【節句人形専門店 人形のたいら】「行ってみてよかった!」ひな人形の見方が変わる♪こだわりの雛人形や五月人形がそろう、山陰唯一の無形文化財技術継承工房特約店|倉吉市
お子さんがいる家では毎年、桃の節句や端午の節句におひな様やこいのぼり、鎧兜を飾るというお家も多いと思います。
一方で最近ではしまう場所や飾る場所を確保できないなどの理由から、そういった節句人形を購入しない家庭も増えているようです。
でも、そもそも節句人形はどうして飾らなくてはいけないの?という疑問もありますよね。
そこで今回は創業大正二年、鳥取県倉吉市の「節句人形専門店人形のたいら」四代目店主平さんに、ひな人形やお節句について教えてもらいました!
節句人形には子供を守る形代の役割や親子のコミュニケーションツールとしての役割もあると聞いて興味津々✨
今回は倉吉市の節句人形店「人形のたいら」さんの魅力をご紹介します。
Contents
「人形のたいら」店舗の特徴
「人形のたいら」の創業は大正2年。倉吉市内、打吹山にほど近い伝統的建造物群指定区域内にあります。
創業からひな人形・五月人形・鎧かぶと・鯉のぼりをはじめとする節句人形や羽子板、盆提灯、お祭り用品などを中心に販売しています。
人形工房数日本一の埼玉県で無形文化財に認定される人形師 石川潤平氏の作品をはじめ、石川佳正、石川やすひろ、力石甲人、鶴屋半兵衛、むさしや豊山作品などを扱う、山陰唯一の特約店である「人形のたいら」。
磊楽人形工房(磊楽美術館監修作品)・石川潤平工房作品の人形は、工房内で一貫制作しデザインから仕上げまで行うめずらしい工房です。
デッサンを基に計算しつくされた美しさを追求した作品は必見。この工房で人形制作を続ける石川潤平氏は、無形文化財認定の技を持ち、天皇家にも数々の作品を献上してきました。
当店で取り扱う「磊楽人形工房( 磊楽美術館監修作品)」の人形師は、高い技術を継承し節句の文化を若い人にも伝える人形作りをしています。
ぜひお店で実物を見て技術の違いを確かめてみてくださいね。
山陰ではここでしか購入できない人形が多く販売されているんですね。
「どうしてひな人形を飾るの?」お節句の意味やひな人形とのかかわり方を人形のたいら四代目 平 真さんに聞きました
「人形のたいら」の四代目である平 真さんは、人形制作の技や工程、お節句行事についても詳しく、その魅力を1つ1つ丁寧にわかりやすく説明してくださいます。
人形の顏の細かな部分を手作業で仕上げていく職人技、使われている素材などの話は言われなければ気づかないこと・知らないことばかりで聞いていて面白く、興味深いもの。
今までよく知らなかった節句人形を飾る意味もお話を聞いてなるほどと理解することができました。
ひな人形とのかかわり方を新発見!お節句の意味とこどもの人生に寄り添うお人形とは
そもそも、3月にひな人形を飾るのは何のためでしょうか?
お人形はその子の形代と考えて、災厄をこの子の代わりに受けてもらう事で”大難を小難に、小難を無難に”という「お守り」の意味で飾ります。
平さんによるとお人形には生まれた子どもが健やかで優しい女性に育ちますように、良縁に恵まれ幸福を得られますようにという親の「想い」や「願い」が込められているのだそう。
また「ひな人形はパパやママ、おじいちゃんやおばあちゃん、家族との『思い出』や『願い』と共にお子様の人生に寄り添い、親や家族の『想い』を感じながらいつまでもそばで支え続けてくれるもの」と言います。
親から少しずつ教えてもらって自分で飾れるようになる過程で、「学んだり」「作法を身に着けたり」…上手にできたら親に褒めてもらえる喜びを感じながら、自分でお雛様のお世話をしているという感覚を持つことで、お人形に愛着が湧いてきます。
親子で楽しくお世話をしながら、物を大切に扱う事や人の愛情を感じたり、人にやってもらったことを感じ取る力がついたり。
お掃除や手洗いの習慣づけのきっかけになったり、生きていくための基本になる部分を家庭内で子どもに授けていくツールとして役割を感じて頂ければと思います。
購入タイミングは「初節句」じゃないとダメ?
