アパレル業から他業界へ転職する"理由"と"オススメの職業"
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2020年05月24日
アパレル業界は、華やかで感性の高いイメージを持たれることが多いです。最新のファッションに身を包み笑顔で接客する販売員や、洋服を制作するデザイナー・パタンナーはまさに花形といったイメージですよね。
憧れをもたれることの多いアパレル業界ですが、離職率は約46%と他業界と比較してもダントツの高さです。シーズンや景気にも左右されるほど、業界動向は移り変わりが激しく、転職を考える人・他業界への転職を考える人が多いです。
また、アパレル業界から転職する際にオススメな、一般事務やファイナンシャルプランナーといった、学歴不問や未経験者でも挑戦しやすい職業をご紹介しています。転職に有利な資格なども掲載していますので、参考にしてみてください。
この記事の目次
デザイナー・販売員等、アパレル業界で働く人の退職理由
デザイナー・パタンナー・バイヤーの退職理由
ブランドコンセプトに合わせて創造するデザイナーやパタンナー、商品だけでなく世界の最先端ファッションセンスを入手するバイヤーの転職事情は他職業と異なる点があります。
主な退職理由は、
- 1.ブランド(企業)との感性のズレ
- 2.激務・疲労にによるモチベーションの低下
- 3.他ブランドや企業への引き抜き
といった、感性など専門職特有の退職理由が大半の理由となっています。
アパレル販売員の転職理由
綺麗な洋服を着て、オシャレな店内を行き来する販売員は華やかなイメージですが、さまざまなストレスから転職を検討されている方も多いです。
- 1.休みが極端に少ない、友人との時間やプライベートの時間がもてない
- 2.他職業の同世代と比較したときの年収差
- 3.出世枠が少なく、将来設計が不安
主な退職理由は退職・年収・将来性と、企業の形態に対する不安や不満によるものがほとんどです。
いずれも共通しているのは、企業の形態や業界のあり方にストレスを感じて、転職を考える方が多いことです。
アパレル業界から他業界への転職は可能なのか?
「でも、アパレル業界にしか勤めたことがないから、イメージができない。実際にアパレル業界から転職ってできるの?」と疑問に思われる方もいらっしゃいますが、他業界への転職は充分可能です。
「転職を決意しても、別の業種にいける自信がない」という方は、企業の採否や自身のスキルといった点への不安が理由となっているだけでなく、「まず、どのように求人を探して、そこに見合った動機を考えればいいのかわからない」からではないでしょうか。
しかし、不満をもって転職を考えている方には、何かハッキリとした『退職に繋がった理由』があるはずです。その『理由』を『動機』に置き換えることで、アピールポイントや明確な意志を面接官に伝えることができるようになります。
転職できるかどうか、とても不安だと思いますが【いままで社会人として働いてきたという実績+職種によって得たスキル】といったことも評価に繋がりますし、未経験からスタートできる職種もたくさんあるので、不可能なことではありません。
アパレル業界から転職される方にオススメの職業・職種
こちらでは、未経験者でも挑戦しやすい職業や、中卒・高卒学歴を問わず取得できる資格・検定などをまとめています。資格は必ず必要なものではありませんが、求人紹介を積極的に受けられたり、未経験でも業界へ関心をもっていることを面接時にアピールすることができます。ぜひ、参考にしてみてください。
【一般事務】
「立ち仕事は避けたい」「安定した休暇が欲しい」といった方におすすめの職種です。経理事務などは経験者を限定としている求人が多いですが、一般事務の場合は未経験者可の求人があります。しかし、多少なりのパソコンスキルは身につけておいた方が、評価ポイントが増えるため転職が有利となります。
転職に有利な資格・検定
- ◯日商簿記・・・ 簿記は知名度も高く、一般事務だけでなく経理事務などでも採用の可能性を伸ばすことができます。
- ◯MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)・・・事務職ではオフィスソフトを使用している企業が多いためです。そのため取得をしておくと採用評価が上がるたけでなく、自信をもって実践に活かすことができます。月に2回試験が行われているので、取得の挑戦もしやすいです。
