とっとり市の「集客力を上げる写真の撮り方講習会」に登壇しました!
webもり編集部
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2月9日に鳥取市役所にて鳥取市公式オンラインショップ・とっとり市さん主催の「集客力を上げる写真の撮り方講習会」に講師として登壇しました!
とっとり市さんに出品されている事業者の方を対象に、通販サイトなどに掲載する商品写真の撮り方やコツをお伝えしました。
この記事ではセミナーでお話しした内容を一部ご紹介します!
講演の会場
鳥取市役所の6階にてセミナーを行いました。
参加者の皆さんはいま実際に通販を行っている方だけあって真剣な様子で講演を聞いてくださいました。
セミナー内容│前半・真山さんの講演
18歳で家業を引継ぎ、SNSを活用した広報などで業績をV字回復させた真山釣具店の真山さん。
文字はおろか1秒画像を見てもらうのも大変な現在の広報事情を踏まえて、人の目に留まるための写真撮影のポイント、あると便利な道具・アプリ、気を付けたいポイントなどをご紹介いただきました!
実際のスライド
今や少し検索をかけただけでも無限に画像が出てくる時代です。
その中で自社の商品を見てもらうには
・どんな商品か一目で伝わる(例:色や形、大きさなど)
・商品の特徴、良さが伝わる(例:おいしさ、こだわりなど)
といった写真であることが重要になります。
しかし、一人できれいな写真を撮影するのはなかなか難しいもの。
そんな時にあると便利な道具をご紹介いただきました。
スマホ用三脚の中にはスライドにあるように手すりや椅子にも固定できるタイプのものもあります。
手ブレを気にせず写真を撮るには必須級のアイテムです。
セミナー会場では、これまで使ってきたスマホ三脚やライトなどを多数見せていただきました!
↑お持ちいただいた道具の中にはスライドでも紹介した曲がる三脚も。
おすすめ商品とのことなので、購入を検討されている方はぜひお試しあれ✨
無限にある商品の中で埋もれないためには、きれいに撮影したうえで”これがどんな商品なのか”を表す文字が必要です。
主にInstagramでの広報を行っている真山さんは「投稿画像には必ず文字を入れる」と言います。
次に撮影や文字入れが簡単にできるアプリをご紹介いただきました。
■Foodie
食品を撮影するのに適したフィルターがあり使いやすいシンプルで使いやすいカメラアプリです。
■Phonto
無料のフォントを多数使うことができる文字入れアプリです。色の変更や文字の傾き、カーブなどの設定もでき、無料ながら充実の機能があります。
便利なアプリを使うとスマホ一台でも十分な写真を撮ることができますが、フォントの使用には少し注意が必要です。
フォントの中には、通販など利益につながるものには使えない商用利用不可のものもあります。
アプリ自体は無料で使用できますが、アプリに入っているフォントを通販商品に使ってよいかは事前に確認するようにしましょう。
そのほか撮影時に気を付けたいポイントとして明るさ補正と縦横比を上げられました。
サイトに掲載する画像は明るく鮮やかな方が良いとされますが、通販という特性上、商品の見栄えや色が変わってしまうほどの加工・補正はNG。
さらにスマホユーザーが多いことを踏まえて縦横比は正方形、もしくは横長くらいがおすすめです。
実技│講師からの直接指導
スライド説明の後は、実際にお店の商品を撮影してみる実技の時間が設けられました。
アプリの使い方から実践的な撮影テクニックまで、それぞれの方に合わせたアドバイスを行いました!
実際の商品を使っての練習のため、そのまま実店舗で使えるテクニックが身についたことと思います✨
セミナー内容│後半・大森の講演
セミナー後半ではWeb制作会社の目線から、効果的に画像を掲載しているサイトをご紹介。
サイトに画像を掲載する際のポイントをご紹介しました。
まず通販サイトから購入につながらない理由として、説明が足らず・見づらい・欲しい情報がないなど商品の良さが伝わらなかったということが考えられます。
「文字を読み飛ばして画像だけ見る」というユーザーもいるためまずは掲載画像を増やして、商品のイメージを持ってもらうことが大切です。
通販商品のパッケージだけでなく、お皿に乗せた写真包装の写真など複数の画像を載せることで視覚的な情報量を増やすことができます。
情報量を増やす方法として画像掲載数を増やすほかに、画像に文字を加えるのも有効です。
特に近年はGoogleなどの画像検索により、サイトは閲覧されず”画像だけが見られる”という状況も少なくありません。
真山さんの話にもつながるところになりますが読ませる画像という方向で参考サイトをご紹介しました。
じゅわっとという食感や袋掛けの作業の様子など商品の良さやこだわりが伝わるテキストを書き込むと、画像の情報量が増します。