

会計士の転職市場動向
会計士の職種は2026年現在、次のような市場背景を要因として売り手市場が続いています。とくに経験3~7年目の会計士はニーズが高い状況です。
・IPO準備企業の増加・M&A市場の活況・PEファンドの投資拡大・監査法人の人材不足
会計士が転職で失敗するパターン

売り手市場といってもすべての会計士が転職に成功するわけではありません。「転職して後悔した…」という会計士のパターンには、大きく分けて次の3つが挙げられます。
年収だけで選ぶ
FASやPEに転職して年収は上がったものの、激務で体力的に厳しくなるケースもあります。
準備不足でFASに挑戦
監査経験のみで応募し続け、不合格が続くケース。
この場合は財務モデリングやM&A知識の準備が重要です。
エージェントを1社しか使わない
人材紹介会社(転職エージェント)を利用すると専任の担当者に面接までの日程調整や条件交渉、面接対策など転職活動のサポートを一括して任せることができます。一方で、それぞれの人材紹介会社には得意とする領域があるため1社だけを利用した場合、本来行けたはずの選択肢を逃してしまうことがあります。そのため複数社に登録することはリスクヘッジでもあります。
この記事では会計士に特化した人材紹介会社を紹介しています。
会社によって求人数やサポートなど特徴が異なりますので、ご自身に合ったところに登録してみてくださいね。
会計士に特化した人材紹介会社おすすめ3選
会計士に特化した人材紹介会社
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添削 |
サポート |
評判 |
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| 総評 |
| 【公式サイト】 https://cpa.mynavi.jp/ |
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■マイナビ転職 会計士の特徴■
1.マイナビブランドだから実現できる豊富な求人
2.求職者に寄り添った情報提供
1.マイナビブランドだから実現できる豊富な求人 求人は業界最大の900件。
大手上場企業から人気ベンチャー企業、隠れた優良企業まで、非公開求人を含む多彩な求人を保有しています。
対象エリアは1都6県、2府4県、愛知県、静岡県がメイン。
2.求職者に寄り添った情報提供 求人票の情報だけでなく、配属先の体制や評価基準、活躍している社員の様子、労働環境、経営者の人柄など、本当に知りたい情報を教えてもらうことができます。
さらに、企業が人材を募集している背景、人事担当者の人柄、詳細な選考プロセスなども知ることができるのでミスマッチも少ないことでしょう。
ただし、公認会計士の資格がなければ登録できません。
 
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添削 |
サポート |
評判 |
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| 総評 |
| 【公式サイト】 https://career.jusnet.co.jp/ |
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■ジャスネットキャリアの特徴
1.創設者が公認会計士
2.サイトが多機能
1.創設者が公認会計士
創設者が公認会計士でという珍しい人材紹介会社です。創設して20年以上たちますので業界への理解が高く信用のおける人材紹介会社といえますね。
2.様々な機能をまとめて使うならジャスネットキャリア
豊富な検索機能、セミナー開催、エージェントと求人サイトの併用など、1サイトで多機能なのが特徴です。
検索機能には「働く環境」や「活かせるスキル」など150種類以上の検索項目があり、細かい条件を指定して検索したい人にはお勧めです。
また、エージェント機能と求人サイト機能の使い分けができるので、複数のサイトに登録すことが億劫な人にはありがたい機能ですね。
キャリアアップセミナーや採用セミナーなど、セミナーやイベントが多く開催されいてるので、気になる方は参加してみましょう。
求人数は東京や大阪など首都圏を中心に公開求人で4000件以上あります。
 