- ◯秘書検定・・・会社の役員や経営者の秘書としてのスキルや知識に関する試験です。なかにはビジネスマナーや一般常識問題なども含まれているため、さまざまなシーンで有効活用することもできます。
【医療事務】
同じ一般事務とは全く異なった業務の医療事務ですが、「正社員やパートなど雇用形態を選びやすい」「一般事務より少し給与が高い」といったメリットから選ばれる人気の職種。求人先も年齡を問わないところがほとんどなので、年齡をネックに思っている方にもおすすめです。
転職に有利な資格・検定
- ◯医療事務検定試験・・・必ずしも必要な資格ではありませんが、医療事務での就業を望むのであれば、業界知識として取得しておくとよいでしょう。
医療事務に関する直接的な検定は上記だけですが、医療機関の多くはコンピュータを導入しています。そのため、資料作成が得意な方などは、オフィスソフトが扱えることを履歴書に記載しておくと、アピールポイントとなります。
【不動産営業】
異業種へ転職をするうえで、「もっと前に出る仕事がしたい」「年収を上げたい」という希望の方には営業職が適しています。営業職の平均年収は高く、能力がボーナスや昇進へと繋がるため、やりがいのある仕事を求める方には特におすすめです。
不動産営業も販売営業のように、資格や経験を不問としている求人が多いですが、資格を保有していることでさらに給与や待遇に変化をつけることができます。
転職に有利な資格・検定
- ◯営業士検定・・・営業管理業務やマーケティングなど専門知識などに関する内容が出題されます。営業力やマーケティング力の向上にも役立つ資格です。
- ◯宅地建物取引士「宅建」とも呼ばれる国家資格です。宅地建物取引業者(不動産会社)で土地や建物の売買・賃貸物件の契約をする際に必要な資格です。取得していなくても就業することはできますが、資格手当など月収アップにも繋がるものなので、取得していて損することはありません。
【ファイナンシャルプランナー(FP)】
ファイナンシャルプランナーはいわゆるお金の専門家で、個人や中小企業を顧客とし、相談に応じて保険や不動産などの資産運用・生活設計に関する情報を分析・資金計画をたて、アドバイスを行います。中心となっている就職先は、FP事務所や信用金庫・保険会社といった金融業界の相談窓口です。求人募集も増加傾向にあり、活躍の場が広がっていることから需要と人気が高まりつつある職業です。
転職に有利な資格・検定
- ◯ファイナンシャル・プランニング技能士・・・資格は大きくわけて「国家資格」と「民間資格」の2つがありますが、有名なのはやはり国家資格の「ファイナンシャル・プランニング技能士」です。
転職エージェント(人材紹介会社)の利用もおすすめ
ひとつの業界でずっと働いてきた方はとくに、他業界へ転職するイメージがつきにくいかもしれません。しかし、実際にアパレル業界から他業界へ転職する人は多く、不安を理由に転職を諦める必要はありません。
「どういった理由で」「どのような仕事がしたいか」を明確にすることから、転職活動は始まります。『色々考えすぎて目標が定まらない』『どこで求人を調べたらいいか分からない』方は、転職エージェント(人材紹介会社)の利用がおすすめです。
ひとりでは心細い転職活動ですが、転職エージェントが相談相手となり、情報の整理や取捨選択を手伝ってくれます。転職希望者の希望条件や方向性を尊重してくれるため、計画性をもって転職活動を行うことができます。
また、人材紹介会社は多くの企業とのパイプを有しており、さまざまな求人案件を扱っています。人材紹介会社の扱う求人のなかには『公開求人』と『非公開求人』の2種類があり、基本的には非公開求人の方が数も多く質の高い求人とされているため、より自身の希望にマッチした求人を受けることが可能となります。
<最後に>
ひと昔前の日本では、「転職=悪いこと」という認識をもたれていましたが、近年では転職に対する意識にも変化が起きており、多くの選択肢の中から自分の意思や将来を見つけることができるようになりました。しかし、やはり転職は人生の大きなターニングポイントです。
「ただ、辞めたい。」など、漠然とした理由だけで転職をしても、納得のいく職場に巡り会えず転職を繰り返しかねません。そういった事態や転職への不安を払拭させるためには、まずは『どうして転職したいのか』を深く考え、転職の目的を明確にしてから活動をすることが重要です。
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