typeの評判は?首都圏エンジニア求人に強い!利用レビュー
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2021年12月21日
総合平均4.3点/5点
- 求人数3.5/5点
- 求人の質4.8/5点
- 使いやすさ4.4/5点
- 履歴書対策4.2/5点
- スカウトサービス4.4/5点
求人数実数 | 高収入割合 | アプリの有無 | スカウトメール |
---|---|---|---|
2,739件 | 90% | ◯ | ○ |
typeは、株式会社キャリアデザインセンターが運営する総合型の求人サイトで、特に首都圏のIT・通信・Webエンジニアと営業職の求人が多くなっています。
求人数は2,000件前後と総合型としては少なめですが、特集ページや書類関連のテンプレートが豊富で使いやすくなっています。こういったテンプレートを利用しながら情報を集めるといった使い方がおすすめです。
求人の半数近くが首都圏に集中していて、エンジニア向けの転職フェアを熱心に開催しているため、首都圏で転職を考えている人、特にエンジニアの方には使い勝手の良い求人サイトになっています
転職のリアコミでは、typeの使い勝手や情報の内容について調査しています。実際に登録し、マイページや求人情報、スカウトやアプリを利用することで見えてきた評価や感想をまとめてみました。
typeの特徴をまずはチェック
ココがうれしい!
ココがうれしい!
- エンジニアの求人が豊富
- 全体的な年収レベルが高め
- 期待度が高いスカウトメールがある
- 書類のテンプレートが豊富で非会員でも利用できる
ココが残念!
ココが残念!
- 首都圏以外の地方の求人が少ない
- サービス・販売系職種が少ない
- 書類の自動作成機能がない
この記事の目次
この記事の目次
typeの求人の主力は首都圏のIT・Web系エンジニアと営業職
typeに掲載されている求人数は、時期による変動もありますが、だいたい2,000件前後で、調査時点では2,739件ありました。
総合型の求人サイトとしては少し物足りない数字かもしれません。続いて、その内訳を職種と地域について見ていきましょう。
なお、typeで職種や地域で検索する場合、一つの求人が複数地域で募集していた場合などはそれぞれの地域ごとに1件とカウントしますので、総数は2,000件を越えることに注意してください。また、エリアの内訳はtype公式サイトでの分類に準じているので、一般的なエリア分けとは異なる場合があります。
まず、エリアで見てみると、typeの求人の2,575件が首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に集中しています。次に多いのが関西(大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県)の564件で、首都圏と関西集中しており、残りの地域はおおむね均等な分布となっています。
次に職種の内訳ですが、50%がIT・通信・Webエンジニア、16%が営業職の求人となっています。第3位のプロジェクトマネージャー・ITコンサルが12%と健闘していますね。これらの3ジャンルでおよそ7割の求人を占めています。
typeで「首都圏のIT・通信・Web系エンジニア」の求人を検索してみたところ、業界の首都圏集中傾向を反映して、全体の求人数の47%の1,379件がヒットしました
首都圏の求人がメインでIT・通信・Web系エンジニア専門の求人サイトと比較した場合、この数字は1.5~2倍くらい多い件数なので、該当する職種の人にはかなり有効な人材サイトと言えますね。
逆にそれ以外の職種の人の場合は、効率の良い転職活動のために他社のサービスとの併用が必須となるサービスです。
typeの地方求人は大手企業の営業職がメイン
首都圏が主力エリアのtypeですが、その他の地方の求人事情についても調べてみました。地方でも県によって差があり、50件~180件の幅がありますが、平均すると県あたり100件程度の求人があり、人口や産業規模に応じた数字といった印象です。
求人の内容を確認してみると、首都圏ではエンジニアに強いtypeですが、地方では違った側面を見ることができます。
エンジニアはもともと首都圏に職場が集中する傾向がありますので、地方ではあまり求人がありません。代わって多くなるのが営業職の求人と派遣求人です。typeでもこの傾向が見られました。
