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【鳥取で働くシェフ&学生が創作レシピで勝負】「食パラダイス鳥取県若手料理人コンテスト」最優秀者が決定!ぜひ店舗で腕前を味わってみて♪

お知らせ

2024年10月にトリーでもお知らせしていた鳥取県主催の「食パラダイス鳥取県若手料理人コンテスト」。35歳以下のプロの料理人と学生部門に分かれて競われ、入賞者が決定しました!

今回はその審査結果をレシピとともにお知らせします。

さっきゅう
さっきゅう

星空舞を始め地元食材を使った創作レシピの数々は地元民の私も興味深々♪(#^^#)

シェフの腕前はぜひ所属店舗で味わってみてくださいね!

「食パラダイス鳥取県若手料理人コンテスト」の概要

鳥取県が主催する「食パラダイス鳥取県若手料理人コンテスト」は、鳥取県の食を支える有望な料理人を幅広いジャンルから掘り起すことを目的に、県内の若手料理人や料理人を目指す学生の創意工夫を競うコンテストとしてその第1回目が2024年11月(試食審査)に開催されました。

コンテストの審査は(一社)全日本司厨士協会米子支部、(一社)鳥取県調理師連合会惣和会といった県内を代表する料理人団体によって行われ、選ばれたコンテスト優秀者は、県内有数のメディア等により受賞(受賞者名、店名、レシピ等)がPRされるため、今後の料理人活動にとっても大きな実績となります。

レシピは2つ考案し、「星空舞を使用し、鳥取県の伝統料理や郷土料理をアレンジしたもの」などの要件がありました。

第一回目の今年、プロの部・学生の部に多くの応募が集まり、見事レシピ審査、調理・試食審査を通過した6名の入賞者が決定しました。

▼コンテスト詳細・参加者募集記事はこちら(2024年度の募集・開催は終了)

プロフェッショナル部門入賞者

最優秀賞 氏名:藤本 一 (貝殻節の里 旅風庵)

<メニューの材料・分量(1人分)>
星空舞1合、油揚げ1/2枚、大山どり1/4枚、人参少々、牛蒡少々、椎茸少々、スルメの麴漬15g、三つ葉少々、五色あられ少々、刻み海苔少々
<作り方>
①鶏肉、牛蒡、人参、椎茸をお米と合わせて炊く
② 油揚げ半分に開く。出汁で炊く。
③ 炊いた油揚げにおこわを薄く広げて巻いていく。
④ 適当な大きさで包丁で切る。
⑤ お椀に盛り付け、天にスルメ麹、刻み海苔をのせる、
⑥ 吸い地をはり三つ葉、五色あられを散らす。
<レシピ考案者からのPRポイント>
いただきはお揚げにお米、野菜を詰めて出汁で炊く料理ですが、お揚げとおこわを別で炊き、おこわをあお揚げで巻きました。そしてもう一つの郷土料理であるスルメの麹漬けを使い、シンプルに吸い地に溶いて食べる出し茶漬けに仕上げました。
<メニューの材料・分量(1人分)>
平目100g、サーモン100g、白ネギ1/4、長芋1/4、丸十1/4、カダイフ50g、
ペシャメル少々、ねり胡麻少々、ほうれん草1/2
<作り方>
① 白ネギと長芋を焼く。焼き色を付ける。
② 平目は打ち粉をして綿棒で叩き伸ばす。
③ サーモンは包丁を入れて開く。
④ ほうれん草をゆがき、氷水に落とす。水分を取る。
⑤ ほうれん草と出汁でミキサーにかけ、ペーストにする。
⑥ ペシャメルソースを作り、ほうれん草ペースト、ねり胡麻、醤油、砂糖で味付けをする。
⑦ 平目、ほうれん草、焼きネギを並べて巻く。カダイフをつける。
⑧ サーモン、ほうれん草、焼き長芋の順に並べてカダイフを付ける。
⑨ 油で揚げ、適当な大きさで包丁で切る。
⑩ 器に盛り付け、ソースを引く。前餅、紅葉であしらう。
<レシピ考案者からのPRポイント>
県魚である平目と琴浦のグランサーモンを使いました。
平目の方には焼きネギとほうれん草を芯に巻き、サーモンの方には焼き長芋とほうれん草を巻いてカダイフで揚げました。
ソースはベシャメルソースにほうれん草と白胡麻ペーストを合わせたソースでご飯に合うように仕上げました。

