第2回『コロナ後を見据えた飲食店応援事業オンラインセミナー&相談会』」をオンラインで開催しました!
webもり編集部
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6月16日にオンラインで「第2回『コロナ後を見据えた飲食店応援事業オンラインセミナー&相談会』」を開催しました。
Webもりは5月20日の第一回セミナー同様、YouTube配信のサポートとして参加しました✨
県庁の会議室から各講師陣とzoomでつなぎ、YouTubeで生配信しました。
セミナー動画を公開中!【無料試聴可能】
6月16日から1か月の間は「第2回『コロナ後を見据えた飲食店応援事業オンラインセミナー&相談会』」の動画がYouTubeで無料公開されています。
第2回となる今回は、デジタル活用の第1歩におすすめなPOSレジについてのお話です!
デジタル活用に興味のある方はぜひこちらの動画で詳細をご確認ください✨
☟
第1回の内容が気になる!という方はこちらの記事よりご確認ください。
➡https://masa-ka.net/seminor202106/syokumiya01
セミナー内容┃飲食店におすすめのPOSって?業態や規模別に紹介!!
第1部では、レジ総合メディア・レジチョイス株式会社の上藤さんよりPOSレジでできること、飲食店におすすめのPOSレジについてご紹介いただきました!
まずはPOSレジとは何か?という基本的なことから。
POSレジを利用すると、商品をレジに通すことで即座に売り上げの集計や、在庫、売れている商品などのデータを収集することができます。
会計の手間が省けるだけでなく、簡単にデータを集めることができるため、様々なお店で活躍できるシステムです。
レジというといわゆるレジスター的なものを想像しますが、昨今はスマホやタブレットを利用したレジもあります。
スマホなどの端末にレジ機能を落とし込むことで価格を抑えられるほか、
・配膳済の商品が分かる
・注文後のキャンセルも即座にキッチンに届く
・スマホ画面で直感的に操作できる
・リアルタイムで売り上げが確認できる
など、便利な機能が盛り込まれています。
非常に便利なことが分かったPOSレジですが、
さらに「飲食店におすすめの機能」と「POSレジならではの機能」を解説いただきました。
POSレジには、注文をサポートする機能やセルフオーダーなど、接客を効率化する便利機能がたくさん!
さらに給与計算や在庫管理などでも役立つ機能があることを以下のスライドで解説。
POSレジは売上データの収集だけでなく、業務を減らし・ミスを減らすことで経営のサポートをしてくれます。
最後に、飲食店におすすめのPOSレジ5選を紹介いただきました。
今回ご紹介いただいたのは
・AirREGI:基本的なレジ機能0円で操作が簡単
・スマレジ:クラウド型でiPadやiphoneがあれば始められる
・ユビレジ:世界初iPadのPOSレジで導入前後のサポートあり
・Uレジ:多機能かつ24時間365日サポートで安心
・blayn:国内外のデザイン賞を受賞、Wi-Fiや有線LANにも対応
詳細についてはレジチョイス様へご相談ください!
第1部のまとめ┃POSレジのメリット
- データ収集が簡単にできる
- 注文や在庫管理が快適になる
- 業務の手間とミスを減らせる
第2部│POSレジから得られるデータの重要性とその活用について
■第2部1章│POSレジから得られるデータの重要性とその活用について
第2部では、第1回でも登壇いただいた鳥取大学桑野教授より、データの重要性とデータ活用のメリットについて解説いただきました。
まずはデータから見る鳥取県の状況について見ていきます。
現在鳥取県では外出機会・旅行者・外食が減り、通販(EC)の部門が成長しています。
具体的にどのくらい緊急事態以前と変化が出ているのかデータで見せていただきました。
以下のスライドは、鳥取県にいる人がどこから来た人かを示したグラフです。
※グレーの部分が緊急事態宣言時
現在県外の人が44%、市外の人が8%減っていることが分かります。
次のスライドは通販(EC)の消費動向に関するグラフです。
鳥取県においても通販サイトが28%成長しています。
「鳥取は高齢者が多いから通販をしても売れない」というのはデータ上正しくない事であることが明らかになりました。
その他のデータは以下の通りです。
データを取ることで「どのくらい減ったのか」を事実として客観的に知ることができます。
以下のスライドでは、飲食店において
・最近お客がどのくらい減ったか
・キャンペーンにどのくらい効果があったか
などをきちんと理解するにはデータが必要だということを解説いただきました。
第2部1章のまとめ┃データの重要性
- 変化を客観的に見ることができる
- キャンペーンの効果などを把握でき今後の戦略を考えられる
■第2部2章│POSレジ導入によって実現できる利益の獲得について
続いてPOSレジによって得られるデータが何に使えるのか?どんなことに役立つのかを助教授の森山さんからお話しいただきました。
POSデータを使うと、売れた商品が何か、いつ売れたか、どこで売れたか、割引だったかなどの詳細なデータを得ることができます。
こうした情報をもとに、
・どんな人が来てくれているのか
・顧客が商品のどこに価値を感じて購入してくれたか
などデータを分析することでより効果的な広告やキャンペーン・イベントを打つことができます。
まず初めに来店理由の要因分析と、要因ごとの対応について紹介いただきました。
来店理由の代表として近い・安い・品揃えが良いの3つを上げて、店ごとの強みが違うことについて解説。
次にPOSレジの売上データから広告の効果があったか・顧客の減少した理由についてを見る方法についてお話しいただきました。
次のスライドを見ると◎の広告が最も効果があったことが分かります。
広告を出した特定の日から後のデータを比較すると、その広告に効果があったのか、一番効果のある広告はどれだったかを見ることができます。
さらに次のスライドでは、売り上げグラフから、どのころから来客数が減ったのか、なぜ来客数が減ったのかを調査する方法を解説。
下のスライドの×月×日に周辺で何があったか、天気やその他の要因がなかったかを調査すると、来客減少を特定することで早期に対策が打てるようになります。
また、売り上げデータから分かるトレンド、ニーズについても紹介いただきました。
じわじわと売り上げを伸ばしているのか、季節性や流行り廃りがあるものなのか、データで見ると正確に理解することができます。
こうしたデータから取り組むべきメニューなどの戦略を練っていくことが重要です。
まとめとしてPOSレジで売り上げや顧客のデータを集めるメリットについて、 以下のスライドで解説いただきました。
第2部2章のまとめ│POSレジのデータから得られる利点
- 顧客の反応をデータで見ることでとるべき戦略が分かる
- 人気商品や買われやすい商品を理解できる
- 今後の売上予測が立てられ、在庫管理ができる
POSレジは、電子決済で非接触の対応やお客さんの利便性が良くなることもありますが、データがお店に蓄積されるのが、大きなメリットになります。
商品の売れ行きをひと目で分かり、発注ロスが減り、在庫切れで損をする機会も減らしていくことができます。
属性ごとの特徴がわかるので今後の店舗運営の舵取りの助けになるでしょう。
まだ導入されていないお店は、是非ご検討されてみてはいかがでしょうか?
今回のセミナーでは、記載した内容以外にも「データから見るお店にとってのおすすめ商品」「強化すべき、一緒に買われやすい商品」「回転率に基づくターゲティング」など貴重なお話が盛りだくさんです!
ぜひ動画もご視聴して詳細をご確認ください✨
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今後もこうしたセミナーに関する情報を随時発信予定です。
次回開催が決定しましたら、SNS・ブログでご案内しますのでぜひご参加ください!