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添削 |
サポート |
評判 |
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| 総評 |
| 【公式サイト】 https://www.career-adv.jp/ |
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■レックスアドバイザーズの特徴
1.高い顧客満足度
2.複数回の面談と書類添削、面接対策
1.高い顧客満足度
公認会計士・税理士・管理部門経験者の方々から転職サポート満足度が高い転職エージェントです。
シニア、マネージャー、将来の幹部候補といったポジションの転職サポートが得意です。
REXアドバイザーズのおすすめポイントは何といっても手厚いサポートです。
2.複数回の面談と書類添削、面接対策
REXアドバイザーズでは年齢や経験、将来について詳細に伺い、2回3回と面談を行うことで求職者の志向の変化を確認していきます。
書類選考前には履歴書・職務経歴書作成の具体的なアドバイスを受けることができますし、面接前には面接官や想定される質問についての具体的なアドバイスも行われています。
スムーズな入社・退社のサポートもしてもらえるので、初めて転職する方にはおすすめの人材紹介会社です 。
 
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添削 |
サポート |
評判 |
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| 総評 |
| 【公式サイト】 https://www.jmsc.co.jp/ |
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■MS-Japanの特徴
1.創業30年の管理部門特化型転職エージェント
2.全国対応の求人
1.創業30年の管理部門特化型転職エージェント
MS-japanは経理・財務・人事・総務といったバックオフィス系などの管理部門特化型の人材紹介会社(転職エージェント)です。創業30年間で20,000名以上の転職サポート実績があります。
2.全国対応の求人
求人エリアの約7割は東京ですが、全国満遍なく扱われているため、地方での転職を希望される方にも有効的です。また、全体求人の9割が非公開求人とされているので、さらにニーズにそった求人に出会える可能性があります。
MS-Japanの評判・口コミはこちら
 
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サポート |
評判 |
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| 総評 |
| 【公式サイト】 https://sk-pcp.co.jp/ |
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■PCPの特徴
1.エージェント全員が会計士出身
2.働く会計士にありがたいフォロー体制
1.エージェント全員が会計士出身
PCPのエージェントは全員が監査法人出身かつ事業会社でのマネジメント経験がある会計士です。
求職者と同じ会計士出身ですので、会計士ならではの相談ができたり、的確なアドバイスがもらえたりするのは安心できますね。
2.働く会計士にありがたいフォロー体制
面談は平日、土日祝ともに20時開始まで受け付けてもらえます。
仕事終わりでも余裕を持って面談に望むことができるのはありがたいですね。
また、転職後も1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月後に継続して面談フォローをしてもらうことができます。
転職前後、働いていても安心できるサポートが整っています。
登録しないと求人をみることはできませんが、監査法人や税理士法人や会計コンサル会社のみならず、事業会社やPEファンド、戦略コンサル、証券会社等もあり、規模も有名な上場企業からIPO準備企業まで幅広く紹介されています
。
 