・審査員からのコメント

<高塚シェフ>

最優秀賞おめでとうございます。カダイフ等を使い、食感が食べてて楽しかったです。今回の結果に満足せず、さらに腕を磨いていってください。

<井上シェフ>

アイデアもよく、カダイフで包んで揚げるフレンチで使われる技法を和食に取り入れ、美味しく頂きました。個人的には平目もサーモンももう少し薄ければ、もう少し全体的にまとまったと思います。

<秦料理長>

まずは提供された料理の完成度に関心させられました。中でも「いただき」を鳴門に巻く発想が素晴らしいと思いました。これからも一層腕に磨きを掛けて欲しいです。

<宮崎料理長>

郷土料理のいただきを雑炊の様にアレンジし、星空舞一粒一粒が具材と共にお出汁と調和がとれている するめ麹漬けが添えてあり、蓋を開けた時の柔らかな麹の懐かしい香り、お揚げの油分と合わさった滋味深いコク、ふる郷と海の幸、里の幸が詰まった椀物でした。 県魚平目と琴浦グランサーモンについて、白葱、長芋を巻き揚げてあり、一体感あるなめらかな食感と、県産野菜の余韻ある上品な甘さ、御飯に合うように練り胡麻が入った鮮やかな法蓮草のソースで、色づき始めた紅葉、公孫樹をかたどったさつま芋で郷土の季節を表していました。

優秀賞 氏名:岡田 力樹(SO-JU)

<メニューの材料・分量(1人分)>
鶏モモ100g、鶏ムネミンチ20g、豆腐(絹)5g、生クリーム5g、卵白5g、
星空舞5g、オリーブオイル15g、水45g、ベビーリーフ15g
<作り方>
① 鶏モモを開き、塩コショウしておく。
② ミンチ、豆腐、生クリーム、卵白を合わせてムースを作る。
③ ①にムースを入れて巻き、蒸し器で火を入れる。(15分)
④ 野菜を切ったものをソテーしてブイヨンで炊き、鶏の出汁をスープに移す。
⑤ 米粉とオリーブオイル、水を合わせてフライパンで焼きチュイルを作る。
⑥ ガランティーヌをカットして盛り付ける。
<レシピ考案者からのPRポイント>
郷土料理は、いただきや大山おこわがよく挙げられますが、私は「じゃぶ」を選びました。今回一番のポイントが星空舞のお米ではなく、米粉を使い、料理に組み込みました。そして1つの料理工程で2つの料理に仕上げる所がポイントで、テーマに沿い、創造的、独創的で手軽に作れるようにレシピを考慮しました。
郷土料理のじゃぶは鶏、ゴボウ、にんじん、豆腐が入るので、それを洋食に構築し、豆腐はムースにして鶏はガランティーヌの形にして、星空舞の米粉を使い、チュイルを作り、じゃぶは汁物ですが皿に置き換えて、2品目のカレーの汁物と被らないようにおかずと合う料理に変化させました。
<メニューの材料・分量(1人分)>
牛蒡20g、にんじん20g、玉ねぎ20g、白ネギ20g、椎茸20g、
市販のカレールウ20g、星空舞50g
<作り方>
① 野菜を一口大にカットして一品目の料理工程で軟らかくなるまで煮る。
② 軟らかくなったらカレールウを入れて完成。
<レシピ考案者からのPRポイント>
鳥取県食材を使い、一品目の料理工程を派生しました。カレーの消費量が1位を取ったこともあるので親しみやすいと思い、今回のコンテストに組み込みました。

・審査員からのコメント

<高塚シェフ>

よく頑張っていたと思います。ガランティーヌは抜群の完成度でした。精進して次は最優秀を目指してください。

<井上シェフ>

ガランティーヌが美味しかっただけに、カレーにもうひと工夫欲しかったと思いました。

<秦料理長>

予選審査時から料理レシピを視させていただきこの料理に対しての熱い物を感じました。総合得点も僅差でしたが素晴らしい出来映えでした 大山どりのガランティーヌはこのままお店で提供できる完成度で ほんとに素晴らしい料理どれも美味しく頂きました。