気になったのが、営業の求人を出している企業のほとんどが大手の生命保険会社やアパート関連の建設デベロッパーという点、少ないエンジニアの求人もほとんどが派遣の求人という点です。
地方に根ざした地元企業の求人があまり見られないのは残念なところです。この点は、他の求人サイトや人材紹介会社の併用で補う必要がありますね。
例えば、業界大手のdodaやリクナビNEXTを併用する方法です。これらの求人サイトは全体の求人数自体が多いので地方の求人数も多くなり、その分地元企業を見つけやすくなります。また、人材紹介会社も非公開求人で地方企業の案件を保有している場合がありますので、利用してみるといいでしょう。
2019年9月18日追記
typeの地方の求人事情が、ボリュームや内容面でちょっと残念でしたので、今後の拡大はあるのかtypeに直接問い合わせてみました。
質問の内容としては「今後、地方の求人を充実させていく予定はあるのか」「あるとしたらいつ頃からか」の2点です。
typeの問い合わせフォームを利用して問い合わせてから、約3時間半で返信が来ました。対応はスピーディーですね。
「現在typeでは首都圏(東京・横浜・大阪など)を中心に求人・仕事情報を掲載させていただいております。(中略)現段階においては、地方求人の充実化や掲載時期に関しましては明確にお約束することができない状況ではございます(後略)」
ということですので、どうやらtypeで地方企業の求人を十分なボリュームで見られるのはもう少し先になりそうです。いまのところ、typeと別の求人サイトや人材紹介会社の併用が最適解ですね。
高額求人の割合は?8割以上が「年収500万円以上」
「ひとつ上を目指す人のキャリア転職サイト【タイプ】」これはtypeのキャッチフレーズです。ひとつ上、ということは、年収面でも上を目指せるのか調べてみました。
他の記事でも採用している高年収の基準、500万円以上で検索した場合、typeは全体の約90%の求人が対象になります。これはかなりの高水準ですね。年収700万円にして検索しても、全体の約半数がヒットしますので全体の年収は高めだと言えます。
ただ、個々の求人を見ていくと、成果給が込みだったり、幅を持った給与表記の一部が500万ラインを越えているだけだったりという求人もあります。こういう求人を除外するともう少し割合は下がると思いますが、全体的にはひとつ上を目指せる求人が多いですね。
管理人からのワンポイントアドバイス
・typeはエンジニア向けでステップアップを目指せる求人サイト
掲載されている職種は多く、総合型に分類されますが、元々エンジニア向けの求人サイトだったこともあり、現在も主力はエンジニア職になっています。
幅を持った表記がされているために一概には言えませんが、高年収求人が多めになっているのは嬉しいポイントです。
地方の求人では、数そのものはそれなりにある印象を受けますが、内容的にあまり魅力的なものがないのが残念なところです。
これは運営会社のキャリアデザインセンターが拠点を全国展開していないのが原因です。今後、地方に拠点ができていくようであれば期待できるでしょう。それまでは、地方の人は他の求人サイトや人材紹介会社を併用して活動していくのがよさそうですね。
ここまでで、typeの求人の傾向について解説してきました。この後は、typeで受けられるサービスについて解説します。会員向けのスカウトサービスに加え、非会員でも利用できる書類テンプレートもありますので上手に活用しましょう。
typeのメール4種類の中で最も期待できるのは「スカウト」メール
typeに登録すると、登録時に入力した情報をもとにスカウトメールが届くようになります。このスカウトメールには4種類あり、それぞれ「スカウト」「オファーDM」「応募歓迎」「関心お知らせメール」と名称が異なっています。どれが期待できて、どれが期待できないかわかりにくいので、送られてくる条件や参照している情報をもとに期待度を比較してみました。
●スカウト・・・最も期待度が高い。参照しているのは「氏名・生年月日・都道府県以降の住所・自宅と携帯の電話番号・メールアドレス・職務経歴書内の勤務先企業名」を除く全ての登録データ。このデータを企業が参照し、興味を持たれた場合にtype経由で企業が送る。経歴・スキル等を確認した上での連絡なので有望。
●オファーDM・・・登録した経歴と企業が求める経歴がマッチした場合に自動配信される。機械的なマッチングなので期待度は低め。
