転職エージェントとインタビューその2
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2019年09月06日
人材紹介会社の転職エージェントは、企業と
どんなやりとりをしているのでしょう？
登録した方のエントリー状況なども気になりますよね。
そこのところを聞いてみました。
（→前回の記事はこちら）
大森
「人材紹介会社と採用する企業側とはどのようなやり取りが
あったりするのでしょうか？」
転職エージェント東山さん
「企業側は、ニーズが明確でありますので
そういう人材がいるかどうか。という話しになります。
組織上、欲しい人がいるから採用をとるわけですので
企業側の希望から大幅にそれるような人をとることはありません。
企業とのやり取りが増えるのは、人を紹介することが決まってからですね。」
大森
「企業側は求人の像がある程度決まっているのですね。
紹介できる方がいた場合は、その後どんなやりとりがあるのですか？」
転職エージェント東山さん
「企業側には転職希望者のニーズを伝えていきます。
例えば年収これくらいでないと辞退してしまいますよ。とか、
面接の時間帯はこの辺りでないと難しいです。とか、
返答のタイミングについてなど、調整役をする感じですね。」
大森
「登録をしたけど、転職活動をしない方もいるのでしょうか？」
転職エージェント東山さん
「登録した方の8割以上の方は何らかの企業へエントリーされています。
これは、ネット状に相当な個人情報を打ち込んで、
職務経歴書を作成しておりますので
それなりの思いがあるからだと思います。」
大森
「なるほど。では転職希望者の思いや課題を受け止めてあげるのが
面談での役割ということでしょうか？」
転職エージェント東山さん
「そうですね。」
大森
「最後に、転職を考えている方にメッセージはありますか？」
転職エージェント東山さん
「元教師というところもありますので転職をするか、しないか
というときに仕事というものに対して、
どういうスタンスで臨むのかというところを一緒に考えて、
もし転職が必要であれば、そういう話しになりますでしょうし、
そうでない場合でも、より前向きに、積極的に楽しく迎えることが
できるのではないかと思っています。
そういう相談の場として「面談」があると思っています。
ですから、転職するかしないか迷っているのであれば面談に
来ていただけたらと思います。
無料ですし、構えず安心して来ていただいて
情報を得て欲しいですね。
大森
「迷っていたら相談してください。というのは
転職について迷っている方々には大変心強いですね。」
転職エージェント東山さん
「転職エージェントとの面談では、数値をどんどん言うイメージが
あるかもしれませんが、面談で話してみると、あまりでて来ないですね。
逆に数字ばかりにこだわっているカウンセラーさんとは
長続きしていないです。
話しが進むと、数値の話しもでてきますが、
最初に面談をしているときは、ホント知人の相談を聞くような感じで
仕事と思えないくらいです。」
大森
「今日は色々とお話を聞かせていただきましてありがとうございました。」
転職エージェントへのインタビューを終えて
転職エージェント（キャリアコンサルタント）という名前を聞くと、
スーツ姿のお堅い感じをイメージしてしまうかもしれませんが、
お会いしてみると、思った以上にフランクな感じで
楽しいやり取りをさせていただきました。
転職エージェントの方と、色々な質問をして感じたのは、
話し方がとても上手なこと。
質問したことに対する回答内容、しゃべりの強弱、間のとり方など
話し方をみるだけでも面談の価値は十分にありますよ。
意外だったのは、面談内容が数値や求人企業の年収の話題が
中心ではなく対話から方向性をみつけていくところ。
仕事は人生においても大きな時間、ウエートを占めている部分
ですから、まずは仕事の考え方、方向性をみつけていくのは
確かにそうだな、と感じました。
仕事の満足度、しいては転職後の満足度は
大きく違ってくるはずです。
パソナキャリアがサポート力が高いというのも納得です。
業界ごとに転職希望者の積極性や
転職に対する考え方が大きく違っていて
その点を理解して対応している転職エージェント側の気配り
も感じました。
転職は人生の一大決心ですから
悩みは当然でてくると思います。
仕事の価値観、将来のビジョン、キャリアアップ、、
転職をする、しないという選択肢を含めて
一度転職エージェントに相談してみるのもいいと思いますよ。
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