<宮崎料理長>

星空舞を使用した県産野菜のカレーライスは、粒感がしっかりし、野菜切り方もそれぞれ本来の持ち味が分かりやすい満足感あるサイズで、定番ながらも大地の下で育まれた、根菜のどこまでも優しい味が広がっていました。 郷土料理じゃぶは煮物ですが、大山どりでガランティーヌに仕立てとして洋風にお皿の上で表現していると思いました。 口の中で溢れる旨味と香ばしさ、大山生クリームの入った豆腐のムースがフォアグラのような、濃厚な味と最高の口溶けを生み出しており、輝く米粉のチュイルを添えて、夜空を表す器に星取県がうまく描かれていました。

優秀賞 氏名:蓮佛 蒼(日ノ丸観光株式会社「ホテルニューオータニ鳥取」)

<メニューの材料・分量(4人分)>
星空舞450g、やなぎまつたけ1P、五目釜飯の素1箱、三つ葉2
<作り方>
① 星空舞3合を水で研ぐ。
② 炊飯器に①と五目釜飯の素を箱に書いてある分量の水、豆腐竹輪を切らずに1本、やなぎまつたけを3cmぐらいの長さに切って入れる。
③ 早炊きで炊き込む(約40分)
④ 炊きあがったら豆腐竹輪をくずすようにしながら全体を混ぜ合わせる。
⑤ 刻んだ三つ葉を上に乗せ、茶わんに盛り付けて完成。
<レシピ考案者からのPRポイント>
普通のどんどろけ飯は豆腐を水切りし、炒めた物を炊き込みご飯にするが、水切りや炒めるのが手間なので代わりに鳥取名物の豆腐竹輪をそのまま御飯に入れて炊き込みました。鳥取県産の柳まつたけを入れて触感も楽しめる御飯にしました。炊き込みご飯の素を使うことで手間と時間を減らし、簡単に鳥取の郷土料理を楽しめる一品だと思います。
<メニューの材料・分量(1人分)>
SPF豚ロース2枚、椎茸1個、きくらげ15g、ブロッコリー30g、ぎんなん15g、
人参13g、白ネギ15g、三つ葉5g、生姜5g、だし汁200cc、片栗粉適量、
塩コショウ適量、酒小さじ1、みりん小さじ2、濃口醤油小さじ1、薄口醤油小さじ2、
てんぷら粉30g
<作り方>
① 人参は皮付きのまま千切りにする。椎茸は細長くスライスし、生きくらげは細切りする。
② だし汁200ccに酒小さじ1、みりん小さじ2、濃口小さじ1、薄口小さじ2を合わせたものを火にかける。軽く沸いてきたら①を入れて火を通す。火が通ったら水溶き片栗粉でとろみをつけ、生姜5gをすりおろしたものを入れる。最後に刻んだ三つ葉を入れて、あんの完成。
③ 豚ローススライスに塩コショウで下味をつけ、細長く切ったブロッコリーを芯にし、巻いてつまようじでとめる。
④ ③に打ち粉をし、天ぷら粉をつけ180℃の油で揚げる。銀杏は素揚げにする。
⑤ ④を2等分にした物を4つ器に盛り、②のあんかけをかけて、天盛りに白髪ねぎをのせて、揚げた銀杏を周りに散らして完成。

・審査員からのコメント

<高塚シェフ>

調理の段取り、速度感、料理の味、彩り等どこをとっても素晴らしかったと思います。次はもう少し挑戦した料理を食べてみたいです。

<井上シェフ>

個人的にはどんどろけ飯は少し味が薄かった感じがしました。SPF豚のきのこ餡掛けが味が良かっただけに、少し残念な感じでした

<秦料理長>

仕事がとても綺麗で無駄な動きが無く普段からの仕事がテキパキと出来てるのが感じられ 料理の仕上がりも課題の要件を満たし二品共に美味しい料理でした。SPF 養豚(病原体を持たない豚)を利用するなど衛生面に気を使っての仕事が素晴らしい。

