の注目ニュースでは26歳以下の世代と他の世代が持つ働き方に関する価値観の違いや共通点が注目されていました。

リアコミに集まった人材紹介会社利用者（20代）の口コミでも、家庭との両立を希望して転職に踏み切った人の口コミが見られます。

また、体験談を投稿している多くの20代が「人間関係に悩まされず前向きに仕事をしたい」「仕事もプライベートも諦めない」といった前向きな理由で転職に至っていることがうかがえます。

これまで「仕事が人生の中心」という感覚で生きてきて、「Z世代とは感覚が違う」と 捉える方もいるかもしれませんが、仕事への情熱や真剣さは世代に関わらず持っているということが見えてきます。

そのうえで私生活も犠牲にしないZ世代の感覚は、これからの持続可能な社会を実現していくためにどの世代にも必要な新しい価値観であるといえそうです。

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