ホームページ制作のオンライン研修会(大山乳業様)を開催しました!
大山乳業農業共同組合さんからオファーをいただき研修会を実施しました!
これから社内でホームページ管理やウェブ広報の人材を育てていきたいということで
研修では、下記の内容をお話させていただきました。
<研修内容>
・ホームページの特徴や広報面でのメリット
・集客のためのSEO対策
・Googleのアップデートと今やるべき対策
・コンテンツを作るコツ
・アクセス解析
・演習
コロナ渦もありオンラインでの実施しました。どんな形で研修を進めたか、研修した内容のダイジェストをお届けします。
オンライン研修の流れ
鳥取市内に弊社事務所から琴浦町にある大山乳業農業共同組合本社へ中継。
ソフトはzoomを使いました。音声や通信感度は抜群で何も問題なかったです。こちらで準備した資料を画面共有で見ていただきながら進めました。
研修中の様子はこんな感じです。ワイプで演者、視聴者が右上に表示されます。
オンラインでの中継は、パソコントラブル、回線不具合で突然繋がらなくなることがあるため、パソコンは予備機を用意。パソコンが繋がらないときに備えて携帯も準備しました。
研修内容│ホームページのメリットは24時間いつでも営業してくれて優良顧客を呼び込める
まず、ホームページの役割やメリット、制作で必要なスキルについて解説しました。
ウェブの集客では、Googleなどの検索エンジンで調べたときに特定のキーワードで上位表示すると、購買意欲が高い層のアクセスが見込めます。
下記のスライドでメリットを紹介しました。
ホームページに必要なスキルは、ページを作るコーディング以外にも、興味をもってもらうためのデザイン力・読んでもらうためのライティングスキルなど様々な項目があります。
研修会では「作る」「調査」「分析」に分けて必要なスキルを紹介しました。
社内で内製化しやすいところ、しづらいところがあります。自社でないと把握が難しい情報発信は内製化、デザインやコーディングは内製化のとっかかりとして始めやすく、また外注化もしやすいです。
ホームページのメリットまとめ
- 新規顧客を獲得しやすい
- サイトを見てもらうことで営業をしなくても問い合わせや申し込みをしてもらえる
- サイトで自社のこだわりを知った人が顧客になってくれる
- ネット上で幅広いリーチがかけられる
SEOから考える記事の作り方│検索キーワードを意識する
続いて記事の書き方について問題を出しながら考えていきます。
以下のQAスライドでSEO対策(検索エンジンで上位表示させるための対策)の考え方をお伝えしました。
ホームーページ上での記事制作とSEOは切っても切れない関係です。
せっかく記事を書いてもアクセスにつながらなかったら、その記事の意味は薄くなってしまいます。
検索する人の目線に立って、検索キーワードを意識した記事作りをすることが重要です。
SEO対策をして、上位表示されることには以下のようなメリットがあります。
上位表示されることによる時の恩恵は様々ですが、一言でいえば「長期的な集客につながる」ため、どのようなサイトにおいてもSEO対策は重要なポイントです。
上位表示されるコツ
- 複数のサイトからリンクがはられている
- 検索キーワードがページに盛り込まれている
- どのデバイスからでもスムーズにサイトが使える
(PC・スマートフォン・タブレット) - オリジナルな情報が盛り込まれている
SEOから考える記事の作り方│ニーズを抑える
さらにキーワードから記事を考えていく方法についてお伝えしました。
「基礎化粧品 40代」を例題に具体的にニーズを考え、記事を書いていくまでの流れに沿ってお話ししました。
以下のスライドは「基礎化粧品 40代」で検索した際のキーワードを示したものです。
複合キーワードからは「基礎化粧品 40代」で検索する人が関心を持っていることが何かを読み解くことができます。
複合キーワードを書き出した以下のスライドから推測してみましょう。
記事を書くときに気を付けることは、ターゲットとする人に刺さる情報を伝えられているか?ということです。
ニーズをしっかりと抑えた記事作成をすることで、効果のあるコンテンツになります。
記事作りのコツ
- 検索されるキーワードを調査
- 検索キーワードの答えとなるコンテンツ制作を意識
(ユーザーのためになる記事を作る) - まずは現在評価されているサイトをお手本にしてみる
(※あくまで構成の参考として。内容は真似すぎないよう注意)
SEO対策の歴史とこれから│今はキーワードの詰め込みはNG
ここからはSEO対策に絞った内容。基礎からGoogleのアップデートの歴史まで細かく解説。
以下のスライドにSEOで気を付けたいポイントを4つご紹介しました。
Googleは頻繁にアップデートを行っています。
次のスライドで特にSEOに関連する「パンダアップデート」と「ペンギンアップデート」について紹介しました。
さらに検索キーワードの使い方について考える問題を出題。
ただ言葉を詰め込めばいいわけではないことをお話ししました。
今のGoogleに対しては、闇雲にたくさんキーワードを入れてしまうとかえって悪い評価を受けてしまいます。
※以前はキーワードが多いほど評価されていた時期もありました
タイトルや記事を書くときは、どの言葉を選んだらいいのか、しっかり考えることが重要です。
Googleに評価されるために避けるべきこと
- キーワードの詰め込み
(キーワードの頻出度が6%を超えるとペナルティーを受ける可能性あり) - 隠しテキスト