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会計士のキャリアマップ|転職で広がる選択肢

会計士のキャリアは「監査法人に残る」だけではありません。近年は多様な選択肢が広がっています。
代表的なキャリア分岐
監査法人→FAS・M&Aアドバイザリー→PEファンド・投資銀行
このように、会計士は専門性を武器にキャリアを横にも縦にも伸ばせる職種です。
転職を戦略的に行えば、年収も裁量も大きく変わります。
キャリア別おすすめエージェントの使い分け
人によって転職の目的はさまざまあると思います。目的や思い描くプランによって使うエージェントは変わってきます。次のような例を参考に、人材紹介会社(転職エージェント)を自分のゴールに合わせて選ぶことが重要です。
監査法人 → 事業会社
事業会社求人に強いエージェントを中心に登録
FAS・M&A志望
アドバイザリー領域に強いエージェントを選ぶ
PEファンド志望
ハイクラス非公開求人を多く扱う会社を併用
会計士の転職の成功率をあげるには
会計士の転職は「資格があるから有利」という単純な話ではありません。確かに市場価値は高い職種ですが、準備の質と戦略の有無で結果は大きく変わります。
キャリ評はこれまで3万人の転職成功者をサポートしてきました。転職で成功する人には次のような共通点があります。
成功する会計士の共通点
- 市場を調べている
- 情報収集を怠らない
- 複数社を比較している
- 焦って決めない
一方で、何も準備せず勢いで動くと失敗しやすいのも事実です。ここでは、実際に転職成功者が実践しているポイントを解説します。
1.キャリアの”棚卸し”を徹底する
会計士は経験内容によって評価が大きく変わります。面接や経歴書で採用担当者に伝えるべきポイントを事前に整理しておきましょう。ポイントは以下の通りです。
・監査経験年数・主査経験の有無・IPO関与経験・IFRS・USCPA対応経験・M&A・DD経験・英語力・マネジメント人数
ここで重要なのは単に「監査法人に在籍」ではなく、何をどこまで担ってきたかという点です。
ここを明確にできる人ほど、書類通過率が上がります。
2.目的を明確にする(年収・働き方・将来性)
ゴールが違えば、選ぶ求人も変わります。さらに言えば転職理由が曖昧だと、面接で一貫性がなくなります。成功する人ほど「なぜ転職するのか?」を言語化できている傾向がありますので、次のような点を自分に問いかけ、明確な答えを出しておくようにしましょう。
・年収を上げたいのか・激務から抜けたいのか・CFOを目指したいのか・PEファンドに挑戦したいのか
3.エージェントは2〜3社併用する
会計士向け求人は好条件なものも一定数存在し、人材紹介会社が非公開で紹介しているケースもしばしば見られます。どのエージェントがどんな企業の非公開求人を保有しているかは、企業と人材紹介会社のつながりによって異なるため人材紹介会社1社だけでは求人の偏りが発生する可能性もあります。
求人の取りこぼしが無いようにまずは2、3社登録することで、結果的に成功率が高まります。
4.面接対策を”職種別”に行う
会計士の面接は応募先によって対策が異なります。次の例を参考に、職種ごとに問われる視点を理解しておくことが重要です。
5.まずは「市場価値を知ること」から
いきなり転職を決断する必要はありません。「今の年収は妥当か?」「他にどんな選択肢があるのか?」「どのポジションが狙えるのか?」これを知るだけでも、キャリアの見え方は変わります。
成功率を上げる第一歩は、情報を持つことです。まずは人材紹介会社2~3社に登録し、情報を比較しながら戦略的に動きましょう。
会計士に強い人材紹介会社一覧
| 転職エージェント会社 |
特徴
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公開数/非公開数 |
| マイナビ転職 会計士 |
業界最大1500件の求人数 |
1261件/非公開 |
| ジャスネットキャリア |
1サイトでエージェントと求人サイトの両機能が使える |
5443件/非公開 |
| REXアドバイザーズ |
面談や入社前後のサポートが手厚い |
2,811件/非公開※2025年4月16日現在レックスアドバイザーズHP掲載求人数 |
| MS-Japan |
全国の求人を取り扱い |
10,606件/非公開 |
| PCP |
エージェント(コンサルタント)が全員会計士出身 |
非公開/非公開 |
| TACキャリアエージェント |
転職しようか悩んでいる人におすすめ |
1,896件/非公開 |
| リクルートエージェント |
公開求人の取り扱い件数が多く、職種も多岐に渡り、優良企業も多い |
647件/1567件 |
| エリートネットワーク |
ミドルクラスの求人に強い |
580件/非公開 |
| パソナキャリア |
他社では扱われない独占求人多数 |
144件/非公開 |
| 人材ドラフト |
スカウトサービスとエージェントサービスが選べる |
569件/非公開 |
まとめ│会計士の転職は「戦略次第」で年収も未来も変わる

会計士は、日本でも数少ない「年収が転職で大きく伸びる専門職」です。しかし、「どの分野に進むか」「どのタイミングで動くか」「どのエージェントを使うか」によって結果は大きく変わります。
日々の仕事の中で次のような思いを感じている方は、今が動くタイミングです。
人材紹介会社がおすすめの会計士
・監査業務に将来性を感じられない・激務から抜けたい・IPOに関わりたい・PEファンドや投資銀行に挑戦したい・年収1,000万円以上を目指したい・将来CFOになりたい
まずは市場の動向を知り、自分の市場価値を知るだけでも人材紹介会社を利用する価値は十分にあります。
人材紹介会社を活用して理想のキャリアプランの実現に役立ててください。