アパレルには色んな仕事がある!働いている中の人に職種別の仕事内容と必要なスキルについて聞いてみた

【PR】当サイトではアフィリエイト広告を利用してサービスを紹介しています。

2023年10月05日

ファッション関係の仕事アパレルと聞くと真っ先に頭に浮かぶのは、お洒落なショップの販売スタッフではないでしょうか。実際には商品を提供するアパレルには幾つかの部門があり、それが全て合わさって初めて商品が店頭に並びます。

商品を設計するデザイナー、型紙に起こすパタンナー、宣伝をするためのブランドマネージャー、商品や予算を管理するマーチャンダイザーなど、アパレル業界にはどのような仕事・職種があるのか、どんなスキルが必要なのか紹介していきます。

アパレルは多くの人達の二人三脚で成り立っているので、どの職種もコミュニケーション能力が重要なスキルです。

ブランド・マネージャー

一つのブランドに対して管理する担当者がいます。ブランド・マネージャーとは、この担当者のことです。

そのブランドをどの様に宣伝するのか、どう販売して行くのか、ターゲットに対しての戦略等の管理を担当してブランドの業績を上げて行く為に企画をします。

時代を読む力、必要とされているデザイン、素材や縫製にも知識が必要になりますし、顧客や製造工場、販売スタッフ選びなどトータル的なセンスとアンテナが必要です。

デザイナー

ブランドのコンセプトに沿った商品をデザインするのがデザイナーです。

商品を手にする消費者が「このブランドのデザインが好き」と感じるようにシルエットやラインを作り上げる仕事です。時代の先を読む力と、提案力が大切で未来を見越した五感が優れていることが重要になります。

パタンナー

パタンナーは、デザイナーが平面で作ったデザインを立体的な型紙に起こす仕事をしています。

デザイナーの指示に従い、計算されたラインを実際に布で表現するとイメージ通りになるかをここで作っていきます。これが実際に縫製される為の大切な行程で最近ではコンピューター化していますが、デザイナーがパタンナーを兼任する場合もあります。
縫い代や合い代まで細かく作成する専門職です。

カラーリスト

色の専門職で、デザインを最大限に引き出すカラーリングを決める仕事です。素材に合わせた微妙な色などもデザインを引き出すための大切な行程です。デザインとカラーが一体化して完成品に近づきます。

ファッションプレス

商品をPRする仕事がファッションプレスです。プロモーション、ショールーム管理、顧客管理等を幅広く受け持ちますので語学に長けていることやファッションセンス、実力にパーソナリティが求められます。自社ブランドを売り込むために働く仕事ですから特にコミュニケーション能力が問われます。

マーチャンダイザー

商品管理、開発、販売、予算の総合管理を受け持ちます。市場調査により売上の動向を分析することや商品開発の管理にも携わります。経営力が必要になることやデーター管理も同時に行いますので、販売経験者が兼ねている会社も多いです。センスが問われますから、販売スタッフとして長い経験のある人、海外買い付けには語学も必要です。

生産管理

企業経営を支える大切な仕事です。会社にとって効率の良い利益を叩き出すために、販売計画から工場での生産をどうすべきか、どこでやるのか、品質、原価の管理まで行い製造過程や資材調達までを全て管理する部署です。

大手アパレルは海外生産が多いので、語学力とコミュニケーション力も重要で経済学もないと出来ません。コストや品質のバランスを見極める能力が必要とされます。

セールスマネージャー

セールスマネージャーとは、いわゆる営業と呼ばれる人達です。ブランドの方針を把握して、ショップスタッフと連携し「どの店で何が売れているか」を把握して会社のマーチャンダイジングに反映します。

主に取引先の開発や売り込みが中心になり営業活動を行います。リサーチ能力も大切になるので、ショップスタッフとのコミュニケーションや他ブランドスタッフとのコミュニケーション能力も問われます。どこで何が売れているかは自社ブランドだけでなく競合店のリサーチも売り上げを上げる為には大切な事です。人に信頼される事が一番大切とも言えます。

ショップマネージャー

ショップの店長がショップマネージャーです。ブランドイメージをショップのディスプレイで演出、担当をします。

ファッションセンスもそうですが、顧客、販売スタッフとのコミュニケーション能力、販促力、企画力も必要。会社とショップの橋渡し的な存在でコーディネーターとしても商品の開発に携わります。

バイヤー

バイヤーとは、商品の買い付け担当です。トレンドやマーケットを分析して発注管理をします。先見の明が必要です。ショールームマネージャーが兼務する事が多くなっています。

ビジュアルマーチャンダイザー

店舗のディスプレイや配置を作り、顧客目線でショップを作る技術。ショップの立ち上げにはビジュアルマーチャンダイザーがつきますが、ショップマネージャーが兼務することもあります。

ファッションアドバイザー

実際にショップで顧客にファッションコーディネートをする人材。自社ブランドのコンセプトを理解して顧客との親密な関係を作り何度も来店して貰うようにする職種です。

ショップ店員

ファッションアドバイザーと同じでショップに立ち商品を販売するスタッフの事になります。アパレル業界で人目につきやすく、多くのあこがれを集める花形職種でもあります。ファッションの手本ともなる立場で、ショップ店員のファッションを真似たりする顧客も多くなります。

まとめ

アパレル業界は、販売職以外にも、デザインをおこし、それを形にし、販売予算や商品、在庫の管理、売り場を作り、販売のコンセプトを取り決めて実際店頭でコーディネート・販売を行うなど多くの人が関わっています。

常にトレンドの先端を走るアパレル業界は、部署により必要なスキルが違います。 誰もが最初は未経験ですし、やる気があれば誰にもチャンスがあるものですから、常にアンテナを張り自分のスキルアップをやっていきましょう。


参考サイト
アパレル業界の職種と仕事内容について-業界動向サーチ //gyokai-search.com/syusyoku/apparel02.html 仕事内容まるわかり職種図鑑(マネージャー・店長・店長候補 (ファッション・コスメ))|女性の求人・転職なら【とらばーゆ】 //toranet.jp/contents/job/zukan/fashion/2671/ アパレル関係の職種1 //www.jobcafejp.net/syokusyu/61_1.html カラーリストの仕事内容や現状が知りたいです。 現在大学1年の女子で、経済学部で... - Yahoo!知恵袋 //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1237230632 アパレルショップVMDの定義 //fashionbusiness-c.com/05-01.html


転職のリアコミでは、人材紹介会社を利用した方からいただいた口コミの一部を掲載しています。