<宮崎料理長>

東部から中部にかけての郷土料理であるどんどろけめしを豆腐ちくわと鳥取産の出汁を使い、ご家庭でも手軽に美味しく作れる様にアレンジしてあり、星空舞、豆腐竹輪を使用し調理する事により、一口一口しっかり味わい深く、関わる方々の愛情、先人の偉大な知恵と長い歴史が伝わるよう、現代の料理人が考案したどんどろけめしでした。
鳥取県産豚肉を御飯に合うように調理してあり、スライス肉で大山ブロッコリーを巻き天ぷらにして、県産きのこの餡でまとめる料理で、プロの技も入れながら、どんどろけめし同様にご家庭に意識をおいて考えられていて炊きたての星空舞がすすむように追求されたとても美味しい御料理でした。

学生の部入賞者

最優秀賞 氏名:安藤 慎之介(鳥取県立米子南高等学校)

<メニューの材料・分量(1人分)>
モサエビ12g、ねばりっこ12g、白身のすり身25g、かつおだし20g、卵13g、いぎす4g、かつおだし54g、しょうが汁数滴、柚子皮少々、青菜茎1本、海老だし25ml、醤油4g、みりん1.5ml、水溶き片栗粉5g(水5g)、片栗粉8g
<作り方>
① 海老を刻み、すりつぶす。白身のすり身を数回に分けて加えて、する。
② すった長芋、卵白、出汁、片栗粉を加えよく混ぜる。
③ 容器に入れて強火で3分、弱火30分蒸す。
④ 粗熱が取れたら中火で10分煮たいぎすを上から入れ固める。
⑤ もさえびの出汁、醤油、みりん、しょうが汁を水溶き、片栗粉でとろみをつける。
⑥ 青菜の茎をさっと茹でる。いぎすを切って青菜、柚子皮を盛り付けあんをかけて完成。
<レシピ考案者からのPRポイント>
磯の香りの強い「いぎす」の上に旨味の強い「もさえび」を主として特産品の長芋や白身魚で作る海老真丈を合わせた鳥取の恵みの香り旨味満載の二層の寄席ものです。モサエビの殻からとった香りや旨味の効いた海老出汁あんが全体をひとつにまとめ上げます。
<メニューの材料・分量(1人分)>
鶏モモ2/3枚、牛蒡10g、ピーマン0.5個、砂糖6g、酒38ml、濃口醤油15ml、
星空舞180g、あごだし125ml、塩1g、卵15g、塩0.3g、砂糖1g、板わかめ適量、粉山椒適量、わさび適量、らっきょう適量、大葉適量、片栗粉大さじ1、サラダ油適量
<作り方>
① 肉を筋切りしてたたきカットする。
② 肉に片栗粉をまぶし、皮目から焼き、油抜きする。
③ 鍋に調味料をあわせて、肉に絡ませる。
④ ピーマン、牛蒡を炒める。
⑤ あご出汁を取り、塩と醤油で味付けする。
⑥ 錦糸卵、千切り大葉、白ネギスライス、板わかめ、粉山椒、わさびを盛り付ける。
⑦ 飯の上に牛蒡、ピーマン、鍬焼きを盛り付け、出汁と薬味を添えて完成。

・審査員からのコメント

<高塚シェフ>

最優秀賞おめでとうございます。
学生とは思えない完成度でした。
県外で負けないように、立派な料理人になって戻ってきてください

<井上シェフ>

とっとり満天星空鍬焼きは応募写真と実際作られたものが違っていたのが、味がよかっただけに残念でした。

<秦料理長>

高校生で独創性に優れた料理将来が楽しみで仕方ありません。ひつまぶしからのアレンジで鶏も柔らかく出汁を掛けて食べるスタイルは食べやすく何杯でも食べちゃいそうです。これからも色んな大会に参加してほしいですね。

