webディレクターは年収アップとやりがいをもとめて転職していきます
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2020年05月22日
WEBディレクターのポジションまで到達した方は次の転職がやりやすいのはWEB業界全体にいえます。
WEBディレクターというのは、「どれかの能力に秀でている+コミュニケーションスキルがある」という人間が行う業務で、需要が常にあります。なので転職先が見つけやすく、転職頻度も多くなっています。
逆をいうと、キチンとした実績がないとWEBディレクターという肩書きだけで転職ができません。それほどWEB業界は甘くありません。
WEBディレクターは買い手ではなく売り手市場
数年前に私がWEBディレクターから転職した時の経験から言うと、WEB系の職種は人手が足らなくて、いつの時代も売り手市場です。
世間では「WEB業界は買い手市場だ」というように言われていますが、一定以上の実力を持っている人間に対しては、売り手(従業員)が会社を選べるぐらいに豊富な転職市場となっています。
求められるスキルは「コミュニケーションスキル」と「何かに秀でたスキル」で、スキルはプログラムでもデザインでも企画力でも営業力でも何でも構いません。
転職理由は給与への不満と開発現場の仕事を求めて
転職理由として様々なモノが挙げられますが、基本的には福利厚生や給与といった「お金に関する部分」と仕事の価値観や、やり甲斐といった「仕事に対する考え方」のどちらかに分かれる事になります。
WEB業界に就職しようとした人間のほとんどは「自分で何かを生み出したい」というクリエイティブな考えを持っている人間が多いですが、一定の能力を身に付けるまでが薄給なことが多く、巷で言うところの「ブラック企業」が多い業種でもあります。
そのため、労働に見合った報酬が支払われないことも多いので、転職をするという人が多いのが実状となっています。
また、やり甲斐の部分に関わることですが、WEBディレクターを長く受け持っていると、WEBプロデューサーに昇格しないかという内示を頂くことが多いです。WEBプロデューサーに昇格すると、給与が増えて今の待遇よりも良くなることが多いのですが、それを拒否する人間も多いです。
一般的なサラリーマンの場合は、昇格となると喜んで引き受けることが多いですが、これがWEB業界の不思議なところです。
WEBディレクターは「開発の責任者」という見方をすることが出来ますが、WEBプロデューサーというのは「プロジェクトの責任者」ということになり、開発に携わる機会がディレクターに比べると極端に少なくなってしまいます。
そのため、第一線で仕事がしたいと考えている方はWEBプロデューサーへの昇格を蹴って、WEBディレクターで居続けるか、それを受け入れてもらえない場合に転職をするということになります。
Webディレクターの転職頻度は人によりけり
WEBディレクターの転職頻度は、多い人はプロジェクト単位に転職するというような人も存在します。これは、フリーランスに近い行動になっていますが、プロジェクトごとに招聘されてWEBディレクションの業務を担うという形になります。
その反面、10年以上も転職をしないという人も多くなっていますので、転職の頻度とWEBディレクションを行ってきた年数に関しては因果関係が無いものとされます。このように、個人差によるところが大きくなっています。
WEBディレクターに任命されてから3年~5年程度の経歴があればある程度の技術力やノウハウを持っているということが証明できます。また、年数による経歴が存在しなくても、自分が関わったプロジェクトを証明することで過去の経歴を証明することも可能なので、大きなプロジェクトでWEBディレクターを務めたというのは、それだけで大きな資産となります。
転職はどうやって?転職エージェントと知人のツテから
WEBディレクターの転職に関する企業探しについては様々な方法がありますが、一番手っ取り早くて安心できるのは転職エージェントの利用です。WEB業界には様々な人材紹介会社が存在するので、そこに登録をして自分の実績を記載しておけば、企業側から勧誘されることになります。
もう一つは自分の独自のルートを使う方法です。前の会社に在籍していた時に知り合った人の会社で働くというもので、能力のある人は多いです。
知人経由で転職するメリットは、会社の雰囲気を予め分かっているということ。自分がどのように扱われるのか、どういう待遇なのかということが分かっているので働きやすいです。デメリットは、実際に働いてみて自分の希望と違った場合でも、紹介してくれた人のことを考えると辞めにくいという点です。
そんなコネは持っていない、コネに頼りたくないという方は人材紹介会社に登録をして転職エージェントのサポートをうけながら企業を探すというのがよくある流れとなります。
人材紹介会社に登録をする際には、「登録をして待つ」という行動ではなく、「登録をして探す」という行動が多くなっています。そのため、複数の人材紹介会社に登録をして、自分に合った職場を探すというケースが多いです。WEBディレクターのようなクリエイティブ系の企業を探すケースでは行動力の高い人が多いのが特徴だと思います。
まとめ
一定のレベルに達しているWebディレクターは売り手市場です。年収増加ややりがいを求めて転職する人が多い業界となっています。自分の立ち位置を客観的に把握できている人は問題ないですが、自信がない場合は業界を知っている転職エージェントなどを利用して。自己分析してもらいましょう。
というのも、WEBディレクターに選ばれるということは、会社内で一定のスキルを要しているという証明にもなりますが、それはあくまでも「会社内」でのこととなりますので、そこを勘違いしてしまっている人がいます。業界的に見た時に自分のスキルがどの程度なのかということを正確に理解しておく必要があります。
参考URL
webディレクターの採用と転職活動の難しさ | webディレクターの阿呆な研究
https://www.webd-labo.com/?p=1742