醇風小学校のゲストティーチャーとして登壇しました

2025.12.23

皆さんはインターネットが一般の私たちにも普及したのはいつごろか覚えていらっしゃるでしょうか。

実は1995年頃が正解で、Windows95の発売によって家庭でもインターネットが身近な存在になってから約30年しか経っていません。

現在11～12歳の子どもたちにとっては、生まれた時から当たり前にあるインターネット。

意外にも歴史が浅いことを知って驚いた、という声も子どもたちからは聞かれました。

Web制作で重要なポイント

多くの場合、ホームページを作る目的は集客です。お客様を集めるためには企業の魅力をアピールする必要があります。

そこで、Webもりではホームページの制作工程で、企業へのヒアリング（聞き取り）を大切にしています。

他人から見たらすごいことでも、自分のこと・自社のことは当たり前になっていて気づいていない企業様にお会いすることがあります。

気づかなければアピールすることもできないので、「これが知られていないなんてもったいない」と思うことがよくあります。

集客につながるホームページを制作するためには、まずは企業の立場でもお客様の立場でもない、第三者の目線から特徴や魅力を洗い出すことが重要です。

ホームページ制作のゴールはサイトを公開して終わり、と思われがちですが、実は公開したあとどう運用していくのか、が本番です。

ホームページは公開したあと管理をせずに放置していると、ハッキングを受けることがあります。

ハッキングは近年急増しており、最近では大手企業が被害にあったニュースも目にします。ハッキングされると大切な顧客情報が洩れる危険性やECサイトであれば販路が完全に閉ざされるという死活問題にも直結します。

また、インターネットの世界はユーザーにとって有益な情報を優先して表示する仕組みがあるため、新しい情報追加のないサイトやユーザーの購買経路に沿った導線のないサイトはより集客しづらい状況へと追い込まれてしまいます。

こういった状況への対策を行うことで継続的に集客を行うことができます。

ホームページを集客に活用するメリットとして「データが取れる」点は重要なポイントです。チラシなどの紙媒体は配った後何人が手に取ったか、どこを見たのかなど「なぜ売れたのか？」という理由を知ることが難しいケースが多いです。

一方ホームページは「どのページを見たか？」「何秒見たか？」といったデータを数値として知ることができるので、次の販売や集客の改善に効果的に活用できます。

データを元にホームページの改善を行う、この流れを繰り返すことで継続的に集客できるホームページが生まれます。

後日、講義を受けた生徒の皆さんから、感想とお礼のお手紙をいただきました。

「パソコンの仕事はおもしろそう、でも難しさも知った」
「インフラエンジニアの仕事が心に残りました」
「ホームページを作るのはいろいろな工程があって大変そう」

など、一人ひとりの言葉から講義がきちんと伝わっていたこと、そして何より子どもたちが前向きに将来を考えるきっかけになったことを感じ、とても嬉しくなりました。

こうした取り組みを通じて、地域の未来を担う子どもたちに、少しでも「働くことのリアル」や「Web業界の魅力」を伝えることができたなら、企業として本望です。

Webもりでは、今後もこのような学びの場づくりに尽力してまいります。セミナーなどのご相談があれば、ぜひお気軽にお声かけください。