<宮崎料理長>

伝統料理いぎすをモサエビの真丈と共に二層に寄せたアレンジ伝統料理で、海からの恵みが相まった、良く考えられた調理法で、エビの殻で引いた出しの餡を掛け仕上げる、全てを活かす想いが伝わりました。
鳥取の食を全て感じとれる様な申し分い料理で、考案者の熱い気持ちを感じ、お茶づけ風の出汁も、まろやかやな膨らみのあるアゴ出汁でまとめ、郷土特産の薬味で変化を付ける大山どりの甘辛い鍬焼きでテーマに沿った星空舞が申し分ないお料理でした。

優秀賞 氏名:小河 ユキ(鳥取県立米子南高等学校)

<メニューの材料・分量(1人分)>
星空舞100g、油揚げ1枚、人参8g、牛蒡7g、干し椎茸1/2、水200cc、醤油大さじ2/3、砂糖大さじ1/2、みりん小さじ2/3、ブロッコリー8g、ベニズワイガニ15g
A・・・料理酒大さじ1/4、すりおろしにんにく大さじ1/4、すりおろし生姜小さじ1/4、ごま油小さじ1/4、塩コショウ少々
<作り方>
① 米は洗ってザルにあげ、水気を切る。
② 牛蒡はささがきにし、人参は1cmの長さに短冊切りにする。干し椎茸はぬるま湯で戻し、軸を切り、薄切りにする。
③ 油揚げは熱湯を回しかけて油抜きして、三角形の一辺に切り目を入れる。
④ ①の米、②の牛蒡、人参、椎茸を合わせ、③の油揚げに八分目ほどの量を詰め、爪楊枝で口を留める。残りも同様に作る。
⑤ 鍋にAを入れ、④を並び入れ、落し蓋をして強火にかける。
⑥ 煮立ったら中火にし、途中2~3回竹串で油揚げに穴を開け、20分ほどコトコト煮て、汁がなくなるまで煮含める。
<レシピ考案者からのPRポイント>
鳥取県西部の弓浜部で日常的に食べられてきた「いただき」に同じく西部の境港で多く水揚げされているベニズワイガニの身をふんだんに使って、贅沢なうまみを追加しました。見た目もインパクトがあるように赤い蟹の甲羅を飾りました。
<メニューの材料・分量(1人分)>
モサエビ10尾、にんにく1/4片、生姜1/4片、長ネギ1/3、豆板醤小さじ1/4
水溶き片栗粉大さじ1/4、ごま油大さじ1/4、サラダ油大さじ1/4
A・・・料理酒大さじ1/4、すりおろしにんにく大さじ1/4、すりおろし生姜小さじ1/4、ごま油小さじ1/4、塩コショウ少々
B・・・ケチャップ大さじ1/2、鶏ガラの素少々、濃口醤油小さじ1/4、砂糖小さじ1/4、水大さじ1/2
<作り方>
① エビは殻と背わたを取り除き、水で洗う。ボウルに入れ、Aを揉みこむ。
② ニンニク、生姜、長ネギはみじん切りにする。
③ Bを混ぜ合わせる。
④ 中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、②のニンニクと生姜を入れて熱する。ニンニクと生姜の香りが立ったら①、豆板醤を入れて炒める。
⑤ エビの両面が色づいたら③、②の長ネギを入れ、中火で煮詰める。
⑥ 水溶き片栗粉を入れて混ぜながら中火で熱し、とろみがついたらごま油を回しかける。火から下ろし、器に盛り付けて完成。

・審査員からのコメント

<高塚シェフ>

調理内容や料理の中に、女性らしい細やかな部分と男性のような大胆な部分を感じました。研鑽を積んで素敵な料理人を目指してください。

<井上シェフ>

いただきは少しお米が硬かったように感じました。エビチリはモサエビ特有の甘みが出でいて良かったと思いました。

<秦料理長>

郷土料理の代表である「いただき」をとても美味しく仕上げてありました。食べてホッとする癒しの御飯でした 猛者海老のチリソースは彩野菜を加えると仕上がりがもっと良くなると思います。