お節句の人形は、子どもが生まれて最初の節句(女の子:桃の節句、男の子:端午の節句)に間に合わせるのが慣例になっているため出産前後の慌ただしい時期に購入を検討する方も多いと思います。
でも「出産前後は忙しくて初節句に間に合わなかった…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方も大丈夫!平さんに聞いたところ、最近では子どもがちょっと大きくなったタイミングでゆっくり買いに来る方もいらっしゃるのだそう。
お人形や鎧兜を買い慣れておられる方は、なかなかおられないと思います。
赤ちゃんが誕生してから日々忙しくされている中で、初節句までの時間や予算の制約もある中、短い時間で買い慣れない高価な節句品選びは大変だと思います。
これまでの経験や事例をもとにベストなアドバイスを心掛けておりますのでぜひお気軽にご相談下さい。
ひな人形の楽しみ方や節句の意味は「人形のたいら」さんのサイトにも掲載されています。
詳しく知りたい方はぜひこちらもご覧ください。
人形のたいらおすすめの雛人形「令和逸品飾り」
平さんおすすめのひな人形をご紹介いただきました。
赤い敷物(緋毛氈)の上に主役となるお姫様とお殿様を並べ、燭台・花器・歌碑を飾った【令和逸品飾り(れいわいっぴんかざり)】です。
今のお家に多い無地の壁を背景として活かした、主役のひな人形が映える飾り方が素敵ですね。屏風や台を選んで組み合わせることもできるそうです。
小さな子でも両手で持てるサイズ・重さ
令和逸品飾りのお人形は、小さな子でも両手で持てるサイズ・重さを意識して作られています。
そのため子どもが自分でお雛様のお世話をしながら、親から子へ基本のマナーや習慣を伝える機会を作ることができます。
またコンパクトな桐箱に全て納まるサイズなので片付けもしやすく、幼少期~老年期まで生涯そばに置きやすいサイズ。リビングや玄関などちょっとしたスペースにも飾れます。
磊楽美術館監修の高い技術で作られた人形は大人になってからも飽きの来ない造形美を楽しむことができ、人生のライフステージに寄り添うお人形として考えて作られたセットなんですね。
季節の飾りや癒される人形をそばに置きたい、自分へのご褒美に…と買われるシニアの方も多いそうですよ(^^)
もしも破損してしまったら、人形のたいらで相談可能
せっかく購入したひな人形。大事に扱っていてもふとした拍子に傷や汚れを付けてしまうことも考えられますよね。
「人形のたいら」ではお人形購入後もさまざまな相談が可能です。
破損の状態や作品によって修理や修復が可能なものとそうでないものがございます。
また、無償で済むものとそうでないものがあります。人形や状態によって修理等の内容・費用が異なります。
まずは、お気軽にご相談ください。
たいらさんでひな人形を購入された方の中にも「子どもがうっかり人形に傷をつけてしまった(>_<)」なんて相談が実際にあるのだそう。
お人形について困ったことがあれば「人形のたいら」さんに連絡してみてくださいね!
│どうしてもお別れしないといけない時は│
もしも厄から守ってくれた節句人形を手放さなくてはならなくなったときは、リサイクルに出したり人に譲ったりするのではなく、お寺や神社などの「人形供養」で感謝を込めてお別れをしてあげるのが一番良い方法。人形供養は「人形のたいら」さんを通して依頼することもできます。
「節句の後、ひな人形のしまい方・保管方法に困った…」そんなときも平さんに相談することができます。
平さんに聞いた人形の保管方法はこちらの記事でご紹介しています。ぜひご覧くださいね
「人形のたいら」で節句人形を購入した方の声をご紹介
人形のたいらで節句人形を購入した方の中には県外からのリピーターさんや2人目、3人目の赤ちゃんが誕生して姉妹の人形を購入される方も多いのだそう。
”毎年親子で飾る”ことを平さんに聞き、「飾るたびに子どもの成長が感じられる」と喜びを実感されている方もいらっしゃいます。
【購入した方の声】
人形の印象や見方が変わりました!長く愛着を持って過ごせそうです。 |
子どもの成長を感じながら楽しめるのはいいですね! |
いろんな条件を聞いてもらって、私好みのオリジナルセットができました。大満足です。 |
コンパクトだから海外転勤にも持って行けました。海外の自宅に飾ると現地の人にも日本の文化ということで興味深く見てもらえました。 |
『ひな人形に使ってほしい』と娘の誕生祝い金を両親からもらい、はじめはひな人形以外の使い方のほうが子どものためになるのでは、と迷っていました。 人形のたいらさんで迷っていることを話してみて”ひな人形を通して子どもに育まれる感性や経験の方が大切だ”と感じ、ひな人形を購入してよかったと思います。両親も喜んでいました。 |
「人形のたいら」さんのサイトでは実際に購入された方が自宅に飾っている様子も多数紹介されています!飾り方の参考にしてみてくださいね!
おわりに
今回は倉吉市の節句人形販売店「人形のたいら」さんをご紹介しました。
ひな人形は子どもの生涯のお守りであり豊かな心を育むツールになる、ということを初めて知り、平さんの熱量の高い解説でお節句行事がぐっと身近に感じられるようになりました。
店舗に工房の人形師さんがいらっしゃって名入れや制作実演をされる会や米子しんまち天満屋での人形の展示などもされています。
ひな人形、鎧兜の購入を検討されている方はもちろん、お節句行事について知りたい方やすでにお持ちのお節句人形についてメンテナンスや飾り方の相談をしたい方など気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか(#^^#)?
所在地 | 鳥取県倉吉市西町2708 (2号館:鳥取県倉吉市西町2715) |
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営業時間 | 9:00〜18:00 |
定休日 | 元旦、9月~11月は水曜定休 |
駐車場 | 4台分あり。 ※満車の場合は近隣の市営駐車場(徒歩1分)がご案内されます。お買い上げの方はチケットが出してもらえます。 |
電話番号 | 0858-22-2391 |
公式サイト SNS |
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外部サイト |
駐車場
駐車場は店舗の東側スペースに4台分あります。
店舗駐車場がいっぱいの場合は倉吉市営新町駐車場 (徒歩1分)が利用できます。購入の方にはサービス券が出してもらえます。
│ひな人形は1月が購入予約のピーク!│
たいらさんではひな人形の予約は年中受け付けていますが、3月3日のひな祭りに間に合わせたい場合は、早めに下見を始めておくのがベスト。
11月上旬には店頭にひな人形が並び、1月が予約のピークとなります。それを超えると人形によっては品切れになってしまうこともあるそうなので早めの相談がおすすめ。
\事前連絡で駐車場&ご相談時間の確保ができます!/
▼【7ステップで迷わない!ひな人形の選び方】記事はこちら
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