転職活動でもう迷わない!効率よく進めるために覚えておくべき8つのプロセス
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2020年05月22日
転職しようと思ったとき、求人雑誌や求人サイトをチェックする方が多いと思います。どんな仕事があるのかを知ることも大事ですが、眺めていることに満足して日々が過ぎていく、なんてことにもなりかねません。
そうならないためにも転職活動の流れをきっちりと頭に入れてから計画性を持って取り組むことが大切です。どのくらいの期間取り組むのか大体の活動期間を決めてみましょう。
それともう1つ、転職活動で一番初めにすることで、最も時間をかけて取り組むべきこと、それは「自己分析」です。
転職活動も「急がばまわれ」で、準備段階をしっかりとしておくことが後の活動を効率よくスムーズに進める秘訣になります。
ざっくりと転職活動の流れを説明してみます。
プロセス① 自己分析
まずは自分自身を知ることから始めます。ここが最も重要で、時間をかけてじっくりと取り組むべきところになります。
自己分析の3つの柱は以下のとおり。
- 転職の理由・目的
- 自分の強み・弱み
- 将来像
1.「転職の目的」
「転職の目的」は求人探しの「軸」となるものなので、しっかりと整理しましょう。
「転職の目的」が明らかになると、「絶対にはずせない条件」もおのずと見えてきて求人検索の条件につながりますし、さらにいざ応募するとなったとき、「その企業を選んだ理由」もハッキリしてくるので、応募書類の作成もスムーズにいきます。
2.「自分の強み・弱み」
「自分の強み・弱み」は自分の本来持っている性格や志向、さらにこれまでの人生経験の中で成功した事例や、失敗した事例、そこから何を学びとったのか、を振り返る作業になります。友人や家族の意見を聞いたり、テストをしてみたり、ひたすら自分自身と向き合う時間です。「自分がどんな人か」が明らかになると、応募の際の自己PRにつながりますし、面接でも自分を堂々とアピールできます。
3.「将来像」
「将来像」はこれから10年後、5年後、3年後の自分はどんな風になっていたいか、を突き詰めて考えてみましょう。「将来自分はこうなっていたいから、こういう仕事ができる会社に転職したい」という確固たる目標があってこその転職活動。まずはここをしっかり押さえましょう。
プロセス② 業界研究
自己分析でしっかりと自分のキャリアプランが立てられたら、ここで会社選びです。自分のしたいことを実現できる業界、会社を絞っていきます。友人・知人から情報を得たり、ネットや雑誌で調べます。小さな会社の場合は直接電話してもいいでしょう。
その会社の属する業界の将来性に関しては日経ビジネス、週刊ダイアモンドなどの雑誌や新聞から調べておこう。プロセス③ 紹介会社に登録・転職エージェントのサポートを受ける
求人情報は、自分で調べて応募する転職サイトと、紹介してもらえる転職エージェントの両サポートをおすすめします。たくさんの情報が手に入りますし、転職に関するマメ知識も満載だからです。
転職エージェントとの面談では求人紹介のほかにキャリアの棚卸も一緒にしてくれる会社もあります。無料で受けられるのであまり肩肘をはらず、気軽に行ってみましょう。
面談をしてどこかの企業に応募するときは、履歴書の書き方や面接対策をしてくれるところがほとんどです。紹介会社経由で内定を取る、取らないに関わらず、大いに利用する価値はあります。1社だと比較しづらい(有効求人がないこともある)ので、複数の会社に登録すると効率的です。プロセス④ 応募する
希望の会社が見つかったら応募書類を作成して企業へのアプローチを開始です!ここでつまずく人は、もう一度自己分析をきっちりと行ってみるのをおすすめします。
職務経歴書、履歴書を書くポイントは書籍やネットなどにたくさん情報が載っているからチェックして参考にしましょう。また、転職エージェントに見てもらってアドバイスをもらうのもいいですね。
いくら、スキルや経験があってもここを通過しないことには企業の人に会ってもらえません。人事担当者の目に留まる「アピールする書き方」を身に着けましょう。プロセス⑤ 面接を受ける