<宮崎料理長>

郷土料理いただきの中に、紅ズワイ蟹を入れた星空舞を入れ炊き込み、ジューシーでとても食べごたえがあり、磯の風味が強く残る贅沢にアレンジした正に県西部の郷土恩恵の料理で盛り付けも豪華で艶やかでした。
海老チリをモサエビにて丁寧に作り、誰もが美味しいという中華風に仕上げられていました。県特産の白葱もたっぷり入り、ご家庭でも気軽に再現出来る御飯が進む逸品でした。

優秀賞 氏名:松村 颯也(鳥取県立米子南高等学校)

<メニューの材料・分量(1人分)>
星空舞100g、醤油大さじ1、大山鶏100g、薄力粉50g、塩小さじ1/2、ブラックペッパー小さじ1/2、バジル適量、卵2個、マヨネーズ大さじ2、酢小さじ1、砂丘らっきょう10g、レタス10g、トマト50g、揚げ油適量
<作り方>
① 鶏肉に塩、ブラックペッパー、バジルをよく揉み込み漬けておく。
② ライスを半分ずつに分け、セルクルでバンズ風に整形し、表面を焼く。
③ カリカリになったら10cm程度まで延ばし、醤油を付けてもう一度焼く。
④ 鶏肉を溶き卵(1個分)にくぐらせて、薄力粉と片栗粉を混ぜた粉をつける。
⑤ 鶏肉を200℃の油で黄金色になるまで揚げ、一度取り出してから二度揚げする。
⑥ 湯を沸かし、沸騰した湯に卵を入れ8分間茹で、殻をむく。
⑦ らっきょうをみじん切りにし、ゆで卵を潰して混ぜ、マヨネーズを加え更に混ぜる。
⑧ レタスの水気を取る。
⑨ ライスの内側の面に⑦を塗り、レタス、⑦、鶏肉を挟む。
<レシピ考案者からのPRポイント>
肉厚な大山鶏フィレオをシャキシャキのレタスや地元野菜であるトマト、星空舞のライスハンズで挟んだ鳥取あふれるバーガーです!更にソースには鳥取の名産物「砂丘らっきょう」を使ったタルタルソースを使っています。
<メニューの材料・分量(1人分)>
ねばりっこ(長芋)100g、片栗粉大さじ2、揚げ油適量、塩小さじ1/2、白ネギ50g、パセリ小さじ1/2
<作り方>
① 長芋は皮を向いて棒状に切り、白ネギは斜め切りにしてそれぞれに片栗粉をまぶす。
② 多めの油で①を黄金色になるまで揚げる。
③ 長芋と白ネギに塩、パセリを加えて混ぜる。
<レシピ考案者からのPRポイント>
バーガーのお供といえばみんな大好きフライドポテト!ではなく、こちらもジャガイモの代わりに鳥取の名産であるねばりっこと白ネギを使っています!普通のハンバーガーやポテトとは味や食感がひと味もふた味も違う新感覚をお楽しみください!

・審査員からのコメント

<高塚シェフ>

ライスバーガー美味しかったです。長芋のフライは形よりも長芋の食感が活かせるともっと美味しくなると思います。頑張ってください。

<井上シェフ>

ライスバーガーはいいアイデアだと思います。ライスの焼き具合も丁度よく、美味しく頂きました。フライねばりっこも良かったです。

<秦料理長>

まずは星空舞をライスバーガーにしようと発想が素晴らしいですね 若手料理人ならではの発想だと思いました 長芋のチップもカリカリに揚げてありとても美味しかったですね。

<宮崎料理長>

バンズを星空舞にて作り、大山どりフィレオと、鳥取名産らっきょう入りタルタルソースで重ねた、こだわりの詰まった御料理でした。食べる程に楽しく、豊かさを感じる事ができました。
長芋を使用したホクホクしながらも、軽やかなフライドポテトと、甘く香ばしい揚げた白葱を口に運ぶと自然と笑顔が生まれました。

おわりに

今回は第1回目として開催された「食パラダイス鳥取県若手料理人コンテスト」の入賞者とレシピをご紹介しました。

気になるシェフのお店にはぜひ訪れて、その腕前を味わってみてはいかがでしょうか(#^^#)?

プロ部門のレベルの高さはもちろん、学生部門の料理の完成度にも驚きます。

鳥取県の食の未来が楽しみですね♪

とりぃ
とりぃ

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