●応募歓迎・・・事前に応募歓迎機能を利用している状態で、検討中リストに気になる求人を追加すると、その求人を出している企業に匿名でレジュメが公開される。これを閲覧した企業側から届くのが応募歓迎であり、双方が興味を持っていないと成立しないので期待度は高め。
●関心お知らせメール・・・登録したスキル・経験が企業の希望とマッチした場合に自動配信される。機械的なマッチングなので期待度は低め。
特にスカウトは企業側にとっては登録データの確認とメッセージ送信という手間がかかるため、採用意欲が高い求人となっています。また、応募歓迎も求職者の興味に対してアクションを起こしているので、なかなか有望だと言えますね。
なお、typeから届いたメールは13日間で149通。これにはメールマガジンも含んでいます。1日平均で11.5通ですので、求人サイトの中でもメールが多めのdodaとほぼ同レベルの量です。
これだけのメール量になると、重要度の高いメールを見落とす恐れが出てきます。対策として、「スカウト」「オファー」「応募歓迎」「関心」といったキーワードでメールを振り分けるようにしておくことでメールチェックの効率が上がり、大事なスカウトの見逃しも無くせます。
管理人からのワンポイントアドバイス
・メールはかなり多め。見落とし防止の対策をしておきたい
本文でも触れましたが、typeのメールはかなり多めです。他社と併用していると全体のメール数はかなり多くなってしまいます。そのまま使うと、typeのスカウトのような重要なメールの見落としが発生し、転職活動にマイナスになってしまいます。
これを防ぐため、メールの振り分け(ラベル付け)が手軽な方法なのは紹介したとおりですが、その他にも有効な方法として、メールアドレスの使い分けがあります。他社サービスとtypeの登録メールアドレスを別のものにしておけば、管理がだいぶ楽になります。
また、普段遣いのアドレスと転職活動用のアドレスは別にしておくのがおすすめです。
アドレスの使い分けに加えて、メールの振り分けを設定しておけば、管理の手間を省き、重要なメールの見落としもなくなります。ちょっとひと手間かかりますが、試してみることをおすすめします。
テンプレートの豊富さが嬉しいtypeの書類サポート
職務経歴書の作成は、これと言って決まった書式がなく、職種によって記載するべき内容が少しずつ異なるなど、転職活動の中でもハードルが高く感じてしまいがちなポイントの一つです。
ただ、一度作ってしまえば大部分は使い回しできますので、なるべく早い段階で作成しておきたいものです。
そこで役立つのが、求人サイトなどで配布されている無料の職務経歴書テンプレート。typeでは他サイトで見られるような書類の自動作成機能がない代わりに、テンプレートがとても充実しています。その数は46種類にも及び、typeで取り扱っている職種の大部分をカバーできます。
試しにSE用の職務経歴書をダウンロードしてみました。スッキリと簡潔にまとめられていて好印象を得られそうです。
ただ、冒頭は時系列表の職務概略だけですので、内容を充実させ、印象をさらに良くするために、文章でまとめた職務概要を追加することをおすすめします。
キャリアの棚卸しが自分でできるシートなど役立つコンテンツが豊富
typeを特徴づけているポイントのひとつがコンテンツの充実度が高い点です。会員登録なしでも利用でき、内容も実際に使えそうなものが多いので一度覗いてみるのがおすすめです。
転職に関するコラムやキャリア形成に関する記事、動画やテンプレートのダウンロードなどは「転職ノウハウ」というページにまとめられていてわかりやすくなっています。
特に転職前の準備に関する記事は、転職の目的の整理やスケジュールの立て方、どんな職種があるのかなどがわかりやすく解説されています。
この中で高く評価できるのがキャリアの棚卸しに関しての記事です。テンプレートもダウンロード可能で、記入していくことでこれまでのキャリアの棚卸しができ、自分自身を客観的に見つめるためのサポートとなるツールです。
キャリアの棚卸し、というのは転職時によく聞くフレーズですが、具体的にどんなポイントに着目して進めればいいのかわからないという意見もよく聞きます。
typeのテンプレートは、記入や最終的な分析は自分自身でやらなければなりませんが、キャリアのどういった部分に注目すればよいのかがわかります。転職で「何がしたいか」と同じくらい重要な「何ができるか」という点を発見するサポートになるツールです。