- ブログを大量に作って自サイトに自作自演リンクをはる
- 他サイトの文章のコピー
さらに踏み込んで1年後泣かないためのSEO対策を伝授。
良いコンテンツを育てていくことでホームーページが資産としての役割を果たします。”作りっぱなしにしない”ことが何より大切です。
またSEO対策の面からも、テキストを増やして情報量を増やすのは大事なポイント。
サイトに来てくれる顧客のためになる情報を多く載せることで、よりよいサイトにしていくことができます。
いいコンテンツを作るコツ│読み手に寄り添う発信を心がける
まとめとして記事を読んでもらうためのコツ、良いコンテンツを作るためのポイントをお伝えしました。
訪問者の視点に立つとは?という話から、ネットユーザーが求めるコンテンツについてお話ししました。
ユーザー目線やキーワードなどのポイントを踏まえたうえで、基礎となるテキストを書くときの注意点を以下のスライドにまとめました。
コンテンツ作成のポイント
- サイト訪問者の関心に寄り添ったコンテンツを考える
- 正しい表現、読みやすい構成を意識する
- テキストを増やしてしっかりと情報を伝える
(Googleは画像内の文字を認識できない - お知らせやアップデート、ブログなどで更新頻度を上げる
- (Googleは更新頻度の少ないサイトの評価を下げる)
アクセス解析はなぜ必要?│見えないサイト訪問者を知る唯一の手段
店舗でお客様に商品の説明をするときは、相手の様子を見ながら必要な話題をえらんで提供することができます。
しかし、ホームページではサイト訪問者の様子を直接見ることができません。
研修では、以下のスライドとともに
サイト訪問者のことを想像する重要さについてお話ししました。
見えない相手を想像するために重要なポイントとなるのが「アクセス解析」です。
アクセス解析をすると、サイト訪問者がホームページでどのように過ごしたのかをデータとしてみることができます。
アクセス解析で主に使用されるツールは以下の2つです。
アナリティクスを使ったアクセス解析では以下のことが分かります。
アナリティクスを利用すると、
サイト訪問者(ユーザー)が
・どのくらいサイトに来てくれているか
・どんな経路でサイトに来たのか
・どの端末(スマホ、PC、タブレット)で見ているか
・サイト内でどのくらいの時間、何を見ているか
などの情報を知ることができます。
これらの情報をもとに、サイトの問題点や成果を確認しながら改善を繰り返すことが重要です。
次に実際の画面を見ながら、アナリティクスで見るべきポイントを解説しました。
アナリティクスの数値からわかる問題点で特に重要なのが
「セッション数」「滞在時間」「直帰率」の3点です。
大まかな目安として
セッション数であれば1サイト100アクセス、
滞在数であれば1分以上を目指し、
直帰率が75%以上にならないよう改善していきましょう!
アナリティクスのポイントまとめ
- コンテンツを作ったら「セッション数」「滞在時間」「直帰率」を確認
- 課題を見つけてSEO対策やコンテンツについて検討
- ページを改善と確認を繰り返してコンテンツを伸ばしていく
サーチコンソールで分かること│検索キーワードの効果確認
サーチコンソールを使用すると、キーワードごとの検索順位(の平均)を知ることができます。
これらをもとに、SEO対策ができているかを確認していきます。
実際の画面は以下の通りです。
研修では目的のページの検索順位を見るまでの手順を2枚のスライドで紹介しました。
クエリを開くと以下のような画面になります。
見るべきポイントを枠で囲って示したスライドがこちらです。
クリック数や掲載順位、どんな検索ワードでアクセスされたかを見て、
サイトのアクセス数が伸ばせるよう改善を重ねていきましょう!
演習│読み手を意識したコンテンツ作り
「コンテンツ作成のコツ」のおさらいとして
商品レビューを書くという演習を行いました!
文章を書くときに注意してほしいポイントは、大まかに
読みやすいかどうか・読み手のことを考えているかどうか
の2点です。
細かなポイントについてスライドにまとめました。
ぜひ参考にしてみてください✨
最後に、企業の広報として年々重要度の高まるSNS発信についての注意点をまとめて紹介。
親しまれるSNS発信ができるようこれらのポイントに気を付けたいですね!
※弊社SNSアカウントでも担当スタッフが楽しい投稿を発信しています。ぜひのぞいていってください🐤
今回の研修まとめ
- 情報がきちんと伝わっているかアクセス解析で確認、改善する
- コンテンツは読みやすく、メッセージの伝わるものを心がける
- SNS発信は硬くなりすぎず、小まめに返信や更新をする
研修会に参加された方の感想
研修会に参加してくださった方はみなさんはSEOについてやや難しく感じられた方が多かったものの、画像でなくテキストにする意味などを考える貴重な機会になったようです。
▼「満足」と回答した方の声
・テキストの重要性を初めて知りました。SEO対策のためにも気を配りたいです。
・とても分かりやすかったです。今後ともよろしくおねがいします。
今後もご要望があればこうした企業研修会を開催していきたいと考えています。
Web広報やサイト制作・運用に関する研修会をご希望の方はお気軽にお問い合わせください!
ご清聴いただきありがとうございました!
webもり編集部
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