無事に書類選考を通過すると、やっと企業の人と会えます。ここで大事なことは「面接官が聞きたいこと、見たいポイント」を勉強すること。
特に「転職理由」や「志望動機」は必ず聞かれるので、きっちりと整理しておきましょう。面接はケースバイケースなので、台本どおりに事が進むとは限りません。自己分析で得た「自分の軸」をその場に応じて柔軟にアピールできるように練習しましょう。
面接で聞かれることに関しては下記のサイトが参考になると思います。
「面接官はコレを知りたい よく聞かれる33の質問」https://doda.jp/guide/manual/4/002.html
プロセス⑥ 内定
最終面接も通過して晴れて内定! ここで気を抜いてはいけません。ここから「退職活動」というなかなか手ごわい難関が待っています。
プロセス⑦ 円満退職
内定を取ったものの、人によっては退職が壁となって手こずってしまうケースがあります。最後の難関でつまずかないためにも、繁忙時期は避ける、十分な引き継ぎ時間を取る、2カ月前までには意思表示をする、など現在勤めている会社への考慮も必要です。
退職するときは波風を立てないように心がけましょう。会社に不満がある場合は最後に言いたいことをぶちまけたくなると思いますが、ここはぐっと我慢。1年も経てば懐かしい記憶に変わります。また、職場が変わってもどんなところで縁があるか分からないものです。飛ぶ鳥跡をにごさずの精神を心掛けましょう。
円満退職のコツをまとめたこちらのサイトが参考になります。
「円満退職のススメ」https://doda.jp/guide/manual/5/001.html
プロセス⑧ 入社準備
晴れて新天地へ。少々の不安も抱えつつ、期待に胸をふくらませていることでしょう。入社の手続きには労働契約書や保険、年金の手続きなどがあります。初出社の日は早めに到着するように心がけましょう。
ここまでざっくりと流れを見てきましたが、では実際に内定までの具体的なやるべきことは? ということで、リクルートエージェントの「転職チェックリスト」を紹介します。
このサイトでは希望する入社時期を決め、ではそれまでに何をすればよいのか、というチェックリストを作成してくれます!
私も試しにやってみました。希望する入社時期を「3か月後」にして希望職種を「営業」としてみました。(ちなみに希望年収も入力できます)
すると、こんなに立派なチェックリストが完成!
今は準備段階だからこれをしなさい、という具体的な「やるべきこと」が出てきます。
お~!これはかなり便利!
まずは入社時期を決めてそこから逆算して今何をするべきか、を教えてくれるので、とても効率よく転職活動を進められます。
まとめ
今回は効率のよい転職活動の流れについて見てみました。だいたいつかめたでしょうか。スムーズな転職活動をするには「自分の軸」を明らかにしておくことが何より大切です!
円満退職をするために「勤めている会社への考慮」を忘れないこと。見落としがちなポイントです。これらを忘れずに効率よく転職活動を行いましょう。
今回のキーワード
「転職は急がばまわれ!」
転職をしたいと思うと、とにかく早く結果を求めてしまい、自己分析がおろそかになりがちです。
すぐにでも転職をしたいと思う気持ちもわかりますが、まずは準備段階である「自己分析」をしっかりしておかないと、後がグダグダになってしまい、結局時間がかかることになります。
早く結果を出したいのであれば、自己分析にじっくりと時間をかけて「自分の軸」を明らかにしましょう!面接でその場しのぎなことを言っても面接官にはすぐに見抜かれてしまいます。
「軸」がしっかりあると応募書類から面接まで一貫性の自己アピールができるようになります。ぜひ自己分析に時間をかけて効率のよい、納得のいく転職活動を行ってください。参考URL
福島直樹著「第二新卒の『転職力』」弘文堂
書き方が斬新で引き込まれます。ありがちな転職本とは少し違った趣のある書籍です。スイスイ読みややいのでオススメです。
転職活動チェックリスト
https://doda.jp/guide/checklist/001.html#step1