ビジネス書の要約を読むことのできる「時短読書のすすめ」もおもしろく利用できました。要約は専門サイトの「本の要約サービスflier」が担当していて、プロのライターによる要約なので読みやすく理解しやすい内容です。1冊10分で読める、と謳っていますが、実際に試したところ5~7分程度で読めてしまいました。通勤中などのスキマ時間を利用して効率よくビジネス知識を取り入れたい人におすすめです。
また、テーマに沿った求人を特集した求人特集ページも備えられていて、サイト自体の使い勝手という点から見ても、標準的な求人サイトの機能がひと通り押さえられていて安心して利用できます。
管理人からのワンポイントアドバイス
・フリーで使えるテンプレートを上手に利用しよう
転職業界では、typeの書類テンプレートが充実していることは以前から知られていました。他にも職種ごとにテンプレートや見本を用意している求人サイトはありますが、これほどのボリュームがあるところはなかなか見られませんね。
自分の希望職種に合うテンプレートが見つかる可能性はかなり高いので、うまく利用したいですね。本文でも触れているようにやや簡潔にまとまっていますので、職務要約を文章で記載するなどして、「読ませる」職務経歴書に仕上げておきましょう。
・求人特集の深追いはやめておいたほうがいい
目当ての内容であれば便利なのが求人特集ですが、typeの求人特集は深追いしないほうが良さそうです。「求人特集の一覧へ」というリンクの先には、1,700を超える過去の求人特集の一覧ページが待っています。膨大な数なので、目当ての求人特集を探すのは困難です。深追いせず、トップページの「今週の求人特集」に目当てのものがなかったら素直に検索するのが時間の節約になります。
ここまでで、typeのスカウトやコンテンツのサービスについて解説しました。スカウトメールが来たらテンション上がりそうですね。また、コンテンツは非会員でも利用できるのは魅力です。
この後は、typeのスマホアプリや登録方法、転職フェアについて解説していきます。
アプリは履歴などの連携がないのでブラウザ版がおすすめ
求人サイトではスマートフォンアプリがあるのが最近のスタンダードです。typeにもアプリがあったので使ってみたのですが、なかなかクセのある仕様で現時点では利用を推奨できるものではありません。インストールする前にこの記事をチェックして、内容を把握しておきましょう。
まず、アプリはAndroid版とiOS版がありますが、更新時期が新しい分、iOSのほうが若干使いやすくなっています。機能的にはWeb版とできる内容に大きな違いはありません。
困った点として、アプリはWeb版と全く連携しないという点があります。閲覧履歴が見られるのはいいのですが、その履歴はPCやスマホのブラウザで見た内容を一切反映してくれません。さらに検討中リストも反映されないので、アプリを使うよりもブラウザで見たほうが使い勝手は良くなります。
このため、現在のところtypeのアプリは全くおすすめできません。なるべく早く改善してほしいものですね。
typeの転職フェアはエンジニア向けで年4回開催
type エンジニア転職フェアは年4回ペースで開催されるエンジニア向けの転職イベントで、すでに80回以上の開催実績があります。
通常、会場は東京ドームシティプリズムホールがメインで使われます。東京ドームや後楽園ホールのそばでアクセスが良好な立地ですので、地方の方で転職のため上京しようとしている人などは観光やスポーツ観戦と合わせて参加してみるのも良さそうです。(まれに会場の都合等で東京国際フォーラムなどが利用されることもあります)
また、日程は近年の場合、1月・4月・7月・10月の下旬に設定されます。この時期の土日祝日のいずれか1日を使ってのイベントとなっています。
開催時間は11:00~18:00ですが、週末開催なので会場周辺は大変混雑します。余裕を持って来場しましょう。
会場内では座談会や講演、セミナーが開催されます。例えば、2019年7月に開催されたtype エンジニア転職フェアでは、メルカリCTOによる講演「メルカリの『今、求められるエンジニア』像」、転職ノウハウセミナー「エンジニア面接を攻略!転職のプロに学ぶ面接突破術」などがありました。いずれも転職活動やキャリアアップに役立ちそうですね。
企業ブースも出展されますので、実際に企業の採用担当者に話が直接できる貴重な機会にもなっています。過去の開催では、セイコーエプソン、NEC、Microsoftなどの大企業や有名企業の出展が多数ありました。
その他会場内では、無料ドリンクの配布やtypeスタッフによる志向をもとにした企業案内サービスなどが受けられ転職活動が捗りそうです。無料ドリンクコーナーは企業担当者とのフリートークコーナーでもあるので、次々に声をかけられて目的の企業ブースに進めない、といったこともありえます。ここだけは行きたいという場所があれば先に回っておくようにしましょう。
開催地が東京だけというネックはありますが、実際に企業とコンタクトを取れる希少なチャンスですので、都合が付く場合には参加してみることをおすすめします。
管理人からのワンポイントアドバイス
・フェアの帰りは誘惑に負けず、まっすぐ帰ること
typeのフェアは東京ドームのそばのプリズムホールで開催されるのは紹介したとおりですが、参加した場合、帰りの行動に注意をしましょう。
遊園地にゲームセンター、パチンコ店に場外馬券売り場が近場に立ち並び、立地的にとても誘惑が多い地域です。転職活動帰りに遊園地はあまり行かないかもしれませんが、ゲームセンターや馬券売り場あたりは、好きな人はついフラフラと行ってしまう可能性もあります。
場合によっては休憩中の企業ブースの担当者の目に止まってしまうかもしれません。万一それが志望度の高い企業だったりすると残念な結果に繋がりかねないので、自宅に帰るまでが転職フェアだと考えて素直に帰宅するのが無難です。
typeのサービスのまとめ|首都圏のエンジニアはメインで利用する価値アリ
全職種を取り扱うとは言っても、typeの主力は首都圏のエンジニアです。同じキャリアデザインセンターが運営する人材紹介会社のtype転職エージェントも、はじめは1都3県にサービス地域が限定されていました。地方に拠点がないため、しばらくはこの流れは変わらないと見たほうがいいですね。
このため地方求人は内容的に選択肢が狭くなっています。全国展開している不動産デベロッパーや保険会社の営業職やエンジニアの派遣求人がメインで、他社でも掲載されている求人がほとんどです。地方住まいの人にはほとんど旨味のない求人サイトかもしれません。
首都圏以外の方は、typeは便利な書類テンプレートのダウンロードや、コラム記事を読むなどの使いみちがあります。まれに条件の良い地方案件が出てくる可能性もありますので、念のために会員登録しておいて、振り分けておいたメールを定期的にチェックする、というのが負担にならない使い方ではないでしょうか。
首都圏住まいの方だと、typeの存在価値はグッと上がってきます。職種がエンジニアであればなおさらです。エンジニア特化型として捉えた場合、typeの求人数は主力に据えるのに十分なボリュームを誇ります。しっかりとメールをチェックして、スカウトや応募歓迎の求人を見逃さないようにしたいですね。
公式サイトの確認も欠かさないようにして、年4回のフェアを有効に利用すれば、希望通りの転職が叶う可能性は大きく高まるはずです。
編集後記|管理人のひとりごと
今回、typeの記事を執筆するために実際に登録して利用してみて感じたのは、利用前に持っていたイメージよりもだいぶ求人に偏りがあるな、という点です。もう少し、地方の地元企業の求人があるのかなと思っていましたが、実際にはほぼ無い、という状況です。あるのは全国チェーン店の募集や派遣の求人ばかりです。
全体的な求人ボリュームも合わせて考えると、typeは関東ローカルの求人サイトといったイメージになってしまいますが、それ以外の地方の人が全く使えない、というわけではありません。
本文中でも解説しているように、転職関連のコンテンツの充実度はかなり高く、1時間くらいは軽く没頭できます。ノウハウ関連や転職準備の記事などは居住地域を選ばない内容ですので、すべての転職希望者に役立ちますね。
求人サイトを利用して転職活動をする場合、活動の基本は情報収集です。集める情報は求人情報だけでは不十分で、転職活動そのもののノウハウや市場動向、希望業界のトレンドや展望など多岐にわたります。
これらすべての情報を自力で集めていくのは時間も労力もかかりますので、typeのような求人サイトの記事を利用していくのは有効な方法です。人材業界のプロたちが作る記事ですので、正確性や妥当性は問題ありません。フェイク記事をつかまされる恐れもありませんので、積極的に利用しておきましょう。
求人面での物足りなさがあるtypeですが、コンテンツ利用に割り切って考えると、ほとんどすべての人が利用可能な求人サイトだと思います。