【2026年夏の転職市場】求人倍率2.55倍。秋の転職に向けて今から準備したいこと
2026年8月4日
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「転職市場」と一口に言っても、そのときの景気や企業の採用状況によって、求人数や求人倍率は変化します。厚生労働省や人材紹介会社などがさまざまな調査結果を発表していますが、一つひとつ確認するのは大変ですよね。
この記事では、現在の転職市場がどのような状況にあるのかを、キャリ評の視点から分かりやすくまとめました。最新の転職情報を手軽に確認したい方は、ぜひ参考にしてください。
お盆休みをきっかけに、今後の働き方やキャリアについて考え始める方も多いのではないでしょうか。
「すぐに転職する予定はないものの、今の会社で働き続けてよいのか迷っている」という方にとって、8月後半は情報収集を始めるのに適した時期です。
秋の転職活動をスムーズに進めるためにも、求人の動きや雇用状況を確認し、希望条件やこれまでの経験を整理しておきましょう。
【転職求人倍率2.55倍】秋の転職に向けて今から準備したいこと
dodaが2026年7月23日に発表した調査によると、2026年6月の転職求人倍率は2.55倍でした。前月より0.11ポイント、前年同月より0.22ポイント上昇しています。
これは、dodaに登録する転職希望者1人につき、約2.5件の求人がある計算です。求人数も前月比3.2%増、前年同月比16.6%増となっており、企業の中途採用意欲は引き続き高いことがうかがえます。
ITだけでなく、営業や企画・管理の求人も増加
業種別では、調査対象となった12業種すべてで、求人数が前月を上回りました。特に増加率が大きかったのは「IT・通信」と「エネルギー」です。
職種別でも、調査対象11職種のうち10職種で求人が増えています。ITエンジニアだけでなく、営業職や企画・管理職も増加しており、デジタル系の専門職に限らず、転職の選択肢が広がっています。
求人が多い時期こそ、希望条件を整理する
求人が増えているからといって、急いで応募先を決める必要はありません。選択肢が多い時期だからこそ、転職によって何を改善したいのかを整理することが重要です。
年収を上げたいのか、残業を減らしたいのか、管理職を目指したいのか、専門性を高めたいのかによって、選ぶべき求人は異なります。
希望条件を「譲れない条件」と「調整できる条件」に分けると、複数の求人を比較しやすくなります。
求人票に記載された給与や仕事内容だけでなく、評価制度、配属先、働き方、入社後に求められる役割も確認しましょう。管理職の場合は、担当する組織の規模や採用背景、与えられる権限も重要です。
秋の転職活動に向けて8月後半から準備を
9月以降に応募を始めたい場合は、お盆明けから職務経歴の棚卸しを進めておくと安心です。これまでの仕事内容だけでなく、「どのような課題を解決したか」「どのような成果を出したか」を数字や具体例とともに整理してみましょう。
まだ転職を決めていない方も、求人サイトで希望職種の募集状況や年収相場を確認することで、現在の自分の市場価値を考える材料になります。
キャリ評編集長大森
今すぐ転職する予定がなくても、求人の確認や経験の棚卸しをしておくと、良い求人が出たときに動きやすくなります。まずは情報収集から始めてみましょう。
▼参考記事はこちら
・doda「転職求人倍率レポート(2026年6月)」
【2026年6月の雇用統計】数字から考える狙い目の業界と仕事選び
「求人が増えていると聞く一方で、景気や雇用の先行きには不安がある」と感じている方もいるでしょう。
転職市場を見る際は、求人サイトの掲載数だけでなく、実際に働いている人の数や完全失業率も参考になります。
完全失業率は2.5%で前月と同じ
総務省統計局が発表した2026年6月の労働力調査によると、完全失業率は季節調整値で2.5%となり、前月と同じ水準でした。
就業者数は6,890万人で、前年同月から17万人増加しています。就業者数の増加は5カ月連続です。
一方、完全失業者数は178万人で、前年同月より2万人増えました。完全失業者数は11カ月連続で増加しているため、どの業界や職種でも転職しやすい状況とは限りません。
出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)2026年6月分結果」
製造業・医療・教育分野では就業者が増加
前年同月比で就業者が増加した主な業種は、製造業が39万人増、教育・学習支援業が17万人増、医療・福祉が16万人増となっています。
人材需要が高い業界を知ることは、転職先を考える際の一つの手掛かりになります。
ただし、就業者数が増えている業界であっても、すべての職種で求人が増えているとは限りません。製造業には、技術職や生産管理、品質管理、営業、管理部門など、さまざまな仕事があります。
医療・福祉にも、資格が必要な専門職だけでなく、採用、経理、総務、システム、営業などの仕事があります。
「業界経験」だけでなく、別の業界でも生かせるスキルに注目
転職では、同じ業界での経験が強みになる一方で、別の業界でも生かせるスキルがあります。
たとえば、法人営業で培った顧客との関係構築力、管理職としての人材育成や業務改善、事務職で身につけた調整力や正確な処理能力などです。
このように、勤務先や業界が変わっても活用できる能力は「ポータブルスキル」と呼ばれます。
求人を探す際は、現在の職種名だけでなく、自分が経験してきた業務や得意なことにも目を向けましょう。
たとえば、同じ営業職でも、新規顧客の開拓、既存顧客への対応、商品やサービスの提案、チームの管理など、仕事内容はさまざまです。
自分がどのような業務を経験してきたかを整理すると、その経験を生かせる求人を見つけやすくなります。
キャリ評編集長大森
業界名だけで転職先を絞り込まず、これまでの経験や得意なことを生かせる仕事がないか、少し広い視点で探してみましょう。
▼参考記事はこちら
・総務省統計局「労働力調査(基本集計)2026年6月分結果」
キャリ評注目体験談!
今回は、キャリ評に寄せられた転職体験談の中から、異業種への転職に挑戦した方の口コミを紹介します。
実際の体験談を参考にして、理想の転職の実現にお役立てください。
【心強いサポートで異業種転職に成功!|ウィルオブ介護を利用した女性の口コミ】
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【異業種への転職にもかかわらず、多くの求人を探してもらい希望が見えた|アポプラス薬剤師を利用した20代女性の